お店の名前は
The Octpus Flitter Ichi
です。
そのThe Octpus Flitter Ichiに、早く行きたいと思いつつ、なかなか行く機会がなかったのですが、先日、南大阪に行く必要があったので、その流れでたこ焼き食べに行ってきました。
店内はカウンター+テーブル席二つ。
たこ焼き屋としてはかなり大きな店舗ですね。
中は古着出身の徳永くんらしくアメコミノリの壁画が描かれています。
店内は白で統一された空間に気の質感が映えて、非常に落ち着く空間です。
元々は粉もん出身らしく、手つきもプロ。
見事な手さばきでたこ焼きを焼いて行きます。
最初、BIGMAN時代にたこ焼き屋で独立するんです、って言い出した時は、嘘やと思っていました 笑
やめる直前になっても場所も店舗も決まってないとか言ってるので、何言うてんねんやろ?と思って 笑
誰かが引き抜きを掛けてて、「たこ焼き屋やるとか言って、ほんまはどこかの古着屋に移るとかちゃうんかな?」とか疑念が湧いて、兄貴分である小路くんに聞いてみたら、本気で心配してるもんで、これはマジなんやな、と。
小路くんには直前まで
「お前はやれるヤツやんな?ここからでも、やっぱりやめます。って言えるヤツやんな?」
と本気で言われたそうです 笑
しかし、たこ焼き焼いてる手つきとたこ焼きを食べれば、本気でたこ焼き屋でやっていくんやな、というのが一発でわかります。
まだまだ、改良の余地ありとか言っていましたし、奥様には
「あんたのたこ焼きは美味しいけど、もうええわ。」
と、言われるそうですが、本気で美味いです。
出汁の取り方から1から勉強したというだけあり、とにかく生地が美味い!
ソースと塩と醤油とポン酢があるんですが、生地がうまいので、塩がオススメ。
もっというなら、次はプレーンで食べてみたいと思うほど、しっかり出汁が取ってあるので、ほんまに美味しいです。
そして外がカリッとしてて中がフワっです。
スタンダードを崩さず、そして個性のある、ビンテージスウェットをジップロックに入れて宝物のように保管している徳永くんらしい、几帳面で丁寧に仕込んで作られたたこ焼き。
毎晩、味の研究を繰り返しているという、所詮、ジャンクフードだから、という諦めのない妥協なきお味です。
それでいて、良いものが出来れば躊躇なく味を変えられる、5人姉弟の末っ子らしいワガママさもあって、たこ焼きに徳永くんの人となりが反映された他にないたこ焼き。
店内の居心地も良く、平日の11時過ぎに行ったのでゆっくり話も出来て、最高の時間を過ごしました。
たこ焼き21個も食った 笑
たこ焼きの写真は、当たり前やけど、お喋りとたこ焼きに夢中で撮り忘れました。
堺市浅香山のThe Octpus Flitter Ichi。
近隣の方は是非どうぞ!!
おわり。