羽曳野BROOM

2018年2月27日火曜日

羽曳野のリユースショップ「BROOM」に再び行ってきた。

大阪府・羽曳野市にありますリユースショップ「BROOM」さん。


ヴィンテージ古着を扱うお店ではなく、アメリカ古着も含めブランド古着やカジュアル古着を買い取り・販売されているリユースショップなのですが、当ブログのスポンサーでもあり、大阪古着祭に出店して頂いたり、以前にオーナーの本田さんが勤務されていたジョンブルストア時代に開催されたイベントにサポートさせて頂いたりと、とても縁のあるお店です。

そのBROOMさんに嫁さんが洋服を売りたいというので、行ってきました。


ラッキーなことにこの日はSALEが開催されておりました。



店内はキッズ、レディース、メンズと家族連れでも楽しめる商品構成で、近隣にあのユニクロの兄弟ブランド「GU」があるのですが、こっちで買った方が安いやん・・・ってぐらい良心的な価格で販売されており、この日も洋服を買い取ってもらいに行ったのですが、結局、その買い取って頂いたお金で子供達の洋服を買って来ちゃいました。



広い店内に相当な数のアイテムが並んでおり、個人的にはドアモノや裏原系ブランドなんかのアイテムが気になりました。
パンツ系はやっぱアメカジブランド系が生地もしっかりしていて良い感じ。
岡山ブランドのジョンブルとかめちゃくちゃ安かった。




キャップやバッグもかなりの数、並べられており、価格も良心的で、ファッションのジャンル問わず楽しめると思います。


ほんで靴!!



スニーカーから革靴、ブーツまで幅広くチョイスされています。
いずれも安いし、ええのんも紛れてるし、必見ですね。




ベーシックなものからデザインの効いたものまで、宝探し感覚です。


ボタンダウンなどオーソドックなシャツはこうして種類があって低価格で、いろんなカラーのものが並んでいるのはとても嬉しいですよね。
古着好きならではの感覚かもですが。


スウェットやデニムのあたりは古着屋っぽい雰囲気。
レディースサイズのスウェットなんかはなかなか古着屋で見つかりにくいので、リユースショップが重宝します。


ハットに。


レディースバッグに。


アクセサリーや時計類。
中段左側のキース・へリングの時計はかなり気になりました。


こちらは我が家がくまなく見ていたキッズラック。


レディースアイテムもメンズと半々ぐらいの構成。


小一時間、たっぷり楽しませて頂きました。

そんなBROOMさんも第七回大阪古着祭、登場してくださいますよー。
前回は相当盛り上げて頂きました。
今回も、とっても楽しみです。

ちなみに前回、BROOMさんにお邪魔した時の様子はこちら。
羽曳野市のリユースショップBROOMさんに行ってきた。

BROOMさんの場所は➡〒583-0862 大阪府羽曳野市尺度189
公式サイト➡BROOM

おわり。

2018年2月23日金曜日

古着屋さんスナップ(SOULS 高橋君)

僕たちが若い頃、20年ぐらい前、オシャレのお手本は古着屋さんでした。

それは古着屋さんの大半の方々より年上になった今でも変わりません。

古着屋さんは、サイズもカラーも縛りがなく、サラ着も古着も取り入れて自由な着こなしをされており、その古着屋さんのファッションの自由さが「自分には黒とグレーぐらいしか似合わないかも」とか思っていた僕の固定観念を180度変えてくれました。

