羽曳野BROOM

2015年1月31日土曜日

FREE&EASY3月号はダッズスタイル

最近はすっかりDAD'S STYLEの時だけ買うようになったFREE&EASY。

今月はそのダッズスタイル。

大阪のIVY&NAVYのオーナーさん。

ダッズスタイルはこれまで知らなかった何か良いものの発見があったりするのと、物欲バカとしてはこうした人の物に焦点を当てた誌面というか編集方法が好きなんですね。


こんな風な雰囲気。
こんなんやりたいわぁ、と思いますが、こうした羅列で一気に見せる編集は紙ならではな感じがします。


一つ一つを見るよりこうした羅列で見た方が深くは知りにくいですが、その人のバックボーンや好きなこと、ライフスタイルがなんとなく反映されて好きです。

この中からオッ、欲しいな…と思ったのはこの辺り。


YUKETENのマネークリップですって。
ホーウィン社のコードヴァンが使われています。

マネークリップって使ったことないですが、格好いいから憧れています。
でも、マネークリップと小銭入れを別々に…とかなんか面倒そうやなぁ、ってのと、忘れそう、っていうので、マネークリップデビュー出来ないでいます。

でもいいなぁ。


こちらはマーベリックのボアベスト。

ボアベストいいですねー。今まで一つも興味なかったんですけど、かなり惹かれます。

今、古着業界も冬のセールに突入していますから、ボアベスト探そう。

こういう時に、「JAMならあるかな?」とか思わせるところが凄いですよね。


こちらは小野塚編集長のお買い物コーナーのラルフローレンのハンティングジャケット。

おいおいおい。メチャクチャ格好いいな。
これで17280円は安いですねー。

お買い物コーナーからはもういっちょ。


RRLのハンティングベスト。

さすがラルフローレン先生。
メチャクチャ格好いいっす!!

ということで、ダッズスタイルなFREE&EASY、昨日発売でーす。

Free&Easy 2015年 03 月号 [雑誌]

Free&Easy 2015年 03 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社:イースト・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2015-01-30

2015年1月30日金曜日

凄い事になってるモノ。

昨日、KING OF VINTAGEを調べて驚きましたが、なんとKING OF VINTAGE、現在25000円なんてとんでもない値段になっています。



元は確か5000円でしたよ。

更にもっと凄いのがこちら。

清水圭コーディネート本「Kei freedamn”今日の清水君 365days”」

こちらセール価格で432円で買いましたが、なんと432円が…


9445円から…

これ、もっと凄いのが公式サイトでは未だに432円で売ってます。


アマゾンで買った人涙目。

今のうちに432円で買っておけば値上がりするかもしれませんね。

今日は雨で車通勤なので簡単ですんません。

おわり。

2015年1月29日木曜日

HELLER'S CAFE「1939 Varsity Baseball Letterman Jacket」

昨日の記事が前振りになっておりますので、未読の方は是非、昨日の記事も読んでくださいましたら幸いです。
VINTAGE KING(ワールドフォトプレス)

さて本日は、そんな既にややネタバレなコチラ。


ん?


オオーーーーーーーッ!!!!!

昨日のビンテージキングに載ってるやつじゃないですかー!!


まあ、勿論、そんなわけはありません。
そんなお金があれば住宅ローンの繰り上げ返済します。

こちらはビンテージキング、ラリー・マッコイン氏のコレクションである野球チームのグラデュエーションジャケットを復刻したレプリカ。

書かれた名前や描かれた絵などは全てプリントで入れたそうです。

価格は34,000円(ぐらい)。


兼松英一さんも勿論。

野球しているプリントも秀逸。

素晴らしい出来。


我慢しきれず、この日着ちゃったので着ジワが気になりますが、オオーーーーーーーッ!!!!です。


ベイツというチームみたいですね。


ちなみにシーズンは6勝3敗で優勝しています。

タグは撮り忘れましたがヘラーズカフェのタグが付きます。元はダブルワークスかなんかのものみたいです。

いやー、これは素晴らしいレプリカ。
正しいレプリカです。

レプリカにはヴィンテージ好きとして一過言あって、最近のレプリカの名のもとにコピー商品を作るのはどうかと思っています。

こうした今買えば信じられないぐらいの価格になってしまうものを、ラリー氏のブランドが自らのネームを入れたタグをつけて売るのは正しいレプリカの姿ではないかと思います。

