羽曳野BROOM

2017年2月12日日曜日

VINTAGE EL「ウォバッシュストライプワークシャツ」(解体済み)

今日はこんなシャツ。


ウォバッシュストライプのシャツです。


VINTAGE ELというところのやつで、卸しとかやってるみたいなので、多分、本来はセレクトショップや大手ジーンズショップとか、アメカジ屋さんとかその辺のOEMとかやってんのかな?って感じのところですが、製品を見ていると、とてもヴィンテージに造詣のある人がやっている感じで、中国製で安く販売されているんですけど、なかなか侮れない感じです。


ガチャポケだったり。


チンストだったり。

ヴィンテージのディテールを大いに盛り込んでいます。


ボタンも白の猫目ボタン。

元は5000円ぐらいのレンジの商品だと思うのですが、こういうところに割とちゃんと手間をかけて作られているので、ファストファッションブランドなどのものよりは明らかグレードが上ですね。


なんか裏地にステンシルまで入っていて、僕はファッションでいうとヴィンテージ好きのところにカテゴライズされるので、少しジャンルが違うので見当違いかもしれませんが、現行のアメカジアイテムをお好きな方にはそれなりに評価されているのではないかと思えます。

実はこのシャツ、サイズがSで、僕には明らか小さく、もう生地&部品取りをして潰しちゃったのですが、元々、僕はデニムとか直すのにウォバッシュの生地を買おうと思っていました。


これね。

これを1m買うとなると2160円。
なので、まあそのぐらいは出すつもりでいたのですが、リサイクルショップでこのシャツが250円で売っていて、リペアとかカスタムに生地を使いたい僕には、必ずしも無加工の生地は必要ではなく、これで十分やんってことで、実質1m分ぐらいの生地が250円で買えるならって事で、こっちを購入する事に。

抜染ではなく、プリントでウォバッシュストライプ風にしているだけなので、その点はマイナスですが、値段が違いすぎるので、全然OK。

ウォバッシュのシャツとか現行でもかなり値段しますもんね。

針を入れてみると生地が少し安っぽい感じではありますが、この辺の生地を安く抑えられる手法で作られていたり、中国で縫製されていたりといったところで価格が抑えられているので、恐らく日本製にこだわったアメカジブランドのものよりワンランク下のレンジの価格帯で販売されているのではないかと想像するのですが、近頃は僕の知る範囲ではDENIMEとか、製造が中国ほかアジアに移行しているところも多いので、そういうところのOEMも手掛けてるのではないかと想像する次第です。

まあ、値段も違うし当たり前ですが、「RRLのウォバッシュシャツ」に比べればかなり差がありますが、まあ向こうは横綱ですからね。

OEMってのは、あるブランドから依頼されて、そこのブランドの製品を作ることで、技術があって製造を安く抑えられる工場などを持っている会社などが請け負っていることが多く、そこの会社のオリジナルはブランド代が乗らない分、OEMを依頼しているブランドのものと同じクオリティーのものが俄然安く販売されたりするので、値段に比べ良い製品な事が多いヤツです。

以前、アダムエロペが福袋で問題になったアレですね。

福袋事件アーカイブ「アダム エ ロペ総額6万円福袋が実は...」

あくまでVINTAGE ELというブランドを知らない&ネットでもあまり詳細が出てこないので全て想像ではありますが。
熊本のシルクスクリーンブランドDARGOのオンラインショップでも2型の取り扱いがありますが、こちらを見てもやはりコットンリネンのオンブレチェックという、ヴィンテージラヴァーが反応しそうなアイテムが販売されています。


既に生地取りとしても活用して、今後も、この生地でいろいろやろうと思っているのですが、無加工の生地を買うより、こうしたディテールまでちゃんとしてくれている製品は最高の素材です。

上記、ポケットもそのまま使う事も出来ますし、ボタンも猫目ボタンで、普通に使えます。
なのでボタンも既に解体済み。


10個も付いてた!
お得!!

羽曳野のBROOMさんとかセカンドストリートのような、リサイクルショップやリユースショップは僕にとっては素材の宝庫です。

僕は生地取り用に買いましたが、こんなもん250円で買えるなら余裕で買いですよね(笑)

おわり。