既に東海地方のストリートカルチャー&ファッション誌スパイマスターが4月で廃刊し、WEBメディア転換を目指しています。
ただ、今の所は現状を見る限り、完全にコケている気配です。
Twitterのフォロワーが全然増えないし、記事を配信しても全く拡散されません。
一時、インターネットメディア上で紙媒体とWEBメディアの編集の差、違いみたいな話が話題になっていたことがあります。
紙媒体の編集の方は、正しい日本語を使って隙のない文章を求められます。
なので、紙媒体の編集の方が
「WEBメディアの編集はなんでそんなに文章下手なの?」
みたいな挑発的な記事が書かれて論争になりました。
その記事では
”「斜陽」と言われて久しい出版業界に…”
みたいな書き出しで、確かに文学的で大学の成績では凄く良い評価を得られそうな文章を書かれていました。
残念ながら全く面白くはなく、シニカルさもないので、ただただ挑発的な記事に収まってしまって、猛反発を食らってたのが残念なところですが、それに対し、WEBライターからは
「もっと稼げる文章書けや」
と反論がなされていました。
雑誌は、200ページなら200ページ、全てのページを使って世界観を作って、そこに魅力を出して広告を販売して収益を上げるのですが、WEBメディアはそうは行きません。
全ての記事が稼げないと話にならない。
文章のうまい下手なんてのは書いてる側の自己満でしかなく、特にWEBメディアにおいては、文章が下手かろうが稼げる記事を書ける方が偉いのです(当社比)。
雑誌広告の値段を聞いていると、WEBメディアからすれば目ん玉飛び出るぐらい高いので、なかなか同じような収益をあげるのは厳しいはずです。
特に雑誌のWEBメディアを見てみると、雑誌にはあんなにガシガシ目障りなぐらい広告ページが挿入されているのに、WEBメディアになった途端、小綺麗にしようとされていて、広告販売も伸びないだろうし、広告効果も低そう。
市場的にも、太平洋でマグロを取ってた人たちがマグロが取れなくなったからといって、よくブラックバスが釣れてるらしいと聞く琵琶湖に集結してきている感じ。
確かに数は釣れるかもしれんけど、ブラックバスなんて二束三文なわけで、またマグロをたくさん取ってたからブラックバスを釣るのも上手かといえば全然違う。
琵琶湖なんて太平洋に比べればキャパもアリみたいなもんなので、すぐに琵琶湖が干からびちゃいます。
紙媒体がダメだからといってWEBメディアに転換するのは非常に難しいと、そう思います。
そこで、WEBメディア化を目指す各雑誌社の偉い人にオススメなのが、WEBメディアでこれまでに数千万PVを獲得し、5年以上に渡って運営、フリーペーパーの発行や数千人規模のイベントを成功させてきた人物を1人だけ知っています。
今なら格安かもしれませんよ!
うーん、年俸1000万円ぐらい?
ご連絡お待ちしております。
おわり。