一方、ビンテージ市場に多数現存するアイテムをレプリカの元にタグやボタンなど細かいディテールまで模造して本物と見かけは瓜二つに作り、中には品質的には劣化版だったり中国で作ったりして、それを元のビンテージアイテムと変わらない値段や、中にはそれ以上の値段を付けて売ってしまうのは商業的にはホワイトではないと思いますし、何より将来のビンテージ市場を思うとガッカリとしてしまいます。

ややインパクトのある言葉を借りるなら、それはレプリカじゃなくコピー商品だと僕は思うのです。

例えば、著作権の切れている小説を僕が自分で考えたかのような感じでここのブログに書いても合法ですが、それはやっぱりホワイトではないと思うのです。

まあ、かと言って世の中真っ白なことばかりではありませんし、WEBの世界なんかいかにグレーなことをホワイトに装ってやるかの勝負みたいなところもあるので、それはダメ!!とは言えないのですが、個人的にこの事はビンテージが好きな人間として残念に思っているのです。

将来の古着屋さんには、もしかしたらそうしたアイテムが日本語表記の品質表示のタグだけを切って、本物として販売されてしまう可能性やディーラーがそうしてバイヤーに売りつけてしまう可能性も否めません。

WAREHOUSEもカッパーキングを復刻されていて、WAREHOUSEとヘラーズカフェは凄いブランドだと思っていますが、カッパーキングは今の所見てみないふりをしています。
WAREHOUSEの品質は本当に高いと思うので、カッパーキングのパッチに「COPPER KING PRODUCT BY WAREHOUSE」とか入ってたら、これはもう僕としては「カッパーキングをこの世に甦らせた!!」と、大絶賛なのですが、とにかくさておきヘラーズカフェ素晴らしい。

他のアイテムまで詳しい事はわかりませんが、少なくとも僕が見た商品や読んだ本からは素晴らしいという印象を受けていて、ヘラーズカフェのアイテムを検索したりしています。

こういうアイテムがまた復刻されるならまた買うと思います。

ちなみにこちらのグラデュエーションジャケットは多分、値段ついたら何十万もするんでしょうね。

昨日紹介したVINTAGE KINGにも、KING OF VINTAGEにも掲載されています。

ヴィンテージ・キング (ワールド・ムック1033)
  • 作者:ラリー・マッコイン
  • 出版社:ワールドフォトプレス
  • 発売日: 2014-06-23


King of Vintage No.1:Heller’s Cafe
  • 作者:田中凛太郎
  • 出版社:CYCLEMAN BOOKS
  • 発売日: 2009-12-24
に・・・にまんごせんえん!?!?!?

KING OF VINTAGE、えらい事なってますね。
僕も持っていますが25,000円なら余裕で売ります。

おわり。

2015年1月28日水曜日

VINTAGE KING(ワールドフォトプレス)

本日はVINTAGE KING。
VINTAGE KINGはビンテージディーラーでジーンズブランドWAREHOUSEと協業でビンテージを現代に蘇らせるブランドHELLERS CAFE(ヘラーズカフェ)を展開するラリー・マッコイン氏のコレクションを掲載したムックです。



「古着屋さん」シリーズでお馴染みのワールドフォトプレスから出版されていますが、個人的には同じくラリー氏のコレクションを掲載したMy Freedmnのシリーズから出てる「KING OF VINTAGE」を持っているので買わなかったのですが、ひょんな事から中を見れば、ワールドフォトプレスらしいこだわりがムンムンに詰まった名書に仕上がっており、思わず衝動的に買ってしまいました。


何が凄いって、ひとつひとつのアイテムがガッツリ掘り下げて調べてあり、その服のバックボーンがしっかり丁寧に、それでいて簡潔に書かれています。


例えばLeeの販促マスコット「バディーリー」を見てみると、これだけ掲載されているのも圧巻なのですが、一体一体にディテール説明があります。


フィリップ66のガソリンスタンドの制服を着たバディーリーは、制服をLeeが作ってた、だとか、ボディーは30年代で制服は40年代だとか、まあ細かく調べ上げてあります。


僕の大好きなU.S.NAVYのカバーオールも、両方40'sと思って着てましたが、プルオーバータイプの方は30'sなんですねー。

着脱が面倒でネイビーの兵士達には不評だったのだとか。


WAREHOUSEもダブルワークス?でDWと文字ってモチーフにしていたPWのチノーズも説明ギッシリ。

そして何よりこの本を買う決定打になったのはこちら。


昔の学生が卒業の時にカバーオールに寄せ書きを施したグラデュエーションジャケット。


オオーーーーーーーッ!!!!!

