2024年は元日から大災害があり、飛行機事故など、大波乱の年明けとなりましたね。
2011年の東日本大震災の時、大阪古着祭の開催が決まっており、世間の強烈な自粛ムードの中、開催するかどうか、何度も悩み相談した事を思い出しました。
結果、開催し、チャリティー募金も実施、日本赤十字社にいくばくかのお金を募金出来たことや古着業界の活性など、開催の意義は大いにあったので、今となってはあの時の判断を自分なりに満足しています。
あの経験が日本を逞しくもしており、箱根駅伝の開催をはじめ、Xを見る限り、皆様の日常もしっかりと進行していて、そんな世の中を心強くも感じる年明けとなりました。
僕はというと、2日にゴルフの予定が入っており、元日は打ちっぱなし場の3Fで地震を体感。
あまりの揺れと長さに「これはどこかで大地震になっている」と直感しました。
帰りの車で緊急放送で「津波が来ます。逃げてください。」の声を聴き、これは相当ひどいことになっている、と思いました。
1日は地震のニュースを見て過ごし、幾人かの友人の無事も確認。
翌日は予定通り、予約していたゴルフ場に向かい、ゴルフを楽しみました。
4日からは仕事始め、医療関係者でもあるので、現地の医療体制や医療関係者の状況なども含め、頭の片隅には常に被災地の事があるような感覚で、どこか気に掛けながら、自分の目の前にある日常を過ごしていました。
自分もおそらく、地元が被災すれば避難の次には勤務先病院に参集し、医療の提供を行っていく立場なので、改めて身の引き締まる思いをしています。
また、まだ後輩の実家が能登にあり、ご無事で家も被害はなかったそうなのですが、大変な状況ではあるそうで、まだこの先、他人事じゃない毎日が続きそうです。
2024年
さて、このような状況で始まった2024年ですが、昨年は滋賀県で古着祭を開催するなど、これまでとはまた違って、大阪だけでなく地元滋賀でも活動できる場所が出来てきました。
また滋賀と大阪の間にある京都や奈良にも興味を向けながら、国内唯一の古着業界特化型のクリエイティブディレクターとして活動していければと考えています。
今は古着人気が非常に高く、あまり自分のような人間は必要とされていないように感じていますが、それに抗う事はあまり考えてなくて、受け入れながら、それでもまた自分が必要とされる局面が来ることも理解しているので、今はとにかくこの人気を絶やさぬよう、これをブームで終わらせないようにプッシュしていくのが自分の役目だと思っています。
自分が能力が高い、とかそういうことではないんですけど、正直、儲かることではないので、割に合わない、というか、利益追求をしなきゃいけない企業であったり、それを生業にしようとする個人のクリエイターの方などでは継続していくことが難しい分野でもあります。
幸い僕にはたくさんの理解者がいてくださっていて、またそういう活動を評価して支援してくださっている企業やお店がいてくださるので、ありがたくも10年以上にもわたってそうした活動を継続出来ています。
他にもそういう想い、熱意を持った方がいらっしゃったら是非、何かしら連絡くださるとうれしいです。
ライバルとして、なのか、仲間として、なのかはわかりませんが、そうした志を共にできる方がいればうれしいなぁと思っています。
また地元滋賀では、ありがたくも古着にとどまらないところで活動させて頂けるようにもなってきました。
移住10年で、そうした仲間がたくさん出来てきました。
このブログのスポンサーもしてくれている株式会社こちすまの福村氏、滋賀のグルメサイトLOMOREを運営するなんちゃん、14サッカースクールを運営している元Jリーガー國領一平君、嘉茂良悟君など、いろんなことを一緒に取り組ませて頂いています。
こうした活動を更に醸成させて、滋賀県を格好いい街にしていきたいと思っています。
そんな思いを、株式会社こちすまの営業車にも載せて「Make Shiga a Cool Town」と入れています。
古着業界をプッシュし、滋賀県を格好いい街にしていく1年にしていきたいと思っています。