羽曳野BROOM

2020年5月9日土曜日

60’s BIGMAC(?) リメイクワークパンツ

かなり前に手に入れた物ですが、かなり変わり種のパンツ。



1960年代のBIGMACのリメイクワークパンツ・・・



と思いきや、これ、よく見るとこのヒッコリーの生地に付いているボタンで、ベースの白いワークパンツのボタンではない。

つまり1つわかることは60’sぐらいのBIGMACの、恐らくオーバーオールのパーツを使ってリメイクされたパンツ。

ということはベースの白のパンツは何よ?といろいろ見てもタグや品質表示などは一切なし。

唯一ヒントになるのはジッパーなのだけど・・・


42TALONが使われていますが、実はこれもパーツを使ってリメイクされていて、元々のモノではありません。


ベースのパンツのジッパーはこっち。

「S」とだけ入ってて、普通にオートマチックのジッパーで、ジップの素材もあんまり古い感じはしません。

革パッチは付いているけど、これも後付け濃厚。



まったくもって詳細不明なパンツに60’sのBIGMACのオーバーオールのパーツをドッキングさせたパンツということになります。

この古着業界用語でいうところの変態さが、古着好きの琴線にビシビシ触れてくるわけですが、それ以外のリメイクも秀逸。


先ほどの革パッチもですが、古い何かの生地を使われているリメイクも素晴らしい。


しかもねぇ、全部手縫いでリメイクされています。


こんなリメイク出来たら無敵ですやんね。

凄い、本当。

昨年の第九回大阪古着祭でも穿いていったほど気に入りました。

白いパンツで見た目涼し気なので、これからバリバリと穿いていきたいパンツですね。

おわり。