オオーーーーーーーッ!!!!!


ウォーーーーーーーーーーーッ!!!!!

野球チームのグラデュエーションジャケット。
しかも二枚目左上に兼松栄一という日本人の名前が見えます。

凄いこれー。

お正月にバンクーバーの朝日を観たばかりなので余計にグッと来ます。


どれどれと説明を見てみると益々釘付けに。
兼松栄一さんのことをみっちり調べ上げてある。
凄い。

人種差別を超越した日本人兼松栄一。かっけー。

と、こんな風に読み応えたっぷりの一冊。

KING OF VINTAGEと掲載アイテムはカブっていますが、読み込みたい人はこちらが断然オススメ。

ただ装丁はKING OF VINTAGEの方が断然良いので、コレクション目的ならあちらが良いかなって感じです。

僕はVINTAGE KINGを超絶プッシュ!


おわり。

2015年1月27日火曜日

VINTAGE SMILE FACE GLASS

今月初め、南船場のGRIZZLYのコンセプトストアLaxがオープンしました。
Laxはオーナー小路くんのその時の気分に合わせてテーマが設けられ、そのテーマに沿ったアパレルと北欧やミッドセンチュリーの雑貨がメインのお店です。

そのLaxの新設の裏にはGRIZZLYで雑貨が相当売れていたという話も耳にしていて、GRIZZLYと小路くんの師匠でもありますTHRIFTYでも雑貨類が人気だったので当然と言えば当然なのですが、王道の雑貨を扱いながら新たな提案が雑貨の小さなスペースにもあって、THRIFTYの流れを汲んでいるんだなぁ、と一人どこかで思っています。

そんなGRIZZLYで買った雑貨。


SMILE FACE(アメリカではPIECE FACE)なグラスです。

スマイル柄には目がないといったコレクターさんもたくさんおられる領域ですが、僕自身は元々それほど興味はありませんでした。

が、子供が認識して「ニコちゃんニコちゃん」と喜ぶのと、嫁さんも好きみたいなので、最近、見掛けるとなんとなく買うようになってきました。

案の定、買って来たらコソッとキッチンの棚に飾ってあるので気に入ったのでしょう。


グルッと一周、どこを見てもスマイル柄で可愛いですね。

雑貨といっても鉄の錆びたヤツとか、やれた木の箱とか買ってくる僕好みの雑貨は、まあ比較的好きみたいですけど、家族はやっぱりこっちの可愛いのが好きみたいです。

昔、嫁さんと一緒に住み始めた時、一緒に住みたいと一生懸命お金を貯めていたみたいで、インテリアとか「私好みにさせて!」と言われて、好きにさせてあげた時に、スティッチのブランケットとかピンクのプラスチックのコップとか…これは大変やぞと思って、そこからいろんな雑貨屋や家具屋、古着屋に連れて行って、更に気に入りそうなナチュラルなインテリア雑誌なんかを買ってきて見せて、ようやくヴィンテージスタイルというか、僕の好きな雰囲気を教え込んで来たので、こうしたこっち方面の嫁さんの好きなところを押さえるのは大切です。笑

またふとピンクのソファーカバーとか買ってこないように、ちゃんと良いものを見せておかないといけません。

お向かいの奥さんが、旦那さんが買って来たオレンジのソファーカバーをやんわりと断るのに四苦八苦して、「私に作らせて!」と懇願しておられたのを見て、再認識した次第です 笑

ちなみにそれから2年近く経っていますが、未だにソファーカバーは作られず、オレンジのソファーカバーも封印されているので、旦那さんが首を傾げていました 笑

そう言えば旦那さん、よくオレンジのポロシャツ着てるな…

おわり。

2015年1月26日月曜日

DIY人生最大の大作!食器棚を作った。

DIYが好きでこのブログでも何度もその様子を書いてきましたが、DIYは自分のヴィンテージを取り入れたライフスタイルには必要不可欠なものです。

そして、そのこれまでのDIY人生の中で最大とも言えるものを作ったので、どうか自慢させてください。


こちらは材料の一部。
頑丈なパイン集成材と軽い加工しやすい桐集成材を使います。

作品が大きすぎて、邪魔になりすぎるので、3段階に分けて材料を用意しました。


まずは四角の箱を作ってボンドで固定するところからスタート!!

