羽曳野BROOM

2019年1月29日火曜日

60’sビンテージキットボックス  #買ったモノ

昔から古い箱が大好きで、とにかく古い箱をよく買います。

木の物も鉄の物も。

今、裁縫道具はツールボックスにドサッと入れているのですが、糸やミシン用のボビンを分けて収納できる箱をずっと探してたんですけど、なんかの機会に1500円OFFのクーポンが届いたヤフオクを物色していて発見。


1960年代ごろのもので、電気工事関係の配線とかが入っていたキットボックスのようです。


パカッと開けると・・・配線や部品を入れてたであろう形に分かれています。


ここに糸やボビンを入れたらと思って買いました。


ほぉら格好いい。

どうしても裁縫道具やミシン関連のものって、女性がするイメージが強いので、女性向けの収納道具しか売ってないんですが、工具箱系、ツールボックスやキットボックス、もしくは釣り系のものに入れると男っぽくて格好いいんですよね。

ということで、僕の裁縫系の道具はこんな感じ。


とっても男っぽく仕上がっております。

僕的にはかなりええ感じです。

あとは無骨なロックミシンが欲しい・・・

おわり。

2019年1月28日月曜日

2018年の年末の一週間コーディネート

一週間コーディネート


ちょっと間が空いてますが、年末の一週間コーディネート。

12月24日

古着×MAC HOUSE×REEBOK

竜王アウトレットへ行ってきましたー。U.S.ARMY のECWCSとあったかいパンツにビートニック。ONE PIECE OF ROCKのデニムバッグ。期待してなかったけど、結構、収穫がありました!!

12月25日

J.CREW×RRL×IGNIO

また昨日のK編になってる。90'sのパッチワークネルキルティングシャツ(J.CREW)にダブルアールエルのブラウンデニム。

12月26日

68&BROTHERS×MAC HOUSE

引き続き昨日のK編ですが。多分、今夜ブログ掲載するブラックシャンブレーのアウターとライトオンで買ってきたあったかパンツにビートニック。夜に暖房能力がまだわからない新しい事務所でのミーティングがあったのであったかい格好を。

12月27日

VINTAGE×US.ARMY×REEBOK

ここで今日のK編に。ダックヘッドのオチンスト付きのカバオにM65にオレンジの靴。インナーにはキルティングジャケット着てますよ!

12月28日

ヘラーズカフェ×RRL×AIRMAX95

今日はへラーズカフェのカバオにRRLにMAX95。さあ仕事納め。ここからは公私ともに仲良くしてる学生時代の先輩との恒例の2人忘年会からの、なぜかプロ野球関係者が半分ぐらいを占めるこちすま社忘年会、家族スキーと毎年のルーティーンをこなしていつも通りの年末を過ごします。

2019年1月27日日曜日

70's PENNEYS ビンテージシューホーンとキーホルダーの話

VINTAGE KEY RING

今日は、画像切れしている2011年に公開した「VINTAGE KEY RING」という記事を再編集しています。

70's VINTAGE PENNEYS SHOE HONE

こちらはPENNEY'Sのシューホーン(靴ベラ)です。

昔は、こんな気の利いたノベルティーを配ってたそうで、この類のものは結構、あるようですが、中でもこのPENNEY'Sのモノが気に入り、これをチョイスしました。

他にもSEARSとかRED WINGとか、ヴィンテージ通達には知ったブランドのものも存在します。

普段、ブーツをよく履くので、シューホーン(靴ベラ)は必須アイテムです。

必ず靴を脱ぎ履きするところにあれば良いのですが、ないことも多いですもんね。

また他人が使い回したものを使うのに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。

なので、こうしてキーホルダーとして付けておけば、いつでもストレスなく靴を脱ぎ履きできます。

スニーカーも2万円クラスの良いスニーカーを履くと、踵をつぶしたくないので、シューホーンを使うようになります。

なので、僕も今は、ブーツや革靴だけでなく、スニーカーも必ずシューホーンを使って履きます。

何度かこのブログでも書いていますが、キーホルダーはこうして実用的な使い道のあるものを好んで付けています。



こちらは以前、F-STREETの編集員として手伝ってくれていたもっちがくれたDRINK COCA COLAの野球栓抜きキーホルダー。

drink coca cola


こちらも結構古いっぽいですよねぇ。

あと鍵は全てシルバーですし、キーホルダーも全てシルバーで揃えています。

そんな統一されてる所や、シューホーンと栓抜きですから実用的な所も素晴らしい!

