東大阪のKILOSさん出身の田辺ゆうじ君が営むインディーズ色の強い古着屋でしたが、この度、メジャーに参戦といったようなイメージで遂に中崎町進出。
この話は年始の早い段階で知っていたのですが、それはゆうじ君が新年のご挨拶をくれたのでお返事をお送りさせてもらったのですが、その文中に
「去年は大東に遊びに行けて良かったです。今年も行けるように頑張ります!」
と、書いたのですが、それに対してゆうじ君が電話をくれて
「実は梅田に移転しようと思ってるんです。大東に遊びに来てくださると書いてくださってたので申し訳なくて。」
と、まだ公になってないのに、気にかけてくれて連絡をしてくれたという、もうゆうじ君の人柄の素晴らしさをまざまざと見せ付けられる経緯がありました。
Rice Bowlはサクラビル3Fの中ほどにあります。
ここに移転したいと思いながら、決めるまで昨日ご紹介の「ウチには全然来てくれませんやん」でお馴染みのキークロの鍵ちゃんに「また、来たんすか?笑」と辛辣な言葉をかけられながら何度も何度も足を運んだゆうじ君。
最後はご自身が大好きなMarcheさんが入居していることが決め手だったそうです。
Rice Bowlと言えば、西海岸な横ノリ的なストリートスタイル。
元々、地方から出てきた大学生が4年間でどんどんオシャレになっていくのを見るのが好き、というゆうじ君の思いから、若い学生さん達でも手に入るような価格帯のストリートな香りのレギュラーアイテム中心の商品構成になっており、特にこの辺りのスニーカーには大東時代から力を入れておられます。
大人気、エアマックス95もまだスタンバってるようです。
とにかく、あちらこちらに漂う西海岸の香り。
デイリーユースの気取らない動きやすさから作られて来たファッション文化を垣間見えるセレクトになっています。
パンツ類もやはりデイリーユースでヘビーローテーションに耐えられるタフで動きやすいアイテムが中心。
トップスも着飾り過ぎない一癖あるのに力が抜けているアイテムが多く、通学に遊びに、とにかく四六時中遊び中心のアクティブな高校生大学生にはたまらないセレクトだと思います。
TシャツのセレクトがまたRice Bowlらしさ、と言いますか、インパクトのある一枚で着こなせるパワーのあるプリントが中心です。
ここに写ってるアイテム一式買っとけば夏から秋に向けては特に困らないぐらいの、遊び好きなアクティブな男子のライフスタイルにピッタリ合う爽やかで肩肘張らないといった言葉が似合います。
では僕たちのような年代の人間は用無しかといえばそんなことはなく、革靴から洋服まで、アウトドア派の学生が卒業して社会人になっても、いつまでも遊びに来られるようなそんなお店です。
アイテムは勿論、もっと古いものからあるのですが、70's80'sの風を感じられる王道古着とオールトステューシーなどのセレクト古着で世界観を表現されているストリートファッションの言葉がピッタリの古着屋さんです。
これからは中崎町でやっていくということで、少しは媚びたりしてるのかな?とか密かに思ってたのですが、大東市からそのまま移って来られたようなイメージで、さすがにウッドデッキがあった前のお店よりはユルさはなくなっていますが、それでも店内にソファーが置かれていたり、力の抜けたリラックスした雰囲気が独特の世界観です。
Rice Bowlショップ詳細は古着屋情報サイトF-STREETの下記ページでどうぞ。