羽曳野BROOM

2017年3月31日金曜日

第二回EP杯

一昨日、火曜日の夜、京都三条・木屋町のロックバー「BAR DYLAN-Ⅱ(ディランセカンド)」で、EPの大輔さんを中心に結成された先斗町信歩の会と四条河原町の美容院「76Slick(ナルスリック)」を中心に結成された「ドラゴン会」の将棋の対抗戦「EP杯」が開催されました。

今回が第二回目で、第一回目は先斗町信歩の会が4-0で勝利しております。
ちなみに前回は僕は大将戦で相矢倉の一戦を制しEP杯通算1勝0敗です。

京都先斗町BAR EP杯将棋大会に出場しました。(第一回目)

ちなみに第一回目で相手のドラゴン会からも声をかけて頂き、僕はどちらにも参加していますが、今回も先斗町信歩の会の大将として大将戦に出場しました。

ちなみに先斗町信歩の会はEP大輔さん、BAR DYLAN-Ⅱのオーナーしーちゃん、先斗町のお茶屋さん「安だち」の若旦那?ともくん、とそして私の4人チーム。

対局は将棋連盟がやっている将棋対局アプリ「将棋ウォーズ」の段位の同じぐらい同士で組まれるので、全局、白熱して、しかも団体戦なので、みんな物凄い緊張感でやっています。


自分の対局の様子は、打っているので当然撮影できません。
大輔さん達が言うには、将棋の時は僕は「将棋の目になっている」らしいです。

大将戦に出たので、先に3局が終わって3-0で回って来たので、勝負的には勝ちが決まっていて、楽な展開だったのですが、なんせ先斗町信歩の会は前回も4-0で勝っているもので、都合7戦無敗で僕まで回って来たので、もう連勝を止めたらあかんやろ。。。とものすごいプレッシャーでした。

僕のお相手は前回、相矢倉の一戦で勝ちはしたものの、将棋ウォーズの段位で初段(961勝760敗)の小学校の先生ノリさん。

僕はまだ70戦(42勝28敗)しかやってないこともありはするのですが、ウォーズの段位は1級なので格上、当然強敵です。

僕は時々振り飛車もやる居飛車党、お相手のノリさんは生粋の居飛車党でして、最近はほとんど指さず昔取ったなんとやらでやっている僕と、直近で1700戦を指しておられるノリさんでは最近の相居飛車の戦型には向こうの何日の長も存在するので、前回は嘘矢倉という振り飛車と見せかけながら無理矢理相矢倉に組んで「将棋の純文学」と呼ばれる伝統のある戦いに持ち込んで勝ったのですが、今回もいかに最新の「横歩取り」や「角換わり」、「対抗系(特に持久戦)」に持ち込ませないかが課題でした。

そこで当日は恐らく横歩取りに進むと考え、いろいろ作戦を練っていました。
振り駒で後手を取り、予想通り横歩取り一直線の展開に・・・


とはさせず、8手目、本来は3二金と同型に組むところをいきなり8六歩とツッカケ、激しいと言われる横歩取りの中でも最も激しい変化のある「8六歩超急戦」を仕掛けました。

超急戦は用意の手なので、こちらに利があるということで、超急戦は避けられたのですが、ここから変形の一手損角換わりのような形に進み、流れの中で矢倉を組み上げてリードを奪い、最後は猛攻を仕掛けて逃げ切りました。

そんなわけで、第二回EP杯も先斗町信歩の会が全勝で連覇達成!

胃がヒリヒリ痛むようなどえらい緊張感の中での勝負が出来て、とても楽しかったです。

ちなみに会場となったBAR DYLAN-Ⅱでは毎週金曜日「待ったの会」という名の将棋道場が開かれています。
良いお酒を飲んで良い音楽を聴きながら将棋を指す会です。

ご興味がおありの方は金曜日の夜、是非BAR DYLAN-Ⅱへ。
BAR DYLAN-Ⅱのマスター さっさんは「いいお兄さん」 外国人にもオススメな京都のバー(外部ブログ)

おわり。

2017年3月29日水曜日

URBAN RESEARCH「マリンスタイル総柄サックジャケット」 #買ったモノ

先日は「30's STIFEL IRONCLAD STRIPE WORK PANTS」を掲載し、ヴィンテージの中でもスーパーヴィンテージの領域のアイテムを紹介したって事で、今回はガラリと変わって今モノを。

お正月に「ネイバーフッドの刺し子ベスト」を買ったことから、今年はインディゴだ!藍染めだ!ブルーだ!と青い服ばっかり買っているわけですが、この春はサックジャケットを着たいと思っています。

それで、先日、「インディゴ染めのヘラーズカフェのストライプジャケット」を買ったわけですが、濃紺のため少し濃いめのパンツを穿くときにはあまり合わなそうで、そんなパンツとのコーディネートで着られるようなカラー違いのものも欲しくて、こちらを購入。