青い布は余分なボンドを拭き取るための破れた靴下(勿論洗濯済み)。


今はドリルビットもダイソーに売ってる時代!
早速使ってみましたが木工用じゃなくコンクリート、モルタル用なので先が尖ってなくて、あまり使えませんでした。

木工の際はちゃんと木工用を選ばないとダメです。


グリグリグリと組み立てて行きます。


台車も付けて、一つ目のパーツが完成!!


今回は節約も兼ねて、旧食器棚を隠す目隠しに使ってた板なんかも再利用します。

ネジ穴の跡とかは残りますが、再利用したアジになるので個人的には大好きです。


次は切ったり測ったりを繰り返して…


棚を組み上げる。

横では嫁さんがせっせと塗装中。



塗るのはBRIWAXのチーク。


綺麗な茶色に仕上がります。


これだけのパーツを塗り上げるのは結構な重労働です。


これが二つ目のパーツの一部。

二つ目のパーツがこうなります。


ゴミ箱はこれまでのものを使うというので、それに合わせたサイズに。


さいごのパーツは扉を付けて、食器棚のメイン部分に。


取手には守山の雑貨店ノリアキ工房でアイアンの取手を買ってきました。424円かな?

そしてこれが完成した姿です。


扉の付いてるところはマグネットキャッチ付きで押すと開くタイプ。

炊飯器やホームベーカリーは隣の台車付きの1つ目に作っていたパーツに。


使う時だけこうして引き出して使います。

ということで構想1年がかりで、あーでもないこーでもないとレイアウトを考えた食器棚が完成しました。

今回は廃材を結構利用したので、2万円弱ぐらいで完成!

欲しいなと思うような食器棚はどれも10万円以上してとても買えなかったのでかなり安くなりました。

何よりサイズが我が家のキッチンにピッタリなのと、集成材ですが生木とBRIWAXでそこら辺の家具にはない仕上がりになっているのが大満足。

勿論、DIYなので、多少歪んだり曲がったり、ミスって開けた穴の跡とかありますが、それぐらいは余裕です。

大満足の仕上がり。

あと扉を付けるというスキルが身につきました。
次は僕がパソコン作業をするカウンターの下にプリンターとか置く棚を作ります。

おわり。

2015年1月24日土曜日

70's schott レザーヨークコーデュロイコート

ちょっと前の話ですが、京都の五條楽園にMAD CLOTHING EPが復活しました。


Gスポットという怪しげな名前の古い旅館のような建物をテナントにした場所にEPオーナー大輔さんのご友人などが入居され、みんなで盛り上げておられるところです。

そのMAD CLOTHING EPで買ったもの。


見るからに質の良い革のレザーヨークが印象的なコーデュロイジャケットです。

重厚感があって、これぞヴィンテージ!ってなオーラがあります。


SCHOTTの70年代頃のものです。

現存しているブランドなので比較的新しいアイテムがよく出回っていますが、創業は1913年だそうで、最初はレインコートのブランドだったようですが、今ではレザーと言えばschottってぐらい名前が通っています。

全然革ジャンに興味がないので、まさか自分がschottを買う時が来るとは思ってなくて、ずっと縁のないブランドのんだと思っていました。

でも、この雰囲気を見てしまうと買ってしまいますね。


レザーヨークがハンパねー。


フラップポケットもレザーです。
これが素晴らしい。
レザーヨークとのコンビで雰囲気をグンバツに押し上げます。


ボタンもレザー。

コーデュロイのピッチはLevi'sの517などと同じ感じです。

MAD CLOTHING EPは古き良きヴィンテージストアといったお店で、多分、店舗面積は3坪ぐらいなんですが、あちこちにお宝が隠されています。

カハナモクのスニーカーとか、あまり見ないというか初めて聞いたのまでひっそりと置かれています。

そんな宝探しのような気分でヴィンテージ漁りを出来るお店MAD CLOTHING EPは下記より。

京都古着屋MAD CLOTHING EP

こういう出会いで今まで縁のなかったschottに袖を通すというのがなんとも古着っぽくて良いですね。

古着の魅力は安い古着というのも魅力ではありますが、このコーデュロイコートのように有無を言わせない格好よさ、雰囲気を持つアイテムに巡り会えるのが1番の魅力だと思います。

これからもこの魅力にどっぷり浸かって生きて行くのでしょう。
楽しい人生です。

おわり。