栓抜きって今はなかなか使う機会がないからこそ、みんな持っていなくて、「あるよ」と出せる機会が案外多いです。

今の僕のキーホルダーはこんな感じ。

シルバーで統一したキーホルダー

他にはSWISS+TECHのマルチ7TOOLSキーと、LETHERMANのマルチツールカラビナ。

SWISS TECH 7tools key

こっちはSWISS+TECHのマルチ7TOOLSキー。

ナイフ、プラスドライバー、マイナスドライバーなど7種類の使い方があります。

これはナイフを一番頻度高く使いますね。

あとはこじ開けたりする時とかかな。

LETHERMAN

こちらはマルチツールやナイフで有名なLETHERMANのマルチカラビナ。

実をいうと、こちらはあまり使ったことがありません(笑)

格好いいから良いでしょう(笑)

その他キーホルダー

そんなわけで、もうずっと実用性を考えたメンツで鍵を束ねていますが、他にもキーホルダーがあるので紹介しておきます。

ビンテージキーホルダー


左からAFA(AIR FORCE ASSOCIATION)、ロス五輪モノ、なんかオレンジジュースっぽいアドバタイジング系。

いずれもそんなに古いモノじゃないですが、それぞれに雰囲気があって、それぞれにバックグラウンドを感じて気に入り購入したものです。

このようなキーホルダーも大好きなので、これからも買い集めると思いますが、当面はコレクションですね。

あとずっと若い頃から車のカギに使っていた物。

ジッポ×エクストララージ キーホルダー


元はX-LARGE×ZIPPOの別注モノのキーホルダーだったのですが、あっさりプリントが剥げ、ただの鉄板と化したキーホルダー。

多分、1990年代後半ぐらいに買ったと思うのですが、むかーしから使っているので、愛着があり、今でも大切に持っています。

こうしていろいろ並べると、キーホルダーって面白いですよね。
キーホルダー、あまり場所も取らないし、コレクションするには良い感じです。

おわり。

2019年1月25日金曜日

1977年製Levi's Pioneer Posterとそれに纏わる覚えておきたいお話

今日こんなツイートをしていて思い出した話。


ワークウェアブランドのサインが好きでつい買ってしまうのですが、僕の部屋の一番目立つところに、今も張ってあるポスターのお話。


こちらはLevi'sの77年の刻印入りのビンテージポスターです。

ちょっと照明の都合で見にくいので角度を変えて。。。



他にも炭鉱編とかいろいろシリーズのあるポスターですが、個人的にコレが一番好きです。

このポスターを買った経緯にはいつまでも覚えておきたいストーリーがあり、2011年に購入し、今もずっと部屋の一番目立つところに飾ってあります。



2011年3月11日、東日本大震災が起きました。

今ではかなり記憶も薄らいできてしまっていますが、当時、日本中が物凄い雰囲気で、あまりにもショッキングな出来事と映像におびえながらも、それに向かって、日本中が一致団結していた空気がありました。

その時、名古屋の人気古着屋Feeetさんは、オンラインショップの売り上げ上限100万円までを全額寄付するという取り組みをされていました。

僕自身も大阪古着祭を開催し、義援金募金を募り日本赤十字に募金させて頂くなど、少しでも力になれればと考えていて、Feeetさんの取り組みに感銘を受け、オンラインショップでお買い物をさせて頂いたのがこちらのポスターでした。

実は、その取り組みをされる前から、このポスターには目を付けておりまして、無理矢理買い物をしたわけでもなく、普通に欲しかったのですが、少しでも東日本大震災における被害者の方のお役に立てるならと思って購入しました。

当時はこんな事を書いていました。

「今は、ちょっともったいなくて額縁もないので飾れませんが、まず額縁を買って、また近い将来おっきな家に住むことが出来れば、玄関の一番目立つ所にでも飾ろうかなと、そう思っている次第であります。」