鮮やかなブルーのURBAN RESEARCHの3ボタンのサックジャケットです。

URBAN RESEARCHは大阪資本ということと、DOORSでお友達の安藤君とヤマケン君のブランド「THE モンゴリアンチョップス」をセレクトしていたり、滋賀県のシュラフメーカーNANGAと協業してオーロラダウンを発売していたり、僕にとってはセレクトショップ系の中でダントツにその活動が好きなショップです。


COTTON100%のボディーで、よーく見るとブルーの生地に帆船がプリントされた総柄になっています。


総柄なのですが、弱い色盲「色弱」である僕には、実は何か赤っぽい色でプリントされているのはわかりますが、柄まではわかりません(笑)

なので、帆船かどうかは定かではなく、聞くところによると帆船がプリントされています(笑)

サックジャケットは前述、ヘラーズカフェのサックジャケットの生地でも書いていますが、「簡単なジャケット」的な意味だったと記憶しており、こちらもテーラードとワークジャケットの中間のようなディテールになっています。


顕著なのはここの前身頃のポケットで、フラップのない簡素なポケットが付けられています。


ボタンも簡素で、デザインもイマイチ。
デザインがイマイチなのは少し残念ですが、セレショオリジナルはこの辺りは仕方のないところではありますね。


日本製!

素晴らしい。

というわけで、今春はヘラーズカフェのやらこれやら、今モノのサックジャケットに、大好きなヴィンテージボロボロパンツ(※My Standard!Vol.1「ボロボロパンツ」)のスタイルを楽しみます。

おわり。

2017年3月28日火曜日

格好良ければそれで良しなアメリカのマジックとブーツケア。

先日、南船場(新町)のNice des Clothingさんで見つけた格好いいマジック。


「milwaukee」「INKZALL」と書かれております。

ナイスデスなオーナー高崎さん曰く、水に濡れた上からでも書ける高機能マジックだそうです。


そんなタフなシチュエーションで使えるなんて男の子心をくすぐりますが、正味、もし書けなくても良し。

だってデザインが格好いいんだもの。

こんな格好いいマジックが書斎のペン差しに差してあればそれだけで良いじゃないのよ。

そんなアイテムをアメリカ国から買ってくる高崎さんはほんまにナイスデスなオーナーですわ。

正直、いくらか忘れたけど数百円だったので、大した利ザヤはないと思うんですけどね。

格好良ければそれで良しという高崎さんの声が聞こえてきそうです。

時に今日は、次女が帰宅後に表でシャボン玉がしたいというもんだから、そのシャボン玉を見ながらお父ちゃんはブーツケア。


前回のメンテ後3回ぐらい履いたHATHORNのオックスフォード。

お疲れさんってことで、ブラッシングしてシュークリームを塗り塗りしてあげました。


シュッシュッシュッ。

そしてオマケでノーメンテでタフに履きまくってやがる嫁マーチンもメンテ。


ブーツメンテにはラウンドハウスのブラウンダックエプロンが大活躍です。

おわり。

2017年3月26日日曜日

LIFTMAN'S COLLECTION「ボロボロジーンズ」

本日は滋賀県在住の古着ラヴァーLIFTMANさんのコレクションを紹介するLIFTMAN'S COLLECTIONです。

今回もブログの流れに合わせてリンクしたアイテムの画像をお送りくださいました。

ではどうぞ。

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今回はボロボロジーンズを紹介します。


が、kidsサイズです。


ディテールやインディゴは大人サイズと変わりが無いです。

センターループはオフセットになってるように見せかけて通常です。

ヒップポケットのステッチはLEEのように見せかけての、横に一直線かもしれません(笑


アウトシームもインシームもペインターパンツみたいにトリプルステッチになっております。


実物のインディゴはXXまではいけませんがドス黒いです。


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キッズサイズのヴィンテージでも大人顔負けのdetailを持っているのが面白いですよね。

当時のアメリカの物づくりのすばらしさを垣間見られる気がします。

おわり。

My Standard!Vol.1「ボロボロパンツ」

My Standard!Vol.1「ボロボロパンツ」

これまでたくさんのファッションアイテムを中心としたマイコレクションを紹介してきたわけですが、以前からちょっとまとめてみたいなぁと考えていました。

自分もどれぐらい服を持っているのか、正直、把握していないので、一度整理してまとめてみようと思い立ち、自分の定番みたいな感じで「My Standard」として紹介していきたいと思っています。

