三月は順調にサクセスも伸びたF-STREETですが、ここ一週間はショップ詳細ページを作成したり、大阪古着屋マップの製作に取り掛かってみたり、毎日、あれやこれやどうやったら便利になるかを必死に考え更新していた割に、完全な停滞気配で、なかなかにストレスの溜まる展開だったのですが、昨日はアメリカ村古着屋BIGMANさんや高円寺の古着屋s.oさんが紹介してくださったお陰か順調に伸び、過去最高を叩いてくれまして、一週間分の努力が報われた気がしました。
今日は昨日も宣言しました通り何か載せようかなぁと、写真のストックを見渡してました所、この辺りは、語る部分も多くて、なにげ最も書く事に困る土曜日の記事にはありがたいアイテムだなぁという事で引っ張り出してきました。
入荷日やセールが基本的に土曜に開始されることが一般的ですので、土曜のブログが最もニュースの少ないブログになってしまうんですよね。
毎週毎週「○○さんの入荷日は行かれました?」では、もっちのレポートの「後に述べますとおり」で字数稼ぎのように手口がバレてしまいますし。
そんなわけで、これまで、ファッションセンス梅干しな上に大したモノも持ってないのに、F-STREETの助走で身分不相応なブログをやらしてもらってるんで、あんまりイキりたくないという思いからなんとなく、軽く行こう軽く行こうとしてましたが、今日は、開き直って、大好きなモノを今までにないぐらい語ったろうと思います。
70~80's CHAMPION REVERSE WEAVE(OHIO STATE)
AOTAN TAG
青の単色タグ、俗に言う青単搭載のリヴァースウィーヴですね。
青単のリヴァースは、世間一般的には70年代とされておりますが、80年のものもよく見掛け、また1世代前から使われておりました赤単が70年代のかなり後期まで作られておったので、実際には70年代最後期~80年代初頭といった所かと、個人的には推測しております。
赤単の途中、僕の推測では恐らく77年か78年製造のものから、それまでの単色タグ以前に見られる、アームホールの細いタイプの形から、アームホールが太くなるタイプに移行になりまして、青単期には完全に80年代トリコタグ以降に見られるようなアームホールの太いタイプのものへ移行されます。
故に赤の単色タグのものには、アームホールの細いタイプと太いタイプが御座いますが、青単タグ(アンダーバーなし)の頃になりますと、全てがアームホールの太いタイプとなる・・・はず・・・です(あったらごめんなさい)。
更に細かく突っ込むと、60年代最後期のプロダクツタグ期からそれまで「コットン90%-アクリル10%」の混紡だったものが、青単のものから3%レーヨンを噛むものが登場してきます。
トリコタグでも90-10のモノが普通にありますので、青単とトリコのタグが平行して使われたのか、はたまた逆にボディーが平行して使われたのか、80年代のプリントトリコタグのものを一枚しか持っていないので、その辺りは定かではありませんが、レーヨン噛むタイプは更にもういっちょアームホールが太くなるとされています。
基本的に個人的には買うなら
トリコタグ90-10>青単レーヨン混
という評価です。
が、販売価格は断然、トリコタグのものに比べ青の単色タグのモノが高く、個人的に聞かれた場合に、普通にリヴァースウィーヴを買う分にはトリコタグのものを(特に90-10)オススメする次第で、常々、
「青単はちょい評価高すぎる気がするし、トリコは評価が低すぎる」
とか知ったかぶりかまして威張って言う分際で、
「じゃあ、なんで青単買ってんねん?」
と聞かれると、
「単色のオレンジという希少性に惚れた」
と、なんとも青単>トリコタグの流れを最も押し上げてる当事者であったりもします。
コレも、無駄にワンウォッシュ程度と状態が良かったんで、僕の持ってるリヴァースでも2~3番目の値段するぐらい、めっちゃ高かったです(笑)
あの、個人的スペシャルなエンジ単BEEPBEEPリヴァースウィーヴよりも。
しかし・・・青単リヴァースには青単リヴァースの魅力がタップリ御座いまして。
あっちこっち行ったり戻ったりしちゃいますが、青単とトリコタグのものは一見、同じ仕様に見えますが、リヴァースウィーヴのボディーは長年、少しづつ少しづつ変化してきており、特にアームホールとリブにその違いが顕著となりまして、腕と袖と裾を見れば各年代が判別出来るほど違いがあり、トリコタグと青単タグにもその違いがあったりしますんで、あえて言うならタグ以外にはそこに魅力の差かと思います。