この後、とりあえず入るサイズの額縁をホームセンターで買ってきて額装して部屋に飾りました。

東日本大震災から今年で8年が経ちます。

当時、古着屋さんシリーズの取材の予定が入っていたのですが、東京から来られる予定だった出版社ワールドフォトプレスの編集の皆様も大変だったとのことで、取材が延期になりました。

関西はほとんど被害はありませんでしたが、それでもそうした影響があったのを記憶しています。

そうした記憶の一つ一つをしっかり胸に刻んでおきたいと思う次第です。


いつもここにある僕の東日本大震災の記憶。

Feetさんのオンラインショップはこちら➡https://www.feeetshop.net/

おわり。

2019年1月22日火曜日

NAVY×ORANGEの古着のツートンパーカー「SAFETY SWEATS」 #買ったモノ

若かりし頃、CHAMPIONのリバースウィーブにハマったお蔭で古着を好きになり、そのままドハマりしたまま20年以上が経ったわけですが、最近はなんとなく食わず嫌いをなくすというか、リバースウィーブ以外のスウェットにも目を向けるようにしています。

といってもここ20年でリバースウィーブ以外を買ったのは、THE モンゴリアンチョップスのトライアングルパーカーと、ヘラーズカフェのBDスウェットぐらいかなと思います。

それがこの度、3着目のリバースウィーブ以外のスウェット(パーカー)を購入しました。


タグが消えていてブランド名は不明ですが、ネイビーとオレンジのツートンカラーが目を引くスウェットパーカーです。

NAVY×ORANGEという黄金カラーコンビのツートンという色合いに惹かれて、まためちゃくちゃ安かったので思わず購入しました。

プリントは「SAFETY SWEATS」と書かれておりまして、詳細は謎です。


ジッパーはIDEALジップ。


年代はいつぐらいだろう。70’s~80’sとしておきましょうか。

カラーコンビネーションがとても良いので、ややもすればちょっと子供っぽくなってしまいそうで、着方はちょっと悩ましい感じもするのですが、まあ、なんとかなるでしょう。

色が似合わないから、とかで着たい服を我慢するより、似合ってなくても気にせず着てたらそのうち似合ってくるでしょうという主義なのと、「どんな風に着ようかなぁ」と考えてるうちに、何か思いついたりしそうなので、気にせず着て行こうと思います。

あと嫁さんが「可愛い!」と自分の物にしようと狙っています(笑)

ツートンパーカー着用画像

僕が着るとこんな感じ。


ジャストサイズで普通にスポーツする時みたいな感じ。

一方、我が物にしようと狙っている嫁さんが着るとこんな感じ。


最近の萌え袖ブームもあって、なんとなくこっちの方が似合っている気がして悔しい(笑)

まあ、古着を着てくれるのは大賛成なので共用で使いますかね。

トライアングルパーカーとヘラーズカフェのBDスウェット

冒頭のトライアングルパーカーとヘラーズカフェのBDスウェットもついでにご紹介。


THEモンゴリアンチョップスのトライアングルパーカーは、最近はなぜか嫁さんが気に入って、我が物顔で着ています。多分もう収納場所も自分の所に収納していると思われます。

買った当時はTHEモンゴリアンチョップスの安藤君が、「一真さんがリバースウィーブを買うなんて」と、とっても喜んでくれましたし、これを着て「古着屋さん15」のインタビュー取材を受けたので、ヤマケン君は「2冊買ってきます!」と喜んでくれたという彼らとの思い出も深い1着です。そんなTHEモンゴリアンチョップスもこの頃からでももう5年も経ってるんですね。最近はカジカジにもよく登場していて、今やすっかり関西の顔。
なんとなく僕の役目は終わった気がして、お邪魔しないように、陰ながら応援しています(笑)


ヘラーズカフェはヴィンテージディーラー・ラリー・マッコイン氏とウェアハウスが協業しているブランドで、さすがにおもっくそツボを突いてくるアイテムが結構あって、ちょこちょこ買ってます。

