羽曳野BROOM

2020年8月15日土曜日

エグいこだわりの詰まった1990年代の謎の大阪製タイガーカモのリメイククライミングパンツ

現在、セカンドストリートのセール中で、何かエエもんあるかねー??と、近所のセカストを見に行って、あるパンツに電撃が走りました。


アウトドアコーナーにシレッと掛かっていたタイガーカモのイージーパンツ。

近年、イージーパンツの人気が高いこともあり、イージーパンツは豊富に掛かっていたものの、これは柄の良さ、生地の雰囲気ともにグッと惹かれるものがあり、思わず手に取りました。


タグには「edit by E・E・E Wear Design」と書いてあります。

全く存じ上げない。

ただ、editとあるので、恐らくリメイクアイテム。

柄や生地からも古着屋さんのリメイクアイテムかな?とも・・・

というのも細部の作りこみが異常にこだわっているんですよね。


股部分はガゼット・クロッチ仕様になっていて180度開脚が可能です。

まさかコットンのタイガーカモ生地でクライミングはしないだろうけど、本格クライミング仕様になっています。


ドローコードのデザインもいい!!

ちなみにジッパーはYKKでトップボタンはスコービル。


で、バックポケットもブルーナボインのパンツで見たような入り口が斜めに切られている特殊な形状。


これ、めちゃくちゃ使いやすいんですよ。

スマホなんかをスルッと入れられて、そして取り出しやすい。

わざわざこんな面倒な作りにしてまで細部へのこだわりがエグい。


MADE IN JAPAN。

この品質タグがまたね、こだわりが秘かに詰まっているんです。


日本語表記が一切ない。

このパンツには1文字も日本語がありません。

こだわりエグいですよね。

それで、最初はどこかの古着屋さんかinkかブルーナボインのリメイク的なのかなぁとか考えていたのですが、唯一のヒントになるのがこの電話番号。

大阪やん!!と。

しかも、何か違和感ないですか?

そう、電話番号が1桁足りない。

大阪06の後の「6」が1つ足りないんですよね。

この番号は1999年に大阪の電話番号が1桁増えたので、それ以前のものということになります。

つまり少なくとも1990年代製造かよ!と。

しかも大阪。

魅力的過ぎるやん。

となって試着をしたらジャストサイズ!!



これはさすがに購入するでしょう!!

ちなみにこの電話番号で検索するとウルトラマジックという堀江の卸売り業者さんがヒットします。

更に、「MSGR」というブランドの服がチラホラ。

でもMSGRは福岡のブランドのようで、そことは無関係っぽいんですよね。。。

んー。謎が多い。

どなたかご存じないですか?

とにかく、エグいこだわりの詰まったパンツを買いましたわ!

自分的にかなりの掘り出し物!

というか、大阪のコアな古着好き界隈からは評価されそう。