羽曳野BROOM

2020年3月17日火曜日

いきなりキャンプ in 琵琶湖

先々週金曜日、twitterを通じて「会ってほしい」と声かけてもらった近畿大学の大学生に会いに山科へ行きました。

と、同時にtwitterで暇そうにしていた第九回大阪古着祭や大阪古着祭×イナズマフェスティバルWESTに出店してくれている古着屋Guinnessのユウヤ君(関大生)にも声を掛け3人で会食。



近畿大学の学生は「オージ君」といって、デザイナーをしながら4月からは古着屋をやろうとして準備している学生です。



オージ君は元々、第一回大阪古着祭で古着に興味を持ち、「古着ジャスティス」の名言を残した古着愛に溢れる若者です。

ちなみにギネスのユウヤ君をして、オージ君はマジゴリラ。



沖縄0円旅にチャレンジして沖縄でハチャメチャな旅を成功したかと思えば、ニューヨークにも無一文で乗り込み、銃撃戦に巻き込まれたり、オーストラリアでカジノで負けて無一文になり2ヵ月帰国出来なくなったり、エピソードが昔の電波少年。

いやー、初めて会ったんですけど久し振りにヤバイのと知り合いました(笑)

かといって、もう一人のユウヤ君もこの日、19時に京都の山科での待ち合わせに、16時から吹田でヒッチハイクしてきたとかいう実録猿岩石。



しかも、ついでに旅に出るとか言い出して、大きなカバンにテントと寝袋を入れてきているという・・・

2人とも共通しているのは、えぐい行動力を持っていて、また逆にそのパワフルすぎる行動力ゆえ、計画性とかなくてもなんとかなるがゆえの、破天荒さ、無鉄砲さを持っていて、異次元のパワフルさに圧倒されました。

その異次元のエピソードと、ヒッチハイクで来て、今日はそのままその辺でテント立てて寝るとかいうド級の変態さに面白すぎて終始爆笑していたのですが、深夜0時30分。

気付いたらなぜか三人で琵琶湖にいた。



なぜこうなった!!

僕の一人用テント「ミニピーク2」と、セカンドストリートで買ってきた1980円の激安テント、ユウヤ君も同じくセカストで買った激安テントを張って、それぞれに寝床を作り、とりあえず銀マットと僕は寝袋×2、オージ君はマットと寝袋、ユウヤ君もその程度の装備で1度まで冷えている琵琶湖でいきなりキャンプ。


琵琶湖沿いはいくつか緑地公園があって、24時間以内に退去すればキャンプも可能なので、キャンプしておられる方もよく見掛けるのですが、さすがにこの日は釣り人以外は僕たちだけでした(笑)


楽しすぎ!


寒さに凍えながら更に飲んで語り明かし。



あまりに寒いので、僕のミニピークⅡに入ってさらに結構遅くまで飲み明かし、「俺はもう寝るぞ!」と気持ちよくスヤァ。

僕のミニピーク2、俗にいうテントのスカートがないので、地べたに吹いてくる風は全て中に入ってくるシステム。

つまり銀マットの上に寝袋×2で寝てる以外はほぼ野宿状態。

めっちゃ寒くて、6時半ごろに一度目覚めて寒さに凍える。

死ぬかと思った(笑)

しかも、前夜、足を琵琶湖にハメてしまってビチョビチョだったので、素足で寝ていて、トイレにも素足に突っかけみたいな靴で行きました(笑)

我ながらだいぶ過酷。

あまりにも足が寒いので何かないかなと探したら100均で買った薄々の手袋があったので、それを足というか足先に無理やりはめて二度寝。

なんとか寝付くことができて、8時ごろに目覚めたら、ちょうどほかの二人も起きてきました。

二人とも、生死の境を体験してきたようで、前述通り、電波少年的人生を送るオージ君をして、「死ぬかと思ったランキング」3位を獲得(笑)



猿岩石ユウヤ君も眠るとき「明日目覚めることができるのか?」と不安になったと言っていた(笑)



あの究極の極限状態を体験すると恋心が芽生えると言われているあの吊り橋効果。

あれほんまかもしれませんね。

会食は2人とも初めて、オージ君はどちらも初対面でしたが、究極の状況を乗り越えた2人とはなんか変な友情が芽生えた(笑)

しかも、全員「死にかけた」と言ってるのに、みんな「最高に楽しかった!!」と爆笑しながら朝には撤収して、オージ君は大阪へ、ユウヤ君は草津PAからヒッチハイクで東へ、僕は東京へと向かったのでした。

いやー、ヤバイ体験したな。

これからの人生にきっと生きる若者二人に対して俺の得る物の無さよ・・・と、メリットデメリットありきで考えてまうと凹みますが、まあこういう人生を送ってきたので楽しいこともいっぱいあったしええかーと機嫌よう笑っとこうと思います。

40歳越えてもこんなクレイジーな体験をさせてくれた二人にマジ感謝。

さあ、また頑張りますかね。チャンチャン