これもまだ着てますね。ちょっと裾がダルダルになってきたので、職場用にしようかとも思っていますが。

おわり。

2019年1月21日月曜日

70's BIGMAC FLANNEL SHIRTS「ORANGE CHECK」

70's BIG MAC FLANNEL SHIRTS

古着好きなら誰しもが持っているアイテムの一つがネルシャツではないでしょうか。
僕自身も最近はあまり着ていないのですが、それなりにネルシャツは持っています。
結構、処分してしまったので、手元には少ないですが。

そんな数少ない手元にあるネルシャツの中でも、一番好きで、ずっと持っているネルシャツのエース格なのがコチラ。



鮮やかなチェックが眩しいネルシャツです。
タイトルの通り、ネルシャツの王道BIGMACのモノです。



BIGMACの単色のタグがついており、70年代のモノと思われるものです。

BIGMACの素敵さはやはりチェックのカラーリングとその美しさですよね。

暖色系でありながら、暖色系の中でも最も鮮やかで明るいカラーのオレンジ。

秋から冬にかけて着るには最高のカラーリングですね。

青のダウンベストなんかと合わせて着ると、春っぽいカラーリングかなあと思って、春でも重宝しています。



この青系とオレンジってカラーリングの組み合わせは、最も好きな配色の一つです。
黄色×赤と双璧を成すぐらい好きです。

合わせているベストはこちら➡80's ウールリッチ スウェードヨークナイロンベスト

ネルシャツ自体は大好きなのですが、普段あまり着ない理由は、ネルシャツを着るようなシーズンはワークウェアかリバースウィーブを着るからで、かといって、スウェット×ネルシャツという王道な着こなしもほとんどする事がないため、どうしても出番が少なくなってしまいます。

ちなみにスウェット×ネルシャツという着方をあまりしないのは、なんとなく面倒で・・・

ボタンを留めてからスウェットを着るというのが、なーんか性に合わないのです。

あとはなんとなく首元が苦しい気がするってところもあるかもしれません。

2017年はtwitterで「#今日のネルシャツ」なんて企画をして精力的に着ていたのですが、昨秋はリバースウィーブで「#1日1リバース」なんてやってたので、全然着ませんでした。

今年の春はネルシャツいっときますかね!!

おわり。

フルオーダーパンツその②「iB謹製フリース貼ネイビー迷彩パンツ」 #買ったモノ

フルオーダーパンツその②

前回も紹介しましたが、大阪府寝屋川市にありますデニム工房iBさんではデニムのリペアの他に、フルオーダージーンズを製作されています。

めちゃくちゃ、有り得ないぐらい安いので、知る人ぞ知るお店になっており、最近はかなりお忙しくされているそうで、あまり大々的に人に教えたくないのですが、まあこのブログを読んでくださっている方には・・・ということで。

それで、そのiBさんでは冬場はフリースを裏地に貼ったジーンズも作られており、滋賀の寒い冬とうまく付き合っていかなければいけない僕としては、是が非でも作って頂きたく、今回、オーダーさせて頂きました。


オーダーしたのはこちらの2本。

1本は昨日ご紹介しましたRRLも使用していたブラウンデニムパンツ。

フルオーダーiB謹製フリース貼ブラウンデニムパンツはこだわりと生地がすんごいのよ

そしてもう一本がネイビー迷彩パンツになります。

iB謹製フリース貼ネイビー迷彩パンツ

2本目はこちらのネイビーの迷彩柄のパンツ。



ブラウンデニムの生地を見せて頂いて、RRLも使ったその生地に惚れ惚れとし、ブラウンデニムで作ることをまずは決めて、オーダーさせて頂いたのですが、とにかく良い生地を生かせるように、生地中心で考えてオーダーさせて頂きました。

なので、結構、正統派なパンツがオーダー出来たと思っています。

そんなわけで、2本目はちょっと攻めた、市販の物にはないキワさを出したいなぁと思っていました。

希望はネイビーのパンツ。
イメージとしてはヘリンボーンやウォバッシュなどのワーク系の生地をイメージしていたのですが、ネイビーの生地の中でネイビーの迷彩柄の生地に惹かれました。

