羽曳野BROOM

2014年5月30日金曜日

硬派な古着屋が姫路にあった。古着屋JACK CLOTHING SUPPLYさんに行ってきた。

前回のSUNRAYSさんで道を教えてもらって(と言っても真っ直ぐ)、SUNRAYSさんから姫路城方面に行った所にあるJACK CLOTHING SUPPLY(ジャッククロージングサプライ)さんに行ってきました。

古着屋さんて、他の古着屋さんのお店の場所聞いても、凄く気軽に教えてくださいますよね。
そういう横の繋がり感、凄い素敵ですよね。


お隣はメガネの高田。
地元に密着した商店街に俄然違った空気感を醸し出すJACK CLOTHING SUPPLYさん。

前々から思ってんですけど、商店街がシャッター通りというなら若いアパレルやってる人達に安く貸してくれたらいいのに、とか思うんですけど、ダメなんですかね。

客層が高齢者層に偏って、そのお客さんだけではやっていけないからシャッター通りになるけで、時代に合わせて変えて行かないと単に屋根ついてる道になるだけでもったいない…とか思うのですが。

確かに服屋が出来て、居酒屋が出来て…ってなると、治安が悪くなる、とかあると思いますが。

と、話がいきなり逸れましたが、姫路の地元に密着した商店街にガッチガチの古着屋さんがありました。


店内商品はほぼ100%古着。
オーナーさんも古着大好き。
まだお若いのですが、いろいろお話を聞くと、自分よりも数倍古着が好きなんだろうなーって圧倒されるぐらいの愛情を感じます。


店内はそれほど広くはないのですが、オーナーさんがアメリカを走り回って集めて来られた古着が詰まりまくっています。


古着屋さんの買い付けには大きく2通りあって、ロスや大都市中心にローズボールなどのフリマやディーラー巡りをされる古着屋さんと、田舎を駆けずり回って古着を集めて来られる古着屋さんがあります。

元々は前者が多かったようなのですが、最近はチャッピー、グリズリーなどを筆頭に後者の古着屋さんも増えてきているみたいです。


店内には革ジャンやワークウェアなど硬派でそこにある理由のある古着ばかりが並びます。
ワークウェアがお好きというオーナーさんのセレクトは、どれもディテールがあって生産年がわかるような、ヴィンテージとヴィンテージからの流れを汲んだ80's90'sの服で構成されており、まさに古着屋。


デニムやパンツ類もそこにある理由のを持つアイテムばかり。
最近は古着屋が多様化しており、リサイクルショップまで古着屋と呼ぶ鈴木(※)もいるほどですが、JACK CLOTHING SUPPLYさんはどこまで古着屋を細分化していっても、最後まで古着屋です。

※職場の鈴木が「僕も古着屋行きますよ。セカンドストリートとかジャンブルストアとか。」と言っててガッカリしたっていう私的な話。


メッセージドールがあってキャップがあってTシャツがあって。
一見、無造作に置かれたこの一枚の写真の中に写っているのもやっぱり、ここにある理由を持つアイテムばかり。


革靴や。


ブーツ類も硬派な男っぽいアイテムが多いです。
ワークブーツが売れないと言われる昨今ですが、「売れなくても好きだから買ってきちゃうんですよねー。」って仰っていました。
ちなみに店売りではなかなか売れないけど、オンラインでは結構売れてるそうです。

姫路のみんな、ワークブーツを履こうぜ!!(キラキラ)


絶対古着屋で買うべきアイテムレザーベルト。
値段と革質を考えると、絶対古着屋で買うべきです。


お、ビッグボーイ!!
今思うと欲しかったな…
雑貨も豊富なんですよねー。多分、雑貨もお好きなんだろうなーって、伝わるセレクト。

テーブルウェアも揃います。

古着屋にあっておかしくないものばかりというか、古着屋にあるべき商品がそこにあるんですけど、そこに人柄があるというか、この品揃えはマニュアル化出来ないんだろうなー、って感じが伝わるんですよねー。


僕も大好きなヴィンテージの時計。


こっちにも。

ユニット替えれば電池式にもなるよー、ってなね。

というね、非常に硬派な古着屋が姫路にありました。

JACK CLOTHING SUPPLYさんの詳細情報は下記ページをどうぞ。



2014年5月27日火曜日

ヴィンテージコレクター御用達、姫路の古着屋SUNRAYSさんに行ってきた。

姫路古着屋紀行第二弾。


姫路に行けば必ず行くお店なので、過去にも何度か行ってきてますが、SUNRAYSさん。

毎年、嫁さんの実家のある加古川に帰省するお正月にお邪魔するのですが、今年は正月に嫁さんの実家でインフルエンザが流行ったため、行かなかったので約一年半ぶりのSUNRAYSさんです。


一年半前はまだアメリカ買い付けを本格化される前だったので、この一年半で結構お店が変わっててビックリ!
特にユーズド比率が上がったような印象を受けました。

ただ、シーズンによって少し変わるみたいで、取り扱いしておられるサラ着の入荷の季節はサラ着が多めで、売れた分古着を補充して行く感じと仰っていました。


もうひとつ感じたのは商品量の多さ。
個人でされているお店でこの商品量はなかなか見ないレベルです。

洋服のジャングルやー!

