その中で、南船場に行く目的の一つだった古着屋VORALさんに行ってきました。
古着とVAST222、RESCARPなどオリジナルブランドにセレクトと、「古着屋」という枠だけに囚われず、身に纏う物を売る「服屋」というのがコンセプトのお店です。
場所は南船場の端っこ、古着屋PeeCanの上階にあります。
運営しているお二人とお話しさせて頂いたのですが、二人ともとてもファッションが好きで、スニーカーが好きで、熱く爽やかで面白いので、また僕のやっているF-STREETなどにも物凄く興味を持ってくださっており、かなりの時間、お邪魔していたのですが、取材よりもお喋りに終始してしまい、身に纏う物を売る「服屋」といった部分へのアプローチの足りないまま帰ってきてしまいました。
逆にいうと、それほど熱量のあるファッションに対して真摯で現代的な感覚を持った二人が運営されています。
こちらはオリジナル。
店舗の同じ階に工房があり、そちらで縫製などもされており、古着のリペアやカスタムもそこでやっちゃうそうです。
なので、VORALに売ってる古着アイテムで、多少サイズが合わなくても、その場でサイズ変更していただけるものもあるようですので、そうした欲しいアイテムがある際は、ご相談を。
こうした王道古着も取り扱われています。
古着とサラ着、古着カスタムのアイテムなど、ボーダーレスなスタイルを提案されている同店の真骨頂といった感じですね。
そして、個人的に、その象徴的だなぁと感じたのがこちら。
スニーカー専用ケア製品 RESHOEVN8R(リシューブネイター)というアイテムをこの日から取り扱いを開始されていたこと。
スニーカーの話をさせたら二人とも深くマニアックにスニーカーを愛されており、その大切なスニーカーを永く愛用するためのアイテム。
こちらは用途別に別れた、スウェードやソール専用のブラシ。
割と革靴やブーツ愛好家の方には当たり前のシューケアという行為も、スニーカーにはあまりやらない人が多かったりするのではないでしょうか。
そんな風潮に風穴を開けるようなアイテム。
更に一緒に並べられているリシューブネイター ソールシールド。
スニーカーのソールに貼って擦り減らないようにするためのケアグッズなのだそうですが、中がどんな風になっているのかメチャクチャ興味があったので、その旨伝えたら、中を見せてくれました。
これをソールに貼るんだそうです。
こうしたアイテムがすぐには浸透しないでしょうけれど、こうしたスニーカー愛溢れる取り組みはとても好感を持ちました。
勿論、スニーカーをはじめとするフットウェアも揃います。
洋服だけでなく、アクセサリーからフットウェアまでトータルな提案をされています。
こちらはレディースコーナー。
アクセサリーも揃いますよ。
とても一度の訪問だけでは全てを知ることの出来ない、奥の深い、それでいて、若者二人がされている現代的で熱量のあるとても素敵なお店でした。
南船場VOLARさんの詳細は下記ページより。
VOLAR(南船場・新町):大阪古着屋データベース