色をネイビーと決める前は、迷彩生地かオリーブグリーンの軍モノ生地を使って、ジーンズのディテールで作ってもらうのも良いなぁと漠然と考えていたので、この生地でジーンズのディテールで作ってみたいと思った次第です。


となるとステッチは黄色やなぁと。
2種類の糸を見せて頂きましたが、あえて鮮やかな方をチョイス。

リベットも金色で!とキンキラキンに光るリベットをチョイス。


トップボタンはドーナッツボタン。
ワークパンツ然としたスタイルによく似合っています。


ウォッチポケットも付いた5ポケジーンズのディテールを踏襲。

ネイビー迷彩にイエローステッチと金ぴかリベットが良く映えますね。狙い通り!

この方が5ポケジーンズ感も強調されて、別に狙ったわけじゃなかったのですが、普通に格好良く仕上がりました。


スレーキはブラウンデニムと同じくチノ生地を。

これなら丈夫でそう簡単に破れたりすることはないですよね。


ジッパーも同系色のものに棒YKK。


この生地はさすがにセルビッチ付きの生地じゃないのですが、ここの始末もしっかりされていてジーンズのディテールで作って頂いています。


バックスタイル。

ブラウンデニムで取り上げ忘れましたが、バックポケットにも実は秘密が・・・


バックポケットにもチノ生地が裏地として貼られていて、つまりバックポケットは2重になっています。
すごっ。

既存のジーンズのダメなところにしっかりアプローチして、ひと手間かける、一途な職人仕事。

嬉しくなりますね。

着用画像

先日、早速穿いたので着用画像も掲載。


SMITH'Sのヒッコリーのカバーオール×ネイビー迷彩パンツです。
スニーカーはニューバランスのUS574。

ご覧の通り、裾にかけて少しテーパードが効いています。スニーカーの時は1ロールアップでも良さそうですね。

あとヒッコリーと意外とよく合っていたのはビックリ。

iBさんの紹介

デニム工房iBさんは寝屋川市の住宅地の中にあります。

ご住所は
572-0088 寝屋川市木屋元町2-35

最寄り駅は京阪香里園駅です。

ご自宅でしてらしゃいますので、あらかじめコンタクトを取ってから行かれた方が良いかもですね。

iBさんはtwitterアカウントがありまして、こちらからフォローされると良いと思います。➡@IbNeyagawa

あと、インスタとフェイスブックもされてると仰っていました。

ホームページはないですが、寝屋川の地域情報サイト「まいぷれ」を参考にされると良いかも。

デニム工房 I.B|まいぷれ

おわり

2019年1月19日土曜日

フルオーダーiB謹製フリース貼ブラウンデニムパンツはこだわりと生地がすんごいのよ

オーダージーンズ届いたよ

先週の月曜日、急に思い立ってフラッと寝屋川市の「デニム工房iB」さんにお邪魔しました。

デニム工房iBさんはデニムリペアのお店ですが、元々、ジーンズショップをしてらっしゃったご経験から、粗悪になってきている今のジーンズにない細部までこだわった堅牢で丈夫で頑丈で、一途なこだわりが詰まったオーダージーンズを製造販売されております。

それで、よくtwitterでチェックさせて頂いていたのですが、そこで見かけたフリースを裏地に貼ったパンツが超暖かそうで、職場で着替えるためパッチを穿きたくない僕は、そのフリース貼りのオーダージーンズを一度、作ってみたくて、お願いしに行った次第です。

寝屋川市デニム工房iBさんでパンツをオーダーしたよ

それで、今日、そのオーダージーンズが届いたので、早速レビューしちゃいます!

オーダーしたのはこちらの2本。


フルオーダーiB謹製フリース貼ブラウンデニムパンツ

このうち、今日はこちらのブラウンデニムをご紹介します。


元々、この日、iBさんに行く時に決めていたのは、まず暖かいフリース貼りの茶色とネイビーのパンツを作るということ、あとはブーツにもスニーカーにも合う形にするということ。この2点ぐらいでした。

それで基本はジーンズを作ってらっしゃるのですが、僕は通勤の時に穿きたいので、ジーンズじゃない方が好ましく、違う生地で作ってもらおうと決めていました。

オーダーをする時に「茶色系のが作りたいです。」と伝えたら、「それならセルビッチ付きのええ生地があるよ」と見せて頂いたのがこちらのパンツに使った生地でした。

この生地は!?