そんなわけで、ファッションのお手本、古着屋さんのスナップを撮ろうと始めたのがこの企画「古着屋さんスナップ」。

今回は、今月、堀江にオープンした古着屋「SOULS(ソウルズ)」の高橋君です。


カルバンクラインのカバーオールに紫カットソー、太目のブラックパンツにカットソーと同系色のコンバースオールスター。
キャップに丸眼鏡にクロスのペンダント。

自由か!!と突っ込みたくなるほど、形にこだわらず無秩序に自分の好きな服を全部引っ張り出して来て楽にラフに着こなしたオンリー1な高橋スタイル。

今季はキワいカラーを推しているSOULSらしいコーディネート。

なかなかこのスタイルを真似するのは難しいですが、「これでいいんだ・・・」というか、「こうして着てもオシャレになっちゃうんや」的な発見がありますよね。

これから大阪の古着業界を牽引していく一人、高橋君。

以後お見知りおきを。

高橋君のSOULSのリポートはこちら➡堀江にオープンした古着屋SOULSに行ってきた。

過去の古着屋さんスナップシリーズはこちら➡古着屋さんSNAP

2018年2月15日木曜日

堀江にオープンした古着屋SOULSに行ってきた。

先週末、大阪・堀江にオープンしました古着屋「SOULS(ソウルズ)」に行ってきました。
古着屋JAMの元マネージャーで新規店立ち上げ時のエースとして古着屋JAMを引っ張って来た高橋君のお店です。


堀江というよりは僕の感覚的にはアメ村ですかねー。
アメ村の三角公園から堀江のオレンジストリートに抜けて行く道すがらにあります。


店内、今シーズンは「MY COLOR(マイカラー)」というテーマが設けられており、色別に分けられたラックが鮮やかで、またカラーで提案されるというのは、古着好きにはたまらないものがあります。


こちらは赤系のラック。

サラ着は流行色が有ったり、各ショップやブランドのカラーやテーマがあったりするわけですが、古着の世界はいつの時代もあらゆるカラーが存在するのが魅力だと思います。

そうした古着の世界をこうしてカラーで色分けして提案するのは、古着ならではな提案で、とても素晴らしいと思います。


GREENラック。
これから春に向けて気になるカラーですね。


様々なアイテムがグリーン縛りで並んでおり、一口にグリーンと言ってもいろんなグリーンがあるので、この中から好みのカラーで決め打ちしたアイテムを選ぶのも楽しいですよね。


また今回はリバースウィーブをかなり注力して集められており、良い品ぞろえでした、


こっちにも、
グレー系だけでこれだけあります。


こちらはパンツラック。
スラックス系が多く、前出、カラーのリバースウィーブと合わせちゃうのも90'sのアメ村ノリで良いですね。


ブラックラック!


高橋君にピッタリなブラックラック。
古着には少ない黒系のアイテムも、ヴィンテージとくくらなければ個性のあるアイテムが揃うんですねー。




あれ?誰かおるなぁ・・・

と、僕が行った時、店内にはGRIZZLYの浅野君とSALVAGEの通称スモールリバーこと小谷がおりました。

久し振りに浅野君や小谷と話せてとても楽しかったです。


高橋君の古着愛の詰まったお店「SOULS」。
是非、行ってみてくださいね。

SOULS(堀江・南堀江):大阪古着屋データベース

2018年2月14日水曜日

REVERSE WEAVE 年代によるタグの違い

REVERSE WEAVEのタグによる年代判別

リバースウィーブが好きで、よくリバースウィーブの記事を書いているお陰で、リバースウィーブ関係の検索でこのブログに辿り着いて下さる方もおられますので、ここらで一発、中でも一番検索ワードに引っかかっているタグの違いをまとめておこうと思います。
その他、ディテールの違いなんかも過去記事に書いたりしてますんで、お時間ある方はREVERSE WEAVEのカテゴリーでも読んでくだされば幸いです。

基本的には、タグによる年代判別は100%正確ではなく、極々たまに違う年代のディテールを持ったモノもあったりしますので、大まかな年代で言えばほぼ正確に年代判別が出来ますが、厳密に何年となるとあくまで目安という感じです。

僕は50年代以後のものしか所有していませんので、その辺りから。
ちなみにランナーズタグのタグを持つリバースウィーブもあったりとか、それ以前は未解明な部分も多いようです。