その第一回目はまさに僕の定番「ボロボロパンツ」。

ボロボロアイテムはパンツに限らず大好きですが、中でもパンツには目がありません。
なんでなのかは自分でもよくわかりません。ボロボロのパンツに惹かれるんです。

40's U.S.ARMY PWヘリンボーンパンツ


40'sの第二次世界大戦で戦争捕虜が実際に穿いていたPWパンツ。

これは買った時の画像で、気に入り過ぎて穿きまくっているので、ここから両膝にダメージが出来るなど、かなりボロボロ度が進んでいます。


そしてセルフリペア済み。

参考➡40's U.S.ARMY PWヘリンボーンパンツ
リペア生地➡ヘリンボーンのPWパンツの膝破れをリペアしました。

PAY DAYブラックコットンワークパンツ


1940年代ぐらいのPAY DAYのワークパンツ。

まず見ることのないブラックコットンというのがもう素晴らしい。


ペンキ飛びにダメージに、絵に描いたようなボロボロパンツです。


参考➡40's PAY DAY BLACK COTTON PANTS

50's HERCULES COTTON WORK PANTS


1950年代のヘラクレスのグレー地のコットンワークパンツ。


買った時の画像の方がボロボロ具合がわかりやすいですかね。


リペアの黒シャンのような生地が使われているなど、当時のリペアが超素敵です。

セルフリペアもやっています。➡デニムリペアな1日HERCULES WORK PANTS REPAIR

更に膝の生地がかなり薄くなっているので、現在、補強待ちです。
ボロボロパンツを穿くにはリペアや補強の苦労が絶えません。

勿論、それが楽しいのですが。

参考➡50's HERCULES COTTON WORK PANTS

30's STIFEL IRONCLAD STRIPE WORK PANTS


先日掲載のSTIFELのIRONCLADストライプのワークパンツ。


こちらも古い生地でナイスリペアが入っています。


参考➡30's STIFEL IRONCLAD STRIPE WORK PANTS

501 66前期 A


何度も紹介している501の66前期。

僕の定番の一本です。
特に夏場は毎シーズン、リペアしまくりながら穿いています。

参考➡Levi's「501 66前期」2016年夏ver完成!!

40's U.S.NAVY UTILITY PANTS

こちらも僕の大定番。NAVYパンツ。
元々ボロボロなのに穿きまくりでっ毎シーズンリペアしとります。

超大切にしているので、セルフリペアに、更に、豊崎のリペアショップ「WOREKS」さんのお力をお借りしながら穿きまくっています。➡ウォレクスさんのリペア

参考➡U.S.NAVY UTILITY PANTS

1000円の501 66前期


そして現在、リペア中の501 66前期。
ボッロボロすぎて1000円で買った代物。

今年はこれを履けるレベルにします!

参考➡1000円で買った501 66前期のリペアスタート!

60's BIG MACヒッコリーオーバーオール


こちらのオーバーオールもボロボロ。


ハンドリペアとヒッコリーの色落ち具合がたまりません。


1960年代のBIGMACのものですね。


参考➡60's BIG MAC OVER ALL

まとめ

今、クローゼットに入っているボロボロパンツはこの辺りです。

いずれもリペアをしながら穿けばまだまだ10年20年穿けるので、爺さんになってもボロボロパンツを穿いて古着・ヴィンテージを楽しもうと思っています。

ヴィンテージって、一過性のファッションではなく、こうして10年20年スパンで楽しめるのも素敵な魅力の一つですね。
他のジャンルのファッションにはなかなかないところかなと思います。

2017年3月24日金曜日

LIFTMAN'S COLLECTION「ヴィンテージバンダナ」

本日は2週間ぶり「LIFTMAN'S COLLECTIONボロやインディゴなど」以来のLIFTMAN'S COLLECTIONです。

LIFTMAN'S COLLECTIONとは滋賀県在住の古着ラヴァーLIFTMANさんのコレクションを紹介するコーナー。

今回は、僕の「まだヴィンテージバンダナって500円で買えるんですね。」という記事を受けて、ヴィンテージバンダナコレクションをお送りくださいました。

なかなかのボリュームですので、おもいっきり楽しんでください。

ではどうぞ。


「ビンテージはベタベタの一点のみで、ほとんどレギュラー品になりますが、やはりMADE in USAだと購入してしまいます。」

とのこと。
バンダナはTシャツのような魅力があって、僕的にはどちらもプリントが命。

こうして並ぶとバンダナらしいペイズリー柄のようなものだけでなく、いろんな柄のバンダナがある事がわかりますよね。

僕もバンダナはかなり所有していますが、どちらかというとヴィンテージかどうかより柄が全てです。

バンダナ未デビューでどんなのを買えば良いかわからないと思っておられる方もおられるかもしれませんが、こうしたいろんな柄のバンダナを集めるのも楽しいですよ。

是非、古着屋に行ったらバンダナも見てみてください。

ちなみに発売当時、我々の間でめちゃくちゃ話題になったバンダナ本「ELEPHANT BLAND」は現在、とんでもない値段に!!

ELEPHANT BRAND(エレファントブランド)

ELEPHANT BRAND(エレファントブランド)

  • 作者:平田和宏
  • 出版社:Mo-Green
  • 発売日: 2008-06-20

何度も買うか悩んだのに。。。買えば良かったよぉ。

おわり。