羽曳野BROOM

2016年10月22日土曜日

お気に入りのRRLのブラウンデニムが悲惨な事になったので泣きながらリペアしました。[2]

思わぬことから裾がボロボロになってしまったRRLのブラウンデニムパンツのリペア「お気に入りのRRLのパンツが悲惨な事になったので泣きながらリペアしました。[1]」の続編です。


ポケットの生地を取り、それを裾仕様にするところまで書きましたが、そのあとはそれを裾の部分にピッタリ合うように調整。


このぐらいでしょうか。
ピッタリあったところで、一旦仮止め。


ここは待ち針代わりに接着芯で張り付けました。


アイロンでくっつく生地ですね。
デニムのリペアなどでよく使います。


二か所を止めればほぼ動きません。
これを表から見るとこんな仕上がり。


あとはこの接合部分をタタキの容量で合体させるだけです。

まずはダイナックテープで接着し、強度を確保。


そして糸選び。



ここがかなり重要です。
出来るだけ自然な仕上がりを目指すか、あえてリペア感を出すか。

今回は前者に。
ミシン糸は生成りの濃い感じの色をセレクト。


出来るだけ細かく行ったり来たりして縫い付けます。


途中、元の生地から取った糸を横に入れてみるとか、何通りか試しながら、とりあえず接合完了。


ミシン糸はもうちょっと濃い方が良かったかもですね。。。
とはいえ、後ろ側の裾なので、あまり目立たないし、十分です。

元々、リペア加工の入ったパンツですしね。
リアルリペアが入って、逆にグレードアップ。

しかし、これで完成ではありません。
忘れてはいけないのが、生地取りしたポケット。


今回は生地を外したところに、Levi'sのオレンジタブの517の生地を使いました。
この辺は大阪古着祭で調達してあるので、いろんな生地を持ってます。


完成。

ということで、お気に入りのRRLのブラウンデニムパンツ。無事リペア成功しました。
早速、翌日穿きましたが、それほど目立たず、また強度もそれなりにありそうで、十分に穿いていけそうです。

これからも大切に穿いていこうと思います。

おわり。