羽曳野BROOM

2014年3月3日月曜日

お隣の奥さんにジーパンのリペアを相談されたので…

数ヶ月前の話ですが、休みの日にデニムのリペアをしていたところ、表で子供を遊ばせてたヨメさんが、お隣さんとお話していて、
「パパは何してるの?」
「ジーパン直してる。」
という話になって、そんな流れで、お隣の奥さんが、どうしても直したいジーパンがある、と相談されました。

もう10年ぐらい穿いててボロボロになっちゃったけど、形が気に入っていて、他のを買って穿いても、どうもしっくり来ないので近所のショッピングセンターの洋服の直し屋さんに持って行ったけど、「新しいの買った方が安いですよ。」と勧められたのだとか。

どんなの?と画像を送ってもらったところ


ほーほー。直したいのは両膝の大きな破れだそうで、上の太ももの辺りのは元々あったダメージジーンズというヤツのようです。

で、両膝を直したいと。

両膝のダメージはサイドシームまで達しているので、素人が直すにはワンランク上の仕事なので、僕が絶大なる信頼を寄せる豊崎のデニムリペアショップWOREKSをご紹介しました。

事前にWOREKSの服部さんに相談したところ見積もりを送ってくださったので、2100円〜2625円の間ぐらいみたいですよ、と伝えると、大喜びで、WOREKSさんに相談されたみたいです。

その後は僕はノータッチで、直接やり取りしてリペアをお願いする事になったようで、「商品を送ってからもリペアの提案のご連絡を下さったり、とても大切に直してもらった。」と、非常に喜んでおられました。


あ、これは満足するわな 笑
右膝なんか、もうなかったことになっとるがな。

正直、自分がこのリペアを頼まれて、リペア代に2500円もらったところで、非常に大変なので引き受けたくない…です。

しかも、こんな腕ないのに。

これがプロの技であると共にプロの仕事ですよね。

圧倒的。

服部さんて、ヴィンテージマニアで、今も502のbigEを穿きこんでます!なんて、仰ってたほどジーパンを愛されていますが、かといってリペアするジーパンがどんなジーパンであっても、その人にとっては掛け替えのないものだから、と大切にリペアされている姿が印象的な人です。

で、それが、凄いなあとは思いながら、どこかよく理解していない自分もいたのですが…
そない言うても、ジーパンにもランクがあるし…
とか。

でも、リペアが仕上がってきて、これでまた穿ける!と嬉しそうにジーパンを穿いて娘さんを遊ばせておられる姿を見ると、ああ、こういう事なんやな、と、少し分かった気がしました。

おわり。