50年代


チャンピオンリバースウィーブ50sタタキタグ

70年代初頭まではこのような縁を縫製し、タグをつけた通称タタキタグと呼ばれるものの中で、最初期のものですね。
特徴としましては、サイズ表記の位置が右上になっています点と、特許番号であります「U.S. PAT. No. 2.126.186」「U.S. PAT. No. 2.613.360」の表記が入る所がポイントです。
またこの頃は社名が「CHAMPION KNITWEAR CO. INC」になっていますね。
このタグを有したモノが基本的に~50年代という事になっています。

60年代


チャンピオンリバースウィーブ60sタタキタグ

こちらも同様に縁を縫い付けられたタタキタグと呼ばれるものですが、こちらは60年~60年代後半(67年ごろ?)まで使用されたタグになります。
50'sと比較しますと、サイズ表記が大きな文字サイズになり、社名表記が上に、そして何より特許番号が消え「RN 26094」という製造会社の登録番号という表記が出てきます。
このRN番号の表記が60年から義務付けられたということで、リバースウィーブに関しては、明確な60's、50'sという年代判別が出来たりします。

また50年代と60年代のボディーなどその他のディテールの違いは50's REVERSE WEAVE 「WILLISTON」 VOL.10に詳しく書いていたりしますので、ご興味のある方は是非。

60年代最後期から70年代初頭に使用されたタグ。




こちらも同様に縁を縫われたタタキタイプのタグとなりますが、このタグを用いられる時から社名表記が「CHAMPION KNITWEAR CO. INC」→「CHAMPION PRODUCTS INC」という表記に変わっており、通称プロダクツタグと呼ばれています。
その他の大きな特徴はなんと言っても大きなサイズ表記ですね。
これでもかといわんばかりにサイズを強調しています。

70年代前半に用いられた単色タグ




一色使いの単色プリントされたタグである事から、通称単色タグや単タグと呼ばれています。
この頃からタタキタイプのタグではなくなります。
また、初期の使われた単色タグの特徴として、タグの下部にアンダーバーが入ります。
基本、コチラは70年代前半に使われたものと言われていますが、60年代のディテールを有した、恐らく69年製造のリバースウィーブにも付いていた事があり(というか、それを所持しており)、その辺りの詳細は定かではありません。
単色タグは他にも黒や金色や緑など、いくつかのカラーのものがありますが、それはサイズによって使い分けられていたと言われています。また、それらはそれぞれ「エンジ単」や「黒単」などと略して呼ばれたりもします。

70年代中期~後半に使用された単色タグ




70年代の後期になりますと、同じ単色タグでもアンダーバーが消えます。
アンダーバーが消えて最初の頃は、まだサイズによるタグのカラーの違いが見受けられますが、赤の単色タグ(通称赤単)は様々なサイズのものについており、70年代の後期に、単色タグは全て赤に統一されたものと推測しています。


またこの赤単のものには80年代のボディーのようにアームホールの太いモノが混じっており、恐らく77年か78年頃に、アームホールのディテールが変更になったのではないかと思います。

80年代初頭の青単





青の単色タグ、通称青単ですね。
一応70年代とされているようですが、僕は個人的に80年前後と思っています。
80年代ではなく80年近辺。
70年代にも使用されていたのかもしれませんが、80年製造と思われるものが多くあり、その辺を中心に考えています。
この青単のつくものは、全てアームホールが太いのですが、実は80年代以降のものとは裾リブに決定的なディテールの違いがあり、青単のものは丸胴なのに対し、この後の80年代以降のものは、袖リブが縫い合わされている仕様となっています。
今日はタグの話なので、まあその辺りの細かい話はまたという事で(過去記事にあるかも??)。

80年代に使われたトリコロールタグ




この頃よりタグが青・白・赤の色使いとなり、特にこの80年代のものは通称トリコロールタグ・トリコタグと呼ばれています。
特徴はトリコロールカラー以外に、タグがプリントされたものであるという点です。そんなわけで、例えばアメ村のBIGMANさんなんかはこのタグを「プリントタグ」で統一して呼称しておられ、なるほど、トリコタグよりその方がわかりやすくていいな、なんて思ってたりします。
この特徴が後の90年代以降のものとの絶対的な違いになっています。

