羽曳野BROOM

2020年4月5日日曜日

ウォレクスさんで嫁様のジーンズをリペア

少し前からウチの奥様より

「ジーパンが破けたわ」

と言われていました。

どれどれ、と見てみると、まあ大したダメージではないんですけど、早めに直しておけば無傷に近いんじゃない?・・・って感じだったので、早速リペアに出すことに。

普段、自分のジーンズは自分で直すのですが、ウチの奥様のジーンズは僕のものよりグレードが高い(XXやビッグE)ので、大阪・豊崎のジーンズリペアのお店「WOREKS(ウォレクス)」さんに持っていきました。

左端がWOREKS。

オープン前にご連絡をいただいて、お会いさせて頂いて以来に中なのですが、今やもう超人気店で。本当にすぎょいです。

そのお会いさせていただいたときに一緒に食事をして、いろんなお話を聞いたりして、リペアへの熱い気持ちや、本当にヴィンテージが好きでらっしゃることなどを聞いて「この人にリペアしてもらえるのは幸せなことよな」と思って。

こういうリペアって本当に大事なジーンズをお願いするので、職人さんの腕はもちろんなのですけど、やっぱり全面的に信頼を置けるというのはとても自分の中で大きいです。

今回も、なのですが、いつもとりあえず必要箇所をお願いして、あとはお任せで必要なところの補強などをお願いしています。

それこそが信頼してるからこそっていうかね。

そういえば、これを持って行った日、YOUTUBEの撮影をしていて、青春ヴィンテージの著者で古着屋ベルエキップをされているトロンボさんと一緒に行ったのですが、トロンボさんもWOREKSさん使われたことがあるらしく、お店を出てから僕のブログを見て行ったと言い出されたので
「ちょっと、それもう一回言いに行きましょう!」つって(笑)

そんなこともありながら、それでお直しから先日帰って来ましたのでね、それをご紹介しよかなぁと。


今回は701XXと501ビッグE(66最初期)の2本をお願いしました。


ビッグEは股下部分の擦れをリペアしていただいただけなのですが、こちらの701XX(通称モンローパンツ)ね。

実は7年ほど前にも一度、お願いしていて、パンツを見て「このモンロー、以前、一度直させていただきましたよね」とご記憶されていました。

それで今回は膝部分の小さな破れをお願いしたのですが、補強もお願いしたいなーってことで、そのあたりはお任せでお願いしました。

モンローパンツはデニムのオンスが低く、生地が薄いのですよね。

その仕上がりがこちら。



こうしてみるときれいに縦落ちしているだけに見えますが、裏返すとこんな風に。


全面を補強していただいています。

しかもね、リペアをお願いした部分がここ。


そこだけ刳り抜いて補強されています。

恐らく、このリペア部分は破れていたので少し厚めの生地を、そして補強部分には極薄の接着芯を使われていて、それでこの部分が刳り抜かれているものと想像されます。

芸が細かい。すごいっすね。

それでこんな具合に仕上がるんだーって感動。

嫁さんもこれでまた長く穿けると喜んでいました。

ところで、ご丁寧なお手紙も付けていただいていました。

WOREKSの服部さん、最近はカーハートにハマっているそう。
そして今年のお買い物はダブルウェアのペインターとU.S.ARMYの軍チノですって。

いやー、今でも古着大好きなんやなって嬉しくなりますね。

あと、YOUTUBEも見ていただいていて、しかもたぶんほとんどの動画。

感想までくださって嬉しかったです。

服部さんも滋賀作でね。

僕は今、滋賀でいろんなおもろいことを始めようといろんな活動を動かしていますが、将来は服部さんも滋賀でいろいろやってほしいですね(笑)