羽曳野BROOM

2018年10月30日火曜日

ZOZOスーツ不要の体型・サイズ計測アプリ「sizer」試してみた。

昨日、リリースされたスーツ、メジャー不要のサイズ計測アプリ「sizer」を早速ためしてみました。

タイツ不要!誰でも簡単にボディサイズが計測できるアプリ「Sizer」リリース

ZOZOスーツは必要ありませんが、タイトな服装で計測する必要があります。
下着・肌着でも良いみたいですが、我が家で一番フィットするタイトな服装と言えば、そう!ZOZOスーツ。


結局ZOZOスーツを着る羽目に(笑)

計測はアプリの指示に従って。

光量や立ち位置にやたらうるさかったZOZOスーツに比べると、かなりすんなりと計測開始。



計測もクルッと一周まわりますが、1時から12時まで順番に撮影するZOZOスーツに比べるとかなりストレスフリーでした。

計測開始後、数分待つと計測完了のメールが届いて、アプリで確認する事が出来ます。

まあでも、問題は計測の正確性ですよね。

sizerの計測値



肩幅 42.1cm
胸囲 91.2cm
ウエスト 85.6cm
ヒップ 96.3cm
股下(恐らく足全体まで) 77.6cm

ZOZOスーツの計測値


肩幅 44.9cm
胸囲 92.6cm
ウエスト 84.5cm
ヒップ 95.3cm
股下(くるぶしまで) 71cm

となりました。

計測したのは4ヵ月ほどのズレがありますが、体型はほぼ同じです。
ZOZOスーツはこの後、1週間後に股下66cmとか出していたので、ZOZOスーツの計測値が正しいわけでもありませんが、ほとんどプラスマイナス1cm程度の誤差に収まっています。

股下は多分、計測箇所が違うのだと思います。デニムとかだとレングス32インチを穿くので、77.6cmというのは割と正確かと思います。


体感として、ほぼほぼ少なくともZOZOスーツと変わらない計測精度があるものと思います。
ZOZOスーツの方が細かな部分までサイズを知ることが出来ますが、さすがにこんなアプリで体型ピッタリのフルオーダー品は作らない・・・ん?・・・作らないので、項目的には必要十分。

通販などで体型を知りたい時に使うには、ピタピタの着心地の悪い全身タイツを着る必要もないので、とても便利に使えると思います。

スマホアプリという面で言えば手軽さが最も必要なポイントだと思われ、こうした露骨な上位互換の代替品が出てくると、今日、一時2500円も割れてしまった、絶賛50%OFFタイムセール中のZOZOの株価には更にマイナス材料ですね。

おわり。

2018年10月29日月曜日

古着で買ったラフアウトレザーブーツの丸洗い~水虫対策

ラフアウトレザーブーツのファーストメンテナンス

先日、履き古したブーツを買い取りに出し、新しいブーツを購入しました。


CHIPPEWAのラフアウトレザーのブーツでリユースショップ「セカンドストリート」に7500円ほどで売られていました。

状態も非常に良く、まだまだ履けそうなので、“中古”という事を除けば定価37000円ほどのブーツが約3万円引きで購入できるというこんなありがたい事はありませんよね。

中古(古着)のブーツを購入する時に気になるのは、やはり汚れと水虫。
というわけで、不安なく気持ちよく履けるようにファーストメンテをしていきましょう。

ブラッシング

まずは基本。ブラッシングです。


シューレースは全て外します。


ちなみにCHIPPEWAの#97060は平紐が付いています。

そして馬毛ブラシで隅々まで丹念にブラッシング。


いつも靴磨きの時はブラウンダックのエプロンをしていますが、この通り、レザーのカスや埃などが結構出てきました。



この羽根の内側がゴミや埃が溜まりやすいんですよね。


シューレースを解いてやらないとここは綺麗にできません。
またここに小石などが挟まってしまっていると、歩くたびにグリグリとレザーを傷付けちゃいます。

ブラッシング完了。


丸洗い

インソールとアウトソールの汚れ落とし

次は丸洗いしちゃいましょう。

過去にもスウェードのブーツを丸洗いしていますが、基本は同じですね。

スウェードブーツ(REDWING#8143)を丸洗い!

スウェードとラフアウトは同じ裏革ですが、革の毛並みを短く刈って整えたスウェードに対し、刈り揃えずに質感そのまま残したものがラフアウトになります。

まず丸洗いの前にインソールとアウトソールのお掃除を。


100均などに売ってる除菌のウェットティッシュが良いですね。

結構、インソールから埃とか取れて驚きますよ。

浸け置き

インソールとアウトソールの埃や汚れを落とし終えたら大き目のバケツに投げ入れ、ぬるま湯(40度程度)をナミナミ注ぎます。


メンテされていたラフアウトやスウェードのブーツは防水スプレーがふられていたりして、水を弾くので、中途半端にやっちゃうと水染みになるようです。

なので、水がちゃんと浸透するまで1時間ぐらい放置しました。

シューレースを洗濯

その間にシューレースを洗っちゃいましょう。


まあ適当に石鹸付けてゴシゴシ。


ちょっと洗っただけでこの有様。


きったね。
シューレースは盲点ですよね。

ということで、もう一度洗って、2度洗いしておきました。

シャンプーで洗う

さあいよいよ丸洗い。


洗剤はレザー用の洗剤を使えれば最高なのですが、高いのでシャンプーで行っちゃう。
人間の肌に使えるのだから牛の革にも使えるだろう理論ですね。


適当なタワシにシャンプー付けてゴッシゴシ。


ラフアウトやスウェードは非常に強い革なので、タワシでゴシゴシ行きましょう。
表革は傷になっちゃうので、もっと丁寧に。

インソールは靴下が便利

外側よりも更に気になるインナーは使い古した靴下が便利。


我が家では穴の開いてしまった靴下などはこうしてウエスとして使って、布としての最後のお勤めを果たしてもらいます。


こんな感じに中を丁寧に洗います。

先日亡くなられた樹木希林さんもそんなような事を仰っていましたね。

ネットでは軍手が便利というのも紹介されていました。
まあ不要になった布の活用ということで、靴下をオススメしておきます。
穴が開いた靴下はいろいろ使えますのでブーツメンテ用に取っておくのが良いと思います。

