羽曳野BROOM

2012年2月18日土曜日

ボタンを取り付けてみる。

JUGEMテーマ:ビンテージ 古着


・ボタンを取り付けてみる。
古着、特にヴィンテージが好きだと、リペアは切っても切れない関係ですよね。
せっかく買った大事なコレクションですから、直せるのなら直して一日でも長く愛用したいものです。
という前フリからの・・・

先日、リペアショップWOREKSさんのブログを拝見しておりました所、こんな記事が。。。

ボタンホール

タイトル通り、ボタンホールのリペアの記事ですが、この記事を見て閃きました。

以前、紹介させて頂いたコチラのパンツ。

BIG MAC HICKORY WORK PANTS

記事にも書いておりますが、股のボタンが二つしかないのが欠点でして、このパンツを穿いて座ると、こんな仕上がりになります。


パンティーが写らないように撮影しましたので、少しわかりにくいですが、正味、パンツが見えます。
しかも、追い討ちをかけるようなこのボタン。



小さくないですか??

ボタンホールはこのサイズ。



なので、穿いているとすぐにボタンが外れちゃうんです。
電車とかで座っているときに、知らないうちにご開帳してしまい、恥ずかしい思いをした事もあります。

そこで、WOREKSさんの上の記事を見て、もしかしたらボタンホールはハンドリペアでいけるのかも・・・と。
そうとわかれば早速チクチク、手縫いでボタンホールを小さくする処置!!



強度が気になるので、何度かに分けてやりましたが、まあ強度不足で解けて来たとしても、元に戻るだけ。
穿けない事にはならないので、比較的気楽に出来る部分でもありますね。

そんな感じに手縫いで処置をしたアフターがコチラ。。。



このサイズだと、必要以上に小さいボタンもそれなりにしっかり留まってくれました。

これで一つの問題はクリアされましたが、もう一つの大きな問題。
オーバーオールのリメイクパンツで股上が深い仕様なのに、股のボタンが2つしかなく、通常時からパンチーが見えてしまう欠点をなんとかせねば。。。

という事で、どう考えても、ボタンを増やすという選択肢しかなく、WOREKSさんの記事を見て閃いたままに、とにかくやってみました。

まず、ボタンホールをオリャー!!



生地が丈夫で二重になっているので、僕の100円均一の裁ちばさみでは簡単に裁断出来ず、仕方なく、一か八かで無理矢理ブッ刺しましたが、それなりにええサイズに穴が開いてくれました。

そんなわけで、不規則に開いてしまった穴をせっせこせっせこ、手巻きでボタンホールの作成。
かなりブサイクな出来栄えながら一応、完成。



次に、ボタンのストックからめぼしいボタンをチョイス。



BIG YANKのボタンがピッタリでしたが、さすがに勿体無いのと、あまりにもテイストが違うので、とりあえず黒のボタンをチョイス!!

ボタンの縫い付けはさして難しい話でもありませんので割愛しまして、アフター!!



これで、パンチーが見えなくなりました。
正直、電車での出来事以来、穿くのを諦めておりましたので、これでまた毎日穿けます!!
嬉しい。

リペアでもお世話になっておりますが、WOREKSさん、そしてRESULYさんのリペアブログはお手本やリペアのヒントにもなって、本当にありがたい限りです。

いつもの古着屋さんのブログチェックに加えて、リペアショップのブログもチェックされると更に充実した古着ライフが送れるかもしれませんね。

おわり。