かなり前に手に入れた物ですが、かなり変わり種のパンツ。
1960年代のBIGMACのリメイクワークパンツ・・・
と思いきや、これ、よく見るとこのヒッコリーの生地に付いているボタンで、ベースの白いワークパンツのボタンではない。
つまり1つわかることは60’sぐらいのBIGMACの、恐らくオーバーオールのパーツを使ってリメイクされたパンツ。
ということはベースの白のパンツは何よ?といろいろ見てもタグや品質表示などは一切なし。
唯一ヒントになるのはジッパーなのだけど・・・
42TALONが使われていますが、実はこれもパーツを使ってリメイクされていて、元々のモノではありません。
ベースのパンツのジッパーはこっち。
「S」とだけ入ってて、普通にオートマチックのジッパーで、ジップの素材もあんまり古い感じはしません。
革パッチは付いているけど、これも後付け濃厚。
まったくもって詳細不明なパンツに60’sのBIGMACのオーバーオールのパーツをドッキングさせたパンツということになります。
この古着業界用語でいうところの変態さが、古着好きの琴線にビシビシ触れてくるわけですが、それ以外のリメイクも秀逸。
先ほどの革パッチもですが、古い何かの生地を使われているリメイクも素晴らしい。
しかもねぇ、全部手縫いでリメイクされています。
こんなリメイク出来たら無敵ですやんね。
凄い、本当。
昨年の第九回大阪古着祭でも穿いていったほど気に入りました。
白いパンツで見た目涼し気なので、これからバリバリと穿いていきたいパンツですね。
おわり。