そして更にゴッシゴシ。


徹底的に濯ぐ

最後はホースでジャーっと泡がなくなるまで濯ぎます。


シャンプーが残らないよう。。。といっても適当にやってますが。

で、これまた小さくなった子供たちの使い古しの肌着で水気を拭き取って。

干すのは日陰に

日陰干し。


インソールも水浸しなので、新聞紙を丸めて入れて水気を取ってやります。

足先を上にして干すと良いようです。

インナーにクリームを塗布

で、半乾きぐらいで、インナーにモウブレイのデリケートクリームを塗りました。


ここはブーツクリームとかでも全然OKですね。

ラフアウトということはインナーが表革なので、栄養を与えてあげる感じですね。

デリクリは甘い香りで溶剤のような匂いもないので、素手で縫っても気にならないのがお気に入りです。

防水スプレー&革に栄養を

乾いたら防水スプレーを塗布。ただの防水スプレーではなく栄養も入れられる防水スプレーにしましょう。


僕はJEWELの1500円のものを使っています。


色付きもあるので要注意。基本はカラーレスでOKです。

仕上げのブラッシング

更に防水スプレーが乾いたら、再度ブラッシング。
干してる間にもゴミが付着したりしているのと、洗ってベタッと寝てしまったラフアウトの毛並みを生えている方向と逆方向にブラッシングして立たせてやります。


更に起毛用のブラシで起こしてあげて。


シューレースを通して。



完成。

ラフアウトレザーの質感も蘇り、丸洗い大成功だったのではないでしょうか。

水虫対策

さて、全て完了したら仕上げの水虫対策。

基本的にはここまでやっとけば問題ないような気もしますが、念には念を。

カビ対策にもなるモウブレイのモールドスプレーを塗布。


水虫もカビの一種なので、モールドスプレーをする事で水虫対策になると言われています。

インソールに塗布する時はこうしてブーツを逆さまにしてやると足先まで万遍なく塗布できます。

以上で、ファーストメンテ完了です。


これで汚れも水虫も気にならないピンピンのブーツになりましたので、気持ちよく、ガンガン履いて行きます。

ネルシャツラインナップと一週間コーディネート

ネルシャツラインナップ

今、twitterでは「#1日1リバース」というのをやって、リバースウィーブのコレクション把握と順番に洗濯をしていっていますが、去年の今頃が「今日のネルシャツ」と題し、毎日ネルシャツを着て行っていました。



その時のまとめ記事を作っていないみたいなので、僕のネルシャツのコレクションをご紹介。

#1970年代 #BIGMAC

#1960年代 #pilgrim

#1970年代 #BIGMAC

#1960年代 #フルームオブザルーム

#1960年代 #UNKNOWN #マチネル

#1990年代 #GOODENOUGH×COMPLETEFINESSE

#1980年代 #wlangler

#1970年代 #BIGMAC

#1970年代 #BIGYANK

ウォークインクローゼットを漁れば、あと1~2着は出てくるかもですが、9着持ってるみたいですね。
自分の中でなんとなくネルシャツはBIGMACと思っているフシがありますが、意外といろんなブランドがありますね。

これから気になるのは90'sの裏原系。ロット数を押さえて付加価値を高める手法で売られていたのであまり見つからないだろうけど、90年代特有のトリッキーなデザインのものとかがあるので、見つかれば買いたい感じです。

一週間コーディネート

では日曜日恒例の一週間コーディネートです。

今回は10月15日~21日までです。

10月15日
1970年代に定番として展開されていたグレー杢、生成、エンジ、赤、ネイビー、緑に加えて1970年代最後期の青単時代から黄色が投入されたのですが、昨日のオレンジに続いてこちらもレアカラーの紫。ただネイビーが日焼けした疑惑もある。

10月16日
【お詫び】昨日、黄色ボディーは青単から投入されたと書きましたが大嘘でした。嘘ついて正直すまんかった。しかしよりによって自分ちから発掘されるとは。70年代中期のXLサイズに使われた黄色のアンダーバーなし単色タグのリバースウィーブ。M65、AIRMAX95。

10月17日
古いだけがリバースウィーブの魅力でもない。80年代以降の物によく見られるデカフォントのプリントが大好きです。これは刺繍タグの付く90's。ヒビ割れたプリントもたまらん。パンツはBIGMACのオーバーオールカスタム。アメ村にあったスリフティで買った。

10月18日
70年代初頭の単色タグのリバースウィーブ。しかしフードの紐穴が古く裾は丸胴、袖はボディとリブが一直線に縫われており、ディテールはプロダクツタグの頃の物に合致する。パーカーでプロダクツタグを見たことない気がするのと胸のプリントから69年の物と推測

10月20日
リバースウィーブの製法は1952年に特許が取得されているので、レプリカブランドから発売されるリバースウィーブレプリカは実は一部ディテールが違ったりするのですが、これはまんま完全にリバースウィーブ。混紡が88/12なのもポイント。年代は70〜80'sかな。

10月21日
夜遊びが過ぎたので今日はおとなしく一日中おウチに。部屋着の1990年代のB品のリバースウィーブ。B品なのでタグが切られています。どこがイレギュラーなのかはちょっとわかんないです。パンツはインディゴ染めのGUのリブスウェット。