羽曳野BROOM

2014年8月12日火曜日

30代のファッション論

現在、36歳。30代真っ只中です。

30代になるとファッションに対する姿勢は20代の頃に比べると両極化し、ファッションに全く興味のない人と、しっかりとファッションに対する興味と知識を備えている人に分かれてくるように思います。

30代子持ちともなると、奥さんがユニクロやしまむらで選んで来た服をヘビーローテーションで着用し、全身中国製の服に身を包み、せいぜい自分の好みは色選びぐらいという30代男性も少なくないのではないでしょうか。

僕は人生において、毎日の生活の中のディテールを大切にして生きていきたいと思っているので、衣食住だけは、しっかりこだわって生きていきたいと思っています。

20代の頃はかっこいいからとか、もてそうだから、とかで洋服を選んでいましたが、今は、着る理由のある服を着たいと思っています。
20代なら多少許された事も、30代になりますとそれなりにTPOに合わせた服装をする必要があったり、そういった知識をしっかり有している事は男性としての品格でもあると思いますし、やっぱりそこにも一つ一つディテールが大切なのではないかなと思います。

僕の場合の服を着る理由は、例えばアメリカ製であったり日本製であったり、といった、フェアトレードで作り手の愛情のこもった、まさしくエシカルな洋服を着たいと思っています。
また、ヴィンテージのような歴史を感じられる重みのある服やデザインしている人や作り手の思いの詰まった服にも大変な魅力を感じています。



30代になって思うのは、男性は30代からが勝負だと思うのです。
ここでただただ老いさばらえていくのか、しっかりと人生を生きてかっこいい男になっていくのかの岐路に立っているのだと思います。

世の30代男性に一つだけ提案したいのは、自分の着る服ぐらい自分で選んで自分の小遣いで買いましょう!ということ。
オシャレをしようとか、服に詳しくなれというのではありません。
それは趣味の世界ですから、個々に自分のスタンスでファッションに向き合えば良いと思います。

ただ、自分の着るものぐらいは自分で選択しよう!と、そういう提案です。

毎日のディテールを大切に。
みんなでかっこいい男になりましょう!

おわり。