正真正銘のヴィンテージジーンズを1000円なんて安価で買えたのには当然ワケがあり、こんなにもボロボロでした。
これでもまだ股下とかお尻とか、何年もかけてせっせと直してきた状態です。
何年もかけて、とりあえずリペアを施し、大きな太腿などのダメージはカスタムをすることにして、今まで何度も掲載していますが、せっせとリペア&カスタムに励んできました。
お尻や腰回りなんかは全面リペア。
二重三重に生地を当てています。
で、いろいろ頑張って前回がこの状態。
右足のリペアは完成して、残すは左足のみという状態まで来ました。
左足は見るからに、膝部分の大きな穴が一番のネック。
ここをですね、先日、ひょんな事から(新たなカスタムのおもちゃ「GU ストレッチイージーパンツ」をカスタムするぜ!)少しリペアを進めていたのでその続きを頑張りました。
新たな生地を簡単に縫って貼ったところ。
今回はこの続きです。
四隅やアウトシームに沿った縫製が残っていたのでここに取り掛かります。
待ち針を止めて。
なにげにここが一番難しいし肝心です。
極力、裏に生地のあるところに針を通し、手縫いでチクチクと。
このジーパンをリペア&カスタムして、相当手縫いの実力が上がりました。
スピードなんか最初の頃から段違い。
あと、左手でも縫えるようになった。
で、1時間以上はやってたかなぁ、とりあえず完成!!
ただ、ここは裏地はボロボロで、ほんまにほぼ手縫いのステッチだけという状態なので、少し強度に不安があるため、ダイナックテープで補強。
一応、残っている生地は新しい当てた藍染めの生地に接着しました。
あと、今回はベルトループも補強。
センターループが切れかけていたので、適当に端切れをあててチクチク補強。
まあ、ここは切れたらまた直せば良いだけなんだけど、一応前もって補強。
特に規則性もなく、適当にチクチクと針を入れています。
なんか見かけは更に弱くなった感じにも見えますが、多分、強くなっているはず。
まあ、ここは切れちゃったら、いらないジーパンから移植しちゃうので、こんな感じでよし。
で、現在地はこう!!
遂に、大きなダメージは全て塞がりました。
つまり、一応、穿けるレベルに仕上がりました!!
というわけで穿いてみた。
おおっ!!
遂に穿いて外に出られるレベルになりました。
まだ左足は、当て布したところが藍染めの生地1枚状態の部分があるので、この辺に補強がいるのと、左足の上部のリペアが雑いので、ここをもう少しなんとかしなきゃいけないという課題はありますが、遂に穿けるレベルに。
買ってから5年以上経って、ようやくここまで来ました。
ここからは穿きながらリペアみたいな感じで進められるので、とても嬉しいです。
とりあえず穿けますからね!
ちなみに1000円ジーンズリペア&カスタムシリーズはこちらをどうぞ。
- 1000円で買った501 66前期のリペアスタート!
- インディゴのリバースウィーブの注意点やらBBQやらデニムリペアやら三連休の出来事。
- デニムリペア&カスタムに参考にしているいかついデニムを作る4ブランド
- びわ湖バレイがお休みだったのでジーパン直してました。
- 1000円ヴィンテージデニムの現在地
おわり。