羽曳野BROOM

2020年3月10日火曜日

ZOZOMAT体験

先日、ロコンド体験を記し、なかなかの絶賛をしたのだけど、今度は対抗馬ZOZOMAT体験を。

ロコンド体験

ZOZOMATを注文したのはもう記憶にない。

前澤さんがまだ社長で、その頃に、「足のサイズが左右違う人もいる。そんな人を救う」的な思いを持ってリリースされたのがZOZOMATであり、その先にZOZOSUITで来た道のような「それぞれの人にピッタリの靴を」という思いを持ったZOZOSHOESをブチ上げられていたように記憶している。

さて、2019年秋に届くとされたZOZOMATは特にアナウンスや連絡もなく、何度も記憶の彼方に飛んで行っていたが、その秋冬もすっかり終わりきった2月末日辺りにようやくの発送告知。

無料とはいえ、ここまでの経緯はしっかりと事実を掲載しておきたい。

また事実、前澤前社長は何度もオリジナルの靴について言及されている。





さて、何はともあれ、我が家に届いたZOZOMATではあるが、品質が紙だったことを除けばかなり評価は高い。


実際に計測してみたが、計測の難易度は少しだけクセはあるものの、コツを掴むのに時間を必要とはせず、子供でも計測出来る。



途中で投げ出したくなったZOZOSUITとは大違い。本当に素晴らしい。

計測ごとに足の長さが5cmぐらい揺らいだZOZOSUITに比べ、SOSOMATはおおよそ正確と自覚するサイズも提示してくれているし、恐らく計測精度も相当高まっていると思う。



正直、ZOZOMATに関しては驚いた。

あのZOZOSUITの惨劇を体験し、ZOZOオーダースーツでひどい対応に泣かされた事を思えば、ここまで出来るようになったのかZOZOさん、と。

ZOZOのオーダースーツ、案の定届かないし、大幅に遅れるらしい。

2月末日発送の3月受け取りを2019秋冬と呼ぶかどうかは水に流そうじゃないかとすら思えますよ。

正直、大人の足の計測に関しては、まあ、僕も妻も、日ごろ履いている靴から想像しているサイズと対して誤差はなかったので、まあ正味、有用性に関しては疑問だけど、子供の足のサイズがわかったのはありがたい事でした。

まあ、近所のABCマートとかで計測できるけどね・・・とかってところはまあ、一旦置いておこうではないか。

ただ、イケてないのはZOZOMATに対応して、提示してくれる靴が適当やし、サイズが保守的で緩め。


足長26.4と26.3でなんで28.5やねんと。

確かにウィズが広め(3E)ではあるけど、これでは恐らく足長や足幅、足囲がすっぽりと全て収まるサイズを提示しているに過ぎず、履きならして行くにしたがって生地が伸びたりする事を想定していない。

そもそも足長が2cmも大きかったら足趾の遊びが過ぎる。

28.5なんて靴、履いたことないと思う。

28.0でもデカすぎる。

着脱の多い上履きのみこのサイズで履いているけど、それは大き目の方が都合が良いからで、どうやっても理想サイズは26.5~27.5の間である。

普段22.5を履いている妻も同様に23.0~23.5を推奨されていて、残念ながらこの相性度通りに買ってしまうとデカいと思われる。

こういうマッチングはさ、少なくとも足長はジャストで、なおかつ僕ならウィズ3Eのスニーカーを推奨すべき。

もう一つ残念なのが、これに合わせてオープンされたという「ZOZOSHOES」。

これって、オリジナルの靴の生産をあきらめたことを意味してるんじゃないの?と思ったりとか。

そもそもZOZOTOWNで靴が買えたのにZOZOSHOESとして切り分ける必要があったのかも大いに謎。

ZOZOSHOESに思いを馳せた人いっぱいいたよね。

当時の前澤さんのツイートのリプ欄とか凄いわけよ。

ZOZOTOWNってそういうとっぴょうしもない前澤さんの狂気と夢に一喜一憂・狂喜乱舞していたわけで、YAHOO!傘下になってお堅いECになっちゃうんじゃないの感は少し、胸のどこかでガッカリしたかな。

とまあ、オーダースーツの一件で、「ZOZOTOWN憎し」の感情を持ったものの、そしてロコンドの株を持っているものの偏見も入った感想ではあるけど、結果をまとめると。


  • ZOZOMATの計測精度と使用感は素晴らしい!
  • が、大人は二度と計測せんし、驚きはない。
  • 子供にはそれなりに便利。
  • ZOZOMAT計測による相性度は全くアテにならん。
  • ZOZOSHOESの商標そこで使っちゃうん?ガッカリ。


の5本です。