既に、コイツなんぼほどイキって書いとんねんってレベルの長文になってきてますので、とりあえず出し惜しんで、その他の年代の違いはまたの機会としまして、青単とトリコタグのボディーの最大の違い・・・
青単のボディーは裾のリブが丸胴で仕立てられています。そしてトリコタグのものは巻き込むような縫い方で縫い合わされています。
引っ張った割にそんな事かいってな具合の僅かな違いですが、リヴァースウィーヴマニアな方からすれば、他の年代からの流れから、そこの違いは大きい差ではないかと思います。
逆に、それ以前の単色タグのものと比べての、青単(以降)のモノの魅力は、なんと言ってもカラーの豊富さです。
それまで、「グレー杢、白、ナチュラル(白杢)、赤、黄、エンジ、緑、ネイビー(、黒?、茶?)」のカラー展開だったのが、青単以降は「オレンジ、パープル(、ピンク?、黒?、茶?)」なんかが追加され、以降、現在では言いようの無い微妙なカラーの違いを含めると、何色あんねん!?ってなぐらい展開されております。
黒は、タタキタグの頃のものからあると聞いたことがあるし、東京の古着屋SAFARIさんのホームページで見たことがありますが、緑が褪せたもの?との話もあり、個人的には持ってないので、なんとも言えません。茶は青単期からかその前か、どっちからだったか記憶にないのですが、青単のものはありますね。
ピンクはアメリカ村古着屋スリフティーさんが一度、ブログに掲載されてました。
他のカラーの変色版かオリジナルなのか、生で見てないので、なんとも言えませんが。。。
と、そんな魅力があるとはいえ、コイツはそれでも超割高でしたが、一時期、中でも少ない単色のパーカータイプで全色揃えたろうと頑張ってた時期がありまして、そんな流れで、青単のオレンジという部分で、どうしても手に入れたく、清水の舞台から真下を見るのを想像するぐらいの覚悟で購入しました。
そこまで高所恐怖症というワケではないのですが、それでも足がすくみます。
話がそれ掛けてますが、ちなみに、オレンジはこれ以外にもう一枚見たことがありますが、それもOHIO STATEの同じモノでした。
はあ、語った・・・。
青単リヴァースの魅力、伝わりましたでしょうか?
1時間半書いてた・・・
さすがに疲れました。
おわり。
今日は昨日も宣言しました通り何か載せようかなぁと、写真のストックを見渡してました所、この辺りは、語る部分も多くて、なにげ最も書く事に困る土曜日の記事にはありがたいアイテムだなぁという事で引っ張り出してきました。
入荷日やセールが基本的に土曜に開始されることが一般的ですので、土曜のブログが最もニュースの少ないブログになってしまうんですよね。
毎週毎週「○○さんの入荷日は行かれました?」では、もっちのレポートの「後に述べますとおり」で字数稼ぎのように手口がバレてしまいますし。
そんなわけで、これまで、ファッションセンス梅干しな上に大したモノも持ってないのに、F-STREETの助走で身分不相応なブログをやらしてもらってるんで、あんまりイキりたくないという思いからなんとなく、軽く行こう軽く行こうとしてましたが、今日は、開き直って、大好きなモノを今までにないぐらい語ったろうと思います。
70~80's CHAMPION REVERSE WEAVE(OHIO STATE)
AOTAN TAG
青の単色タグ、俗に言う青単搭載のリヴァースウィーヴですね。
青単のリヴァースは、世間一般的には70年代とされておりますが、80年のものもよく見掛け、また1世代前から使われておりました赤単が70年代のかなり後期まで作られておったので、実際には70年代最後期~80年代初頭といった所かと、個人的には推測しております。
赤単の途中、僕の推測では恐らく77年か78年製造のものから、それまでの単色タグ以前に見られる、アームホールの細いタイプの形から、アームホールが太くなるタイプに移行になりまして、青単期には完全に80年代トリコタグ以降に見られるようなアームホールの太いタイプのものへ移行されます。
故に赤の単色タグのものには、アームホールの細いタイプと太いタイプが御座いますが、青単タグ(アンダーバーなし)の頃になりますと、全てがアームホールの太いタイプとなる・・・はず・・・です(あったらごめんなさい)。
