羽曳野BROOM

2016年9月21日水曜日

京都先斗町BAR EP杯将棋大会に出場しました。

今日は京都の先斗町にありますBAR EPでの将棋大会でした。



先斗町信風VSドラゴンの4対4の団体戦マッチでEPの大輔さんに誘われ、僕はBAR EPの大将戦に出場。


大会委員長大輔さんの振り駒で先鋒戦がスタート。

ちゃんとチェスクロックもあって本格的なルールで、持ち時間20分、以後30秒のルール。

3-0で回ってきた大将戦、相手の方はこれがなければ京都で開催されていた王座戦を見に行きたかったと仰っていたほどの、めちゃくちゃ強くて将棋にも詳しい方だったので、先手を取った僕は出来るだけ最新の戦型を避けるべく、角交換を拒否する古いタイプの矢倉に組み、相矢倉戦に。

棋譜には一応著作権がありますが、局面図ぐらいはOKでしょうってことで。


仕掛けたというより仕掛けさせられたのは僕。
4四歩と打った局面。4筋と7筋でゲットした2歩を使って端から突っ掛け、桂損ながら端を詰めて同金には7一角の飛車金両取りが掛かる角の手筋。
桂損はやや不利を自覚していましたが、なんとかいくつか主張が通って、序盤で圧倒されることは避けられました。


角の手筋を拒否されたところから2筋の歩を突き捨て。


3七角に飛車を引いて次に銀が飛び込んで銀金交換が成立で、棒銀がかなりの主張が通ったのでこの辺りで優勢に。


銀金交換成立。
ここから飛車が走って。


2五に飛車を引いて、綺麗に4筋に回われて十字飛車炸裂。


飛車が活用された上に銀取りに4三歩成も見る気持ちの良い手。


更に4三歩成から王手馬取りで馬抜き。


馬抜きから6七金を打たれたところで、相手の合い駒がなくなり狙いの4三角。
の場面で投了となり、83手で勝つことが出来ました。
感じ的には3七角辺りが疑問手だったのではといった感じ。

以下は3三桂・同と・2一王・2三と・の詰めろから7八金・同玉・6七金の時点で先手に詰みはなく、先手には金1銀2桂馬1の持ち駒があり、どう受けても届かない形。

数年ぶりにこんな真剣な将棋を打ちましたが、とても楽しかったです。

また参加したいと思います。

おわり。