とある雑誌の取材を受けて、
「大阪の古着屋の魅力って何ですか?」
と聞かれて参った。
自分が感じている大阪の古着屋の魅力って、たくさんあるのだけど、パッと取材を受けて話そうとすると、具体的すぎたりパーソナルすぎるというか、例えば
「○○っていうお店の販売員のA君が・・・」
「△△っていうお店がこうで・・・」
と、いずれも一言で雑誌を読む読者の方にわかってもらえるような回答ではない気がして、個性のありすぎる各お店を一括りにした魅力を話そうとした結果、実に無難な、どこかで聞いたことのあるような回答をしてしまった。
インタビューされる機会なんてそうある事ではないので、いざとなると答えに窮する事もあるのだけど、そんな時、つい無難な回答をしてしまい、自分の思いを伝えきれないのが悩ましいところである。
値打ちをこかない、というモットーを持って日々努力しているつもりなのだけど、そんな時はつい自分が解説者のような立場になってしまい、無難な回答をしてしまう。
もっと熱い思いを語れれば良かったのだけど。
という反省点の多いインタビューを受けさせて頂きましたワールドフォトプレス社発行「古着屋さんVol.15」は12月18日発売予定です。
あんな回答の数々では私の所はカットされるかもしれませんが、大阪や京都の特集があるのは間違いないようです。
「古着屋さんシリーズ」は古着の面白さを一番素直に深く伝えている貴重なムックです。
是非、書店等でお買い求めください。