この生地を見て、瞬間的にピンと来ました。

「これRRLが使ってた生地ですね。」と。

多分間違いなく同じ生地をラルフローレンさんがRRLで出したパンツに使ってます。

なぜそんな事が言い切れるかというと・・・


持ってるから。

RRLの方はユーズド加工が入ってたものを何年もヘビーに穿いているので、だいぶ雰囲気が違いますが、元はこんな生地でした。

あまり色落ちのしていないポケットの中の生地で比較すると・・・


ね。同じっぽいでしょ?

もっと寄ってみると・・・


どうでしょう。瓜二つですよね。

セルビッチも。。。


うん、同じ生地。僕が同じ生地と認定します(笑)

元々、RRLのブラウンデニムもUSA製でUSA企画なのですが、生地は日本製なんですよね。


なので、多分、完全一致かなぁと思います。

それで、是非、この生地でお願いします!とお願いしました。

ディテール紹介

それではこのオーダーしたブラウンデニムパンツのディテールをご紹介!

形は、ワークパンツのように少し太目で穿きたい事、それでいてスニーカーにも合うように、テーパードが効いた裾の少し絞れた形を希望として伝え、細かなサイズはお任せしました。


バックからの感じ。伝わりますかね?少しラウンドするように裾が絞れています。


トップボタンは打ち込みボタン。ステッチは黒にしました。茶色と迷ったのですが、少しステッチを目立たせたかったので、黒に。

いやー、素晴らしい。
格好いいですね。


ジップはYKKの棒ジッパー。棒TALONならぬ棒YKKとでも呼びましょうか。
周辺の生地は茶系の色で統一。

とても良いジッパーです。


リベットは黒光りが格好いい鉄のリベットをチョイス!

ちなみにこのベルトループの中にも接着芯が入れられております。

僕の持ってるヴィンテージの66前期とか必ずここボロボロになってるのでリペアしてますからね。そういうところに気を配った、iBさんの愛と熱意のこもった仕様です。


勿論、インナーにはフリース生地を貼ってもらいました。
デニム生地に厚めのフリース生地を貼ったので、とても分厚く暖かい仕様になっています。


スレーキも僕の持っている66前期はいずれもボロボロ。
そんなわけで、丈夫なチノクロスを使ってくださっています。
そうしたヴィンテージジーンズのダメなところ、物足りないところをしっかりフォローされて作られていて、本当に愛と熱のこもったパンツになっています。


手の大きな僕でも手が入れ抜きしやすいように、ポケットの形状、入り口を大きく開けてくださっており、更に深い作りになっていて、とっても使いやすいポケットに仕上がっています。


ウォッチポケットも使いやすく大きく作ってくださっていますね。
ありがたい。セルビッチが行かされているのも嬉しい。

この辺り、ジーンズ好きな方々の気持ち、好みを把握してらっしゃいますよね。

違っても良いんだけど、セルビッチだとなんか得した気分になります。


裾もしっかりセルビッチ付き。

縫製は三つ折り半二重縫いだそうです。チェーンステッチは解けやすく、丈夫さや見た目を考え二重縫いで仕上げておられるそうです。

はい、完璧でした。

こちらのフリース貼りオーダーパンツ。

びっくりなのはその値段。

ここまでやって頂いて、なんと15500円(笑)

ベースの5ポケジーンズが12500円にフリース貼りの3000円(来季から4000円)が乗っただけという親切価格。こんな値段なら何本でも作りたくなりますよね。

iBさんやRRLパンツの紹介

デニム工房iBさんは寝屋川市の住宅地の中にあります。
ご自宅でしてらしゃいますので、あらかじめコンタクトを取ってから行かれた方が良いかもですね。

iBさんはtwitterアカウントがありまして、こちらからフォローされると良いと思います。➡@IbNeyagawa

あと、インスタとフェイスブックもされてると仰っていました。

それとRRLの同じ生地のパンツの記事はこちらです➡RRL BROWN DENIM PANTS

おわり。