羽曳野BROOM

2014年9月22日月曜日

漆喰うまくヌレールで漆喰を塗った結果。

以前に漆喰壁塗り体験(漆喰塗り体験)をしたと書きましたが、その時に左官屋さんに塗ってもらったのは壁2面。
我が家の寝室の壁はご存知の通り4面あります。

現在は2面が漆喰の塗り壁で、のこり2面が壁紙クロスという状況。


ということで、攪拌したりする手間も要らず、素人でも簡単に塗れるという、「漆喰うまくヌレール」を買ってきて、こいつを残りの面に塗りました。


漆喰塗り体験の時に塗ってみたテラデコールという家の建築などに使われる漆喰しか使ったことがないのですが、それと比べると水分含有率が低い感じで粘度が高く、コテからボタッと落ちたりしにくく、確かに素人には扱いやすい感じ。

その分、広がりにくいので、広い面を塗るのはテラデコールに比べると大変です。

どちらかというと、テラデコールは泥遊びで水いっぱい入れてベチャベチャになって、平たく伸ばして手の平で叩いたらペンペンという音がする、あの感じ。

うまくヌレールは泥団子が作れるぐらいの感じ。
それを塗るというよりこびりつけるみたいな感じです。


色はかなり白いので、塗り残しとかがわかりにくく、素人だも後で修復する必要があります。
色が違う所が塗り残しを後で塗り重ねた箇所。

仕上がりは、テラデコールに比べるとやっぱり雰囲気は下かなーと思います。


こちらはデラデコール。


こちらはうまくヌレール。
手前の方は体験がてらお手伝いに来てくれた、近所のパティシエさんが塗ったので上手!


この辺は我々。

下手。

イメージとしては昔の古民家の漆喰に近いかなと言うと聞こえは良いですが、悪く言うと紙粘土を塗ったみたい…デラデコールと比べてしまうとガッカリ感はありますが、この間までクロスの部屋だった部屋が漆喰塗りの部屋になったと思うと大満足。

我が家はリビングはスイス漆喰のカルクウォールを塗っており、カルクウォールに比べると多分、調湿作用や吸臭作用は薄いと思いますが、ビニールクロスに比べれば断然良いはずです。

実際、うまくヌレールも直接鼻を近づけて臭いを嗅ぐと、優しい香りがします。

ビニールクロスの上から簡単に塗れますので、手軽にお部屋を漆喰仕様にしたい方にはうまくヌレールがオススメですよー。
ただ、雰囲気とかを求めるならカルクウォールやデラデコールの方が俄然良いですが。

とにかく漆喰塗りの部屋が気持ちが良くて居心地が良いのでオススメです。

おわり。