羽曳野BROOM

2016年7月18日月曜日

ヘリンボーンのPWパンツの膝破れをリペアしました。

僕の持っているパンツの中でも3指に入るお気に入り、U.S.ARMYのヘリンボーンのPWパンツ。


2015年買って良かったモノ(ファッションアイテム篇)でも1位に挙げています。

大切に穿いてはいますが、気に入ってよく穿いていることもあり、両膝が一箇所づつ破れてしまいました。
まあ、70~80年前のものですからね、生地が多少弱っているのは仕方のないところ。

破れても、そのダメージが良い味となって雰囲気モノで穿かれる方も多いと思いますし、自分自身も物によってはそうやって穿くのですが、これは非常に稀少だし、自分自身、長く穿きたいと思っているので、リペアをして穿いていくつもりをしていて、とりあえず裏に当て布として接着芯を張って穿いていました。

ですが、接着芯を張っているだけでは応急処置の域を出ないので、更にしっかりリペアすることに。


破れとしてはまだ非常に軽微なのですが、長く穿きたいというか一生穿くつもりなので、早めにリペア。


このように裏側に接着芯を当てていたのですが、もう少ししっかりとしておきたくなったので。
このままで、剥がれてくる度に張りなおしていても良いんですけどね。

まあ、でも長く穿くことを考えるとちゃんとしておいた方が良いです。


全体をしっかり抑えるようにミシンを入れていきます。


行って帰って一往復。
更に破れている箇所はしっかり叩いておきました。

この辺りは破れているところだけでなく、周辺も生地が弱ってますからね。
これで生地が二重になってしっかりと補強されました。


表から見るとこう!

近寄って撮影しているので割と目立ってますが、日光の元で遠めで見ると自然な感じ。
今回は糸選びに成功しました。

更にもう一箇所。


こちらはこの下に既にリペアがされていて、生地が上から張られているので、こちらのリペアは小さめに、ある程度見た目も重視するべく表からミシンを入れています。


破れていないところは補強程度にミシンを入れて。


一旦全体をしっかり抑えて、更に患部はもう一度細かく叩きます。


仕上がりはこんな感じ。

こちらもしっかりとリペアできました。

もしかしたらこっちはまた、周辺にテンションが掛かってダメージが出てくるかもしれないけど、またその時に考えます。


両方を並べるとこんな感じ。

なかなか上手に出来たと自己満足しております。


全体像。

PWパンツなので、リペアもかなり相性の良いパンツですから、ええ感じですね。

ちなみに、いつも夏場に穿いている501の66前期のボッロボロのジーパンも夏場に穿くべくリペア。

今回はお尻の部分を重点的にリペアする方針です。

お尻は外で破れると最悪ですからね。

というか表は既にもうリペアまみれ。


ポケットまでリペアしまくり。

なので、今回はお尻をって感じです。


とりあえず当て布を。

もう生地が弱りまくっているので、リペアするところだらけで、布を当てただけで力尽きたので、こちらはここまでにしてまた今度します。

おわり。