その先輩は僕と同じ職場で働くようになって、僕の語るRRLやヴィンテージのすばらしさに共感し、数年はユニクロしか買っていなかったところを古着デビューしてくれた貴重な存在です。
てなわけで、、古着屋を周るのが10年以上ぶりという先輩だったので、「商品量が多く」、「ヴィンテージが豊富にある」といった条件でお店を見繕って案内したのですが、
「ここは外せないな」
と思って連れて行ったのが、古着屋JAM堀江店です。
というのも、最近、昔履いていたレッドウィングを引っ張り出してきて、一生懸命手入れして履いているので、古着屋JAM堀江店で展開されているセカンドファクトリー(レッドウィングのアウトレット)を紹介してあげようと思っていました。
そんな古着屋巡りの間に見つけて刺さりまくり、衝動的に買っちゃったのがこちら。
古そうな鉄製のボックスです。
PORTABLE CASH BOXと書かれているので、簡易の金庫的なものなのでしょう。
お金を運ぶ時に使うような。
これ、てっきりアメリカモノと思いきや、よーく寄ってみると・・・
「TOHO」とか「UCHIDA YOKO」と書かれている。
これは・・・まさかの日本企業の内田洋行製の「TOHO」ブランドの製品で、日本のものですね!
TOHOブランドは1928年に立ち上がっているので、それ以降のものなのですが、もう一つ注目は、ネジがマイナスネジなんですよね。
実は昔はマイナスネジが主流で使われており、1950年代や1960年代の時計とか手に入れるとマイナスネジで止まっていますよね。
プラスネジは1935年に発明されたそうで、プラスネジより内田洋行製の「TOHO」ブランドの方が歴史が長い!
恐らく1960年代までのものでしょうね。
ちなみに蓋を開けるとこんな感じ。
特に箱には目がないです。
まだ何を入れるか全く決めていないけど、アウトドアにも持って行けそうだし、置いておくだけでもインテリアが俄然魅力的になりそうですね。
おわり。