羽曳野BROOM

2012年12月18日火曜日

カンボジアで、中国、日本、韓国からの古着がブームらしい。

興味深いニュースがあったのでご紹介。

カンボジアで、中国、日本、韓国からの古着がブーム
最近、古着が、低所得層や中流階級の人々に人気があり、あるチェーン店は現在カンボジアの首都で11のアウトレットを持っている。

Meas Kumpheak氏はTek Laak III地区で「ベスト古着ショップ」を経営しているが、5年以上の間このビジネスに携わっている。

「妹のKanhaがこのアイデアの持ち主でした。」と彼は言う。母親は卸売業者のためのお針子で稼ぎが少なかったので、兄妹は古着を売ってみることにしたというのだ。

店は、今では毎日、中国や日本や韓国からの中古衣料品を30-70点売っている。

「売値は3.50米ドルから12米ドルです。」とMeas Kumpheak氏は言い、安い服は年配者向けだと付け加えた。

顧客は品質を称賛する。お得意さんであるNGO従業員Chhun Himさんは、「安いが、よい」服であると言う。「時にはここの服を結婚披露宴に着ていきますよ。」と彼は言う。

学生のVuthaさんも同意見だ。「今まで古着なんて着たことありませんでした。でも、見た目も良くて、とても人気があって、品質もいいです」とこの学生は言う。

Meas Kumpheak氏は、毎月新しい服を中国や日本や韓国に注文して取り寄せると言う。「お客さんが流行外れでない服を欲しがっているので、みなさんを満足させなくてはいけないのです。」と彼は言う。

「あまり多くはありませんが、ディスカウントもします、、、在庫を抱えるわけにはいかないので。売り切って、仕入れるために。」



だそうで、我々のようなヴィンテージが好きで、とか古い服が好きで、といったことではなく、どちらかと言えばリサイクルショップ的なノリのようですが、日本でもセカンドストリートやジャンブルストア、BOOK OFFなど、大型リサイクルショップが大人気ですから、そういった業務形態というものもこれから諸外国に出て行って成功するのでしょうねぇ。

日本では90年代ぐらいからファッションブランドがどんどん出来てブームを作り出して来ましたので、もしかしたら将来的には、その辺もどこかの国でヴィンテージとして人気となって売られたりするのかもしれませんね。

なにやらビジネスチャンスの匂いのするニュースで、いろんな角度から興味深いニュースでした。

おわり。