第八回大阪古着祭 in 稲妻フェスティバルWEST実現の秘話
明日はいよいよ第八回大阪古着祭 in 稲妻フェスティバルWESTです。今回で京都を含めると9回目の古着祭。
過去にはJAMさんとの取り組みで3度開催していますが、雑誌社、イベントとの取り組みは初めて。
今回、稲妻フェスティバルWESTを開催予定だったエイ出版の営業の方から、「イナフェスに古着屋の出店って実現しないでしょうか?」というお問い合わせ。
以前の開催時にも人伝てで、そんな問い合わせがあるかも?という所まで行っていたことはあったのですが、今回は営業の方が、大阪古着祭にいつも来てくださっている方って事もあり、正式にお話がありました。
それで、解答としては
- イナフェスにポッと古着屋さんが出店していても売れないので、僕から古着屋さんに勧める事は出来ない。
- ブース代がサラ着のお店と同じでは厳しい。
それを解消する提案として大阪古着祭とのコラボレーションを提案しました。
その時のツイート。
チラホラと大阪古着祭の声を聞くようになってきました。今は稲妻フェスに売り込んでるけど、条件面などの折り合いはまだ厳しいかなって感じです。自主開催は機運が高まったらかな。1人では出来ないので、古着屋さんもお客さんもが「やりましょう!」ってなって「じゃあやろう!」と思ったらやります。 pic.twitter.com/iAxgejfeCb— K編集長@3.17大阪古着祭×稲フェス開催 (@kzm_fst) 2019年2月8日
さすがにいろいろと条件面で厳しいと思っていたし、手応え的にも難しいと感じていました。
ですが、エイ出版の担当の今西さんが尽力してくださり、ほとんどこちらの提案通りの条件で、企画成立。
勿論、既存の出店ブースを押しのけてど真ん中で大阪古着祭!とは行きませんが、イナフェス会場内で大阪古着祭を開催する事が実現しました。
第八回大阪古着祭 in 稲妻フェスティバルWESTのご縁
一度、過去に大阪古着祭の終了を宣言したことがあります。終了はするものの、イベントとしてのソフトは魅力的なモノであることは確信していたので譲渡を考えていました。
当時はカジフェスが今のような形態ではなく、古着屋の出店はなかったので、カジカジさんはじめ出版社さんとか引き受けてくれないかなぁ、と考えていました。
その頃に、古着屋さんシリーズやカジカジ、ライトニングを担当する大阪の出版関連の会社にお勤めだった営業の今西さんが声をかけてくださり、譲渡の一歩手前まで話が進んだことがあります。
その後、ギリギリで譲渡は実現しなかったのですが、その後に、今西さんがエイ出版に転職され、そうしたご縁もあって、今回、第八回大阪古着祭 in 稲妻フェスティバルWESTが実現に至りました。
第八回大阪古着祭 in 稲妻フェスティバルWESTへの思い
今回の企画ははっきり言ってチャレンジです。通常の大阪古着祭は出店していただく古着屋さんに必ず得して頂ける企画です。
その保証の出来るイベントですが、今回は初めての挑戦で、どのぐらい売れるのか、出店料がいつもより高いけど大丈夫か、といった不安があります。
ただ、大阪古着祭も毎度大盛況ではありますが、その中で、波はあり、またイベント内容や客層も少しづつ変遷してきています。
このまま、お馴染み企画として続けていくのは個人的にはあまり乗り気ではありません。
同型の大型イベントも多数立ち上がって来た今、規模感や資本力が劣る大阪古着祭唯一の強み「先行者特権」は、時を経るごとに色褪せていくはずなので、ほぼ個人でやっているイベントとしてのフットワークの軽さを生かして、僕がやって楽しい、やってみたいと思う形で、新たなチャレンジをすることは例え今回、思った通りの結果を得られなくても、間違いなく自分にとって、F-STREETにとって、大阪古着祭にとって大きなプラスになると考えています。
国内最大のファッションイベントとタッグを組み、大阪古着祭&F-STREETここにありを高らかにアピールしたいと思っています。