更に細かく突っ込むと、60年代最後期のプロダクツタグ期からそれまで「コットン90%-アクリル10%」の混紡だったものが、青単のものから3%レーヨンを噛むものが登場してきます。
トリコタグでも90-10のモノが普通にありますので、青単とトリコのタグが平行して使われたのか、はたまた逆にボディーが平行して使われたのか、80年代のプリントトリコタグのものを一枚しか持っていないので、その辺りは定かではありませんが、レーヨン噛むタイプは更にもういっちょアームホールが太くなるとされています。
基本的に個人的には買うなら
トリコタグ90-10>青単レーヨン混
という評価です。
が、販売価格は断然、トリコタグのものに比べ青の単色タグのモノが高く、個人的に聞かれた場合に、普通にリヴァースウィーヴを買う分にはトリコタグのものを(特に90-10)オススメする次第で、常々、
「青単はちょい評価高すぎる気がするし、トリコは評価が低すぎる」
とか知ったかぶりかまして威張って言う分際で、
「じゃあ、なんで青単買ってんねん?」
と聞かれると、
「単色のオレンジという希少性に惚れた」
と、なんとも青単>トリコタグの流れを最も押し上げてる当事者であったりもします。
コレも、無駄にワンウォッシュ程度と状態が良かったんで、僕の持ってるリヴァースでも2~3番目の値段するぐらい、めっちゃ高かったです(笑)
あの、個人的スペシャルなエンジ単BEEPBEEPリヴァースウィーヴよりも。
しかし・・・青単リヴァースには青単リヴァースの魅力がタップリ御座いまして。
あっちこっち行ったり戻ったりしちゃいますが、青単とトリコタグのものは一見、同じ仕様に見えますが、リヴァースウィーヴのボディーは長年、少しづつ少しづつ変化してきており、特にアームホールとリブにその違いが顕著となりまして、腕と袖と裾を見れば各年代が判別出来るほど違いがあり、トリコタグと青単タグにもその違いがあったりしますんで、あえて言うならタグ以外にはそこに魅力の差かと思います。
既に、コイツなんぼほどイキって書いとんねんってレベルの長文になってきてますので、とりあえず出し惜しんで、その他の年代の違いはまたの機会としまして、青単とトリコタグのボディーの最大の違い・・・
青単のボディーは裾のリブが丸胴で仕立てられています。そしてトリコタグのものは巻き込むような縫い方で縫い合わされています。
引っ張った割にそんな事かいってな具合の僅かな違いですが、リヴァースウィーヴマニアな方からすれば、他の年代からの流れから、そこの違いは大きい差ではないかと思います。
逆に、それ以前の単色タグのものと比べての、青単(以降)のモノの魅力は、なんと言ってもカラーの豊富さです。
それまで、「グレー杢、白、ナチュラル(白杢)、赤、黄、エンジ、緑、ネイビー(、黒?、茶?)」のカラー展開だったのが、青単以降は「オレンジ、パープル(、ピンク?、黒?、茶?)」なんかが追加され、以降、現在では言いようの無い微妙なカラーの違いを含めると、何色あんねん!?ってなぐらい展開されております。
黒は、タタキタグの頃のものからあると聞いたことがあるし、東京の古着屋SAFARIさんのホームページで見たことがありますが、緑が褪せたもの?との話もあり、個人的には持ってないので、なんとも言えません。茶は青単期からかその前か、どっちからだったか記憶にないのですが、青単のものはありますね。
ピンクはアメリカ村古着屋スリフティーさんが一度、ブログに掲載されてました。
他のカラーの変色版かオリジナルなのか、生で見てないので、なんとも言えませんが。。。
と、そんな魅力があるとはいえ、コイツはそれでも超割高でしたが、一時期、中でも少ない単色のパーカータイプで全色揃えたろうと頑張ってた時期がありまして、そんな流れで、青単のオレンジという部分で、どうしても手に入れたく、清水の舞台から真下を見るのを想像するぐらいの覚悟で購入しました。
そこまで高所恐怖症というワケではないのですが、それでも足がすくみます。
話がそれ掛けてますが、ちなみに、オレンジはこれ以外にもう一枚見たことがありますが、それもOHIO STATEの同じモノでした。
はあ、語った・・・。
青単リヴァースの魅力、伝わりましたでしょうか?
1時間半書いてた・・・
さすがに疲れました。
おわり。