羽曳野BROOM

2013年3月24日日曜日

BRUTUS 2013年4月1日号

昨年末ぐらいからPOPEYEやBRUTUSの表紙にやられ、すっかりマガジンハウス社の戦略にハマっているワタクシですが、中身を見て買うとかではなくほとんどが表紙買いで、逆に言うと、それまでよく買っていたFREE&EASYがいまいちハマらなくなってきたせいかなあと思ったりもします。

そして今月もその流れは続き、



2013春夏ファッション特大号と銘打たれたBRUTUSを購入。

やっぱり表紙買いでした。
買う割に、グラフィック的に目で見て楽しむだけで、それほど熱心に中を読んではいない自分には、POPEYEとBRUTUSの違いがよくわからないのですが、とりあえず僕らの好きなアメカジチックではなく、シュッとしたPOPEYEが恐らく言いたいのであろうシティーボーイを目指す雑誌という事なんだと思います。

ただ、古着がそれほど熱心に紹介されているわけでもないのですが、少しいいモノを持ちたいなぁと思い始めた我々30代男性には要所要所で参考になる特集やアイテムが紹介されていたりもして、その辺りは普段、ヴィンテージやアンティークといった方面にしかアンテナを張っていない自分には、非常に参考になったりもするわけです。

参考になっても、なかなか手が出る価格のモノではなかったりするんですけどね。

その最たる例が、この下着特集。




愛用してきたチャンピオンのパンツがかなりくたびれてきているので、下着を新調したいと思っている僕にはちょうどピッタリの企画だったのですが、掲載商品は・・・

SUNSPEL 5040円・COMME DES GARCONS HOMME 10500円(3枚)・ZIMMERLI 6510円・CALVIN KLEIN 3150円・POLO RALPH LAUREN 2415円・HANRO 7875円・INDIVIDUALIZED ACCESSORIES 5985円・N.H.TPES BARRACKS KIT 5040円

・・・唯一、ラルフが3000円を切っていますが、それでも高い。
着替える時などに脱いだ時に、サラッといいアンダーウェアを着けていたいという気持ちはありますが、とてもとても手が出ません。

頻繁に女性の前で脱ぐ機会のあるシティーボーイなら良かったのですが、30代子持ち、オマケにブスとくれば、そういう機会も望めず、それなら他の事にお金を使おうと思ってしまいます。

その辺がシティーボーイにはなれない部分でしょうか。

ただ、その中でもしっかり心をつかまれる特集もあり、



DENIM LIFE
リーバイスビンテージクロージングを監修する大坪洋介さん、中目黒のヴィンテージショップ・ジャンティークのオーナー内田斉さんの対談とアイテムは必見。
かっこいいです。

そして、個人的に最も嬉しかったのは



あなたの知らないBICのレキシ
すっかり禁煙成功者になり、ライターに縁遠くなり、手にする事が少なくなりましたが、大好きなBICの歴史が特集されていました。

何よりサヴィニャックデザインのBIC BOYが最高に可愛いらしいのですが、ライターやボールペンなども安価なのに非常に使いやすくて、本当に素晴らしい製品を出している会社です。

過去にも、CHEROKEE BIC LIGHTERBEAMS & FIELD NOTES ボールペンなど間接的に登場していますが・・・
って、あれ?そんなに紹介していませんでしたね・・・
もっといろいろ紹介していると思っていました。
その辺はまた今度。

勿論、まだまだたっぷり270ページ。
それでいて680円というお値打ち感が何より素晴らしいです。

おわり。