90年代刺繍タグ

トリコ刺繍タグ

80年代と同じようにトリコロールカラーですが、大きな特徴はタグが刺繍されたタグであるという点ですね。
この点もあって、プリントタグに対し「刺繍タグ」と呼ばれたりします。

これ以降はまたちょっと違ったタグも出てくるのですが、僕が所有していないので、とりあえずこの辺りで。
ただ基本的に古着屋さんで扱われているリバースウィーブの98%ぐらいはこのいずれかのタグがついているはずです。

最近は、ファストファッションブームもあり、見掛けかっこよければOK。
みたいな流れで、こういったディテール云々という話はあまり受けないのかもしれませんが、せっかく奥の深い古着を着るのですから、こういった年代の違いなんかに目を向けてみると、また違った発見もあるんじゃないかと思います。

僕に言われるまでもなく、F-STREETを見てくださるようなガッチリ古着をお好きな方は、それぞれいろんな楽しみ方で古着を楽しんでおられるでしょうけどね。
そんなわけなので、アクセス解析を見て、そういう古着の奥深い部分を調べたり探されたりしておられる方の痕跡を見ると、大変嬉しく思いました。
そう言った需要に応えられるよう、これからも頑張ってブログを更新して行きたいと思います。

これからもガッツリ古着楽しんで行きましょうねーー!!

おわり。

2018年2月9日金曜日

第七回大阪古着祭開催と出店ショップ募集

もうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、2018年4月1日(日)、大阪・アメリカ村のBIGSTEPで第七回大阪古着祭を開催します。


前回の第六回大阪古着祭が10月1日開催だったので、ピッタリ半年での連続開催です。

大阪古着祭は大阪中から古着屋さんが集結しての古着屋フリーマーケットで、毎回、古着屋さんだけでなく、全国から古着大好きな皆さまにご来場頂いています。

2010年に第1回を開催し、今回が8回目(大阪7回・京都1回)の開催。

このぐらいスパンを詰めるのは過去にないのですが、第六回大阪古着祭の直後に開催されたカジフェスや古着屋さんのフリマ、古着フェスを見ていても、充分に集客されていましたので、ニーズは大きいと判断しての開催です。

もう既にとても魅力的な出店が決まって来ています。是非是非、ご来場ください。
大阪古着祭公式サイト

古着屋関係者様へ。
現在、第六回大阪古着祭への出店ショップを募集中です。
ご興味を持ってくださる古着屋オーナー様、是非、下記よりお問い合わせください。
大阪府外のお店も大歓迎です。
メールフォーム

2018年2月6日火曜日

80's WOOLRICH「ウールワークベスト」 #買ったモノ

買ったモノというよりは昔、買ったモノ。


買ったの自体は10年ぐらい前だと思うのですが、先月、今のワークベストのコレクションを掲載した時に(ワークベストコレクション2018)ブログ未掲載なことに気付いた一着です。


WOOLRICH(ウールリッチ)のウール地のベストで、これネップがどうとかっていうんですかね??
買った時はまだよくわかっていなくて、間違えて「ゴマ塩」と呼んでて、ビーチクロスとかと同じようなもんと思って話してて、今思い出すと結構恥ずかしい間違いをしていました(笑)


ウールリッチはタグで年代の判別が出来るブランドなのですが、詳細は忘れました。
ただ、この紺色のタグは80's~90'sにかけて使われたものだったと記憶しています。

勿論、MADE IN USAですね。


ジップはYKK。


左右対称についたこの2つのポケットがええ感じですね。

カラー、デザイン、生地感、全てにおいて高級感があり、冬場はスーツの中に着たりもしています。

ウールなんで暖かいし、出番はそう多くないですが、重宝しています。

ちなみに買ったのは以前、アメ村にあったBIGMANで、セールコーナーにあったので、確かかなり安く買ったはず。

4000円とかだったかな?

10年以上持ってるだけでもその価値はあったなぁと思う次第です。

おわり。