明日は、愛知県の名古屋市、久屋大通公園で愛知古着祭を開催します。
テレビ塔の下という名古屋のど真ん中で夏の始まりを告げに行ってきます。
2010年に始めた大阪古着祭。
いつかは全国で・・・と思ってたら、あっという間に全国で類似イベントが出来て、大きなイベントも誕生しているので、なかなか存在感を出すのも難しい中、ここまで15年間、諸々含めると14回目の古着祭を開催出来るのは、ひとえに初めに始めたからであり、多大な先行者利益にあずかっているわけであります。
僕と、当時、F-STREETを手伝ってくれていたもっち、そしてあとはMAPPAのポンちゃんなどボランティアスタッフで運営していた古着祭ですが、今はSYNDVAというPR会社が運営してくれていて、僕はまあ、すっかりアドバイザー的な感じで携わっているわけですが、古着祭が開催されているうちは、一応、古着業界からも退場せずに活動していられるので、とても貴重なイベントです。
古着業界が大底だったころに作り上げたF-STREET。
いつか古着ブームが来れば自分は凄い財と名誉を手に出来るんじゃないかと期待していたら、古着ブームはF-STREETがなくても古着屋さんが元気になるので、F-STREETいらん・・・って事に気付いてしまい、大きな見込み違いでした(笑)
まあでも裏を返せば、僕が古着業界から退場する時、古着ブームがピークアウトするわけで、この古着祭というソフトはその意味でも大きな意味を持っています。
また、こうした流れに備えて、11年ほど前から自分のビジネスポートフォリオから古着や大阪の比率を下げて行き、古着業界からの売り上げはもう全体の5%ほどですが、この辺りの調整をしながら、この先もきっちり生き永らえて、また必要とされたときに活躍できるように、頑張っています。
その中で、今回、愛知で開催出来るというのはとても大きな意味を持っているなぁと思っていて、なんとか大成功させたい思いでいます。
ちなみに大阪古着祭を始めてから、いくつか「アドバイスください」みたいなお話を頂いて、一番最初にお応えしたのは愛知でした。
RushOutさんが名古屋に本拠地を置かれていたころで、後に岡山で「古着屋さんのフリマ」として実現していましたが、やはりそうした古着熱の高さのある土地というのは感じていて、愛知で古着祭をやれるのは言わば一つ旗を立てに行く感じで意味のある開催になるなぁと、地道に活動してきた古着祭ですが、少し名前が広まるキッカケにればいいなぁと思います。
古着マーケットイベントにお金が落ちなくなれば一気に全国から類似イベントが消えますから、まあその時にまたチャンスを掴むための試金石ですよね。
関西発でやる以上、関ヶ原は歴史的にも大きな地点で、愛知での成功が全国での成功につながると考えています。
まあつらつらと、今や隠し事する必要もなくなった古着業界のポジションならではの今の頭の中を書きましたが、明日の愛知古着祭、楽しみにしててくださいね~!!
イベントの詳細は公式Instagramでご確認を!