て感じです。


ラックの数も多いし、一つ一つのラックに陳列されている商品量もかなりの量。
デニムパンツもこの通り、新旧合わせてかなりの商品点数です。


ここはデッドゾーンかな?
オアスロウやササフラスの取り扱い店としても知られるSUNRAYSさんですが、今のジーパンはカラーパンツとか言ってる現代っ子に見せてあげたくなるような質の良いジーパンが揃います。


こちらはササフラスゾーン。
一つ一つのディテールに思いが詰まったワーク感漂うデニムワークパンツです。
何のディテールもないストレッチの効いた混紡の5ポケジーンズにはない屈強でザラついた生地感はこれぞジーパンと呼ぶべき代物ですね。


こちらもササフラスのワークパンツ。
大きめのポケットだったり、補強の仕方だったり、確かに現代のライフスタイルから言えば無駄なディテールなんですけど、その無駄こそがファッションではないかなぁ、と思います。


こちらはミリタリーパンツ系。
パンツばかりにフューチャーしていますが、パンツしかないのではなく、とにかく新旧良質なパンツがいっぱいでついつい画像の枚数が多くなってしましました。


革靴やブーツをとってもこの物量ですよ。
凄い商品量。


ニューバランスの上位モデルもこの感じで揃いますし、レースアップブーツも上質。左端のはユケテンでしょうか。


裏面もあった!?
こちらはバンズ中心にクラシックスニーカーたちが並びます。

靴屋も真っ青。


このラックを見るだけでも商品量の壮大さが伝わるのではないでしょうか。


とにかく店内、どこを見回しても質の良い服がいっぱい。
スウィングトップが掛かってるのが、最近では何だか新鮮で素敵ですね。


勿論、SUNRAYSさんと言えばなバンダナ。


そして、ヴィンテージボタン。


ヴィンテージスタンプなど、コレクタブルなものは勿論健在。

この商品量は店主井上さんが国内有数のコレクター気質だから、といった事と無関係ではないのかもしれませんね。


とにかく雑貨だけでもアメリカンジャンク雑貨屋を開けそうなほどの商品量。


店内、いろんなところにいろんなものがありますので、とにかくくまなく隅々まで堪能したい空間です。


ミルクガラスや食器類もこの感じで。


かぶり物なども充実。


本当に凄い空間です。

アメリカンヴィンテージやアメリカンジャンクが好きな方なら1日潰せそうなぐらい商品が豊富で質が高いです。

姫路から全国に名を馳せるSUNRAYS。
ご存知の方が多いとは思いますが、まだ知らなかった方は是非、お見知り置きを。

お店の情報は下記ページより。

2014年5月26日月曜日

姫路の古着屋BRANCHさんに行ってきた。 #姫路古着屋紀行

ゴールデンウィークに神戸古着屋巡りをしましたが、翌日は姫路を巡りました。


この日から買い付けとの事で、オーナーさんにはお会い出来なかったのですが、若手のお2人が入っておられ、たくさんお話をさせて頂きました。

オーナーさんはノックアウトのご出身で、関係性的には神戸ラフターの樋口さんの後輩に当たる方です。

神戸や姫路の古着屋さんは、ノックアウトやジャンクショップといったビックショップ出身で独立される方が多く、先輩後輩の関係で繋がっておられる方が多数おられます。



店内はザ・アメリカ古着のお店で、アウトドア、ミリタリー、ワーク、アスレチックを中心としたアメカジアイテムを中心にセレクトされているそうです。


明るめのライトアップにカラフルなアメリカ古着が映え、ヴィンテージのイームズが雰囲気を醸し出しています。


レジ後ろのピーターマックスが超イカツイですが、買い付け直前のタイミングで更にゴールデンウィークセールを開催されているタイミングだった為、平常時とはまた違った商品構成なのかもわかりませんが、今人気の80's90'sアイテムもたくさん見受けられ、幅広い年齢層の方が楽しめるショップです。

ちなみにこのピーターマックスは既にホールドになっていました。残念。


ゴールデンウィークだったということもあり、一部Tシャツも立ち上がっており、リバTeeやチャンピオンなどのカレッジを中心にアメリカ古着らしいセレクト。


目立ったのはこの辺りの年代のチャンピオンTeeがカラフルに揃うところ。
90's、00'sノリなロゴTeeもこの辺のダサかっこよくて、ボディー無敵みたいなTシャツは今年刺さる方も多いのではないでしょうか。


同じくこちらアーミーTeeも今年は相当売れそうですね。


デニムベストやデニムジャケット。


オーバーオールなど、デニム系アイテムが揃っているとワーク好きとしてはオッとなりますが、特にワークベスト?ジレ?の豊富さが目を引きますね。


シャツ類は古着屋の華。
ボーイスカウトやワークシャツのグラデーションが素晴らしいですね。


ジャケット類も見逃せないゾーンです。


バンズを筆頭としたオールドスクール感溢れるスニーカー達。


ヴィンテージヘルメット?がセレクトされているのも注目です。


個人的に楽しかったのはこの辺りのビンテージバッグ。
雰囲気系のバッグはいつ見ても独特の存在感がありますね。


こちらの普段使いに良さそうなスポーツ系やアウトドア系のバッグ類はカラーだったり柄に個性があるものが多くセレクトされています。


この空間にヴィンテージっぽいランプシェードが超かっこよくて気になりました。


レジカウンターに雑貨類がディスプレイされており、ジャンク感抜群の雰囲気、大好物です。


バンダナもあって。


古着の華、レザーベルト。
特に型押しベルトは現代のモノにはない雰囲気があり、セレクトされているお店では必ずチェックします。

そして、なにげに1番良いなぁと思ったのは。


オリジナルBICライター!!

100円ライターの王様です。

禁煙に成功してなかったら絶対買ってたな。

姫路は同じ兵庫県でも神戸までは結構距離があるので、良心的な価格でフルコーディネート揃うBRANCHさんのようなお店は相当需要が高いのではないでしょうか。

オーナーさんの人柄に惚れてお手伝いしていると公言されていた若者2人の温かい雰囲気からも、BRANCHさんがいかに姫路の若者達の兄貴的存在のお店かが伝わってきました。

大阪からは電車で50分ぐらいですかね。

ショップ情報詳細は下記より。