羽曳野BROOM

2017年1月3日火曜日

謹賀新年!初買いはネイバーフッドから。

あけましておめでとうございます。
今年もF-STREETはグリグリッと頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。

新年一発目の初お買い物が嫁さんの実家近くのリユースショップでした。

初買いとなったのはこちらのベスト。


ウォバッシュ生地のように見えますが、こちら刺し子生地で作られたベスト。


こんな感じ。

左右非対称のポケットや縫製、ボタンまで手抜きなく作られた逸品です。

割と、セレクトショップ系のオリジナルだと、そうした細かいディテールは手抜きされている事が多いですが、こちらは完璧に仕上げられています。


最近、U.S.NAVYのショールカラーカバーオールのリペアや501 66前期のリペアをやり始めて、それの藍染めの古布を使ったりしていることや刺し子にチャレンジしていることもあり、猛烈にインディゴや藍染め、それから刺し子やパッチワークに痺れています。

そんなもんだからこのベストも猛然と刺さりました。

一目惚れってやつですね。

一見、岡山系のデニムブランドなんかが作っているのかと思いきや。


こちら裏原宿を盛り上げたNEIGHBORHOODのもの。

裏原ブーム時代からヴィンテージをバックボーンにモーターサイクルやミリタリーをベースにデザイナー滝沢伸介が自身の趣味とライフスタイルを投影したアウトローなアイテムを作り続け、有象無象に登場した裏原ブランドの中でも異彩を放った名ブランドで、今では「裏原」という垣根を越え、支持され続けています。

僕も裏原ブームの頃は、ブームに乗っかり、また早くに大阪・堀江に進出してきたこともあり、熱狂的に好きでしたが、今また、こうしてネイバーフッドのアイテムを、今度はブランドからではなく、一目惚れで手に取ることになるとは、何か小さな運命的なものを感じます。

ちょっと完成度が高すぎるというか、どこにも文句のつけようがない崩しのないところがどこか機械的でハンドメイド感がないのが僕的ではないですが、細かな部分まで手抜きなく作られ、しかも日本製で、素晴らしいベストだと思います。

これまで、ベストを着ることはほぼ皆無でしたが、これを買ったことで、また自分のファッションの趣味の幅が広がりそうな、またこうしたインディゴ染めの刺し子生地というところで、自分の「好き」なところが更に深くなったような、そしてそれが長く最も好きだったブランドを再び手に取ることになったりだとかでそういった意味でも自分のファッションの幅も深さも広がったような、そんな初買いに相応しいお買い物になりました。

※参考
おわり。