羽曳野BROOM

2010年11月2日火曜日

60's REVERSE WEAVE Vol.9 「RECTORY」

・ブログ批判!!
昨日、マグネッツの寺尾君に
「最近、ドラフトの話ばかりですね」
と、ディスられました(笑)

というワケで、今日は古着ブログっぽい事書きまーす。

・60's REVERSE WEAVE Vol.9 「RESTROY」
昨日、「いくらかお買い物もしたのですが、またそれは別の機会にでも。」と書きましたので、当面、最近のお買い物関係で行こうかなと思います。
ホットなアイテムはホットな内にということでね。

と、まずは昨日の記事
もっちに「かずまさん、○○がピグにありましたよ!!あれはいいですよ!!」と言われていたので、どうしてもその商品を見に行きたかったため、「ちょ、最後ピグスティー行くぞ」と、その前にピグスティーさんでお買い物。
のお買い物から。

60’sリバースウィーブ

ジャーン。
スペシャルです。
60'sのREVERSE WEAVEパーカーでございます。

まず、何がスペシャルかって、いろいろスペシャルなのですが、一見、グレー杢の無地パーカーのように見えますが、バックを見ますと
CHAMPION
2色刷り染み込みプリントと、当時のリバースウィーブでは非常に珍しいプリントであります。
RECTORYは牧師館という意味らしく、牧師さんが寝泊りしている所のようで、ウェディングも出来るみたいな事が書いてましたが、NHKのリトルチャロ2で学んでいるだけの英語能力ではまだ詳しくは読み取れませんでした。

この頃のリバースの多色使いの染み込みプリントとしましては、コチラでSPORTS&HEALTH CLUBモノが有名で御座いまして、そちらはウェアハウスさんだか、その辺りのレプリカブランドがレプリカを作られていたように記憶しています(追記:WARE HOUSEさんでした。)。また雑誌FREE&EASYのリバース特集みたいなので、コレクターの方が多色使いの染み込みは珍しいと、SPORTS&HEALTH CLUBモノを紹介しておられまして、そんな多色使いの染み込みでは、リバースファンの間で有名なプリントがあります。

ただ、そちらは、少々、プリントのデザインが評判悪く、着るのはなかなか・・・といった惜しいコレクターズアイテムみたいになっておりますが、こっちは完璧かっこいいプリントで、胸躍りました。
しかも、バックプリントが珍しく、全く無いわけではないので珍品というほどの稀少価値はありませんが、バックプリントもまた珍しいディテールではあると思います。

そして、何より

タタキタグ

60'sのタタキタグのパーカーというのが珍しく、スウェットは結構あるのですが(それでも少ないですが)、タタキパーカーは稀少品で、リバースファンとしていつかは手に入れてみたいと憧れていた高嶺の花アイテムですので、最初、目にしたときは、値段がお求め安いお値段だった事も有り、タグだけ後付けなんじゃないかと思ったほどでした。

ここはリバースが好きな方にしかなじみはないと思いますが、
60s袖

ボディーは紛うことなく60'sのモノで、詳しく書きますと、袖リブの縫製が60's以前のものは違うのですが、簡単な見極め方法としては、袖からリブまでズーっと一直線に縫われているのが特徴で御座います。
コチラが、リブはリブ、袖は袖で縫い合わされてから、袖とリブを縫合しているものが70's以降のボディーという事になり、ココで、製法をチェンジした事が伺えたりします。
ちなみに50'sになりますと、ここは丸胴になりますので、これは60'sだけのディテールという事になります。

そんなわけで、憧れのタタキパーカーで、しかも2色使いの染み込みバックプリントと、リバースが好きな人ならヨダレを垂らしていただけるようなアイテムではないかと思います。

そして、さり気に入ってる・・・
ステンシル

こんなステンシルにアジを感じるのは、僕も立派な古着ファンと名乗ってもいいポイントでしょうか??

リバースウィーブに関しては、何度も書いておりますが、自分の古着を着るようになったキッカケの服であり、原点で、サラ着を着ていた頃も、ずっとずっと愛用し、秋から冬、春までは上半身は24時間、下半身は8~24時間を共にする、マイフェイバリットでありながらマイスタンダードであり、リバースの記事を書くときは、特にあーやこうや、ここがどうやと、うるせえぐらいの記事を書いてしまいますが、好きが故の事と思って読んでいただければ幸いです。

おわり。