羽曳野BROOM

2020年2月12日水曜日

滋賀県の大学生

7年ほど前、滋賀県に移り住んで、当初は大阪古着祭などで知り合った大学生と食事をしたり、勉強会をしたりしていました。

ただね、彼らは卒業しちゃうので、その大学生たちが卒業して地元に帰ったり都会に出て行ったりするのが途方もなく寂しくて、「俺はもう地元の大学生とは遊ばん!!」と宣言しました。

それから5年。

なんだかんだと新たな出会いがありまして、地元の大学生さんと会わせて頂くことになりました。

やっぱね、元々はそうやって人と交流するのが大好きで、特に若い可能性のある人たちと交流できる機会を、どこかで欲していたみたいで、

お会いする前にtwitterフォローして、会う頃にはすっかりファンみたいになっていました(笑)

彼らは彼らで、大阪古着祭をやっていて、古着屋JAMの社長と飲みに行ったりする仲の大人が来る、と構えてくれていたみたいやけど、

会ったら、こっちが会ってもらったぐらいの感じで、

「おー、アオイ君とアユム君や!!」

って、テンション激高で会わせて頂いて、ボードゲームバーとか行って遊んでもらいました。


なんせ21歳下やから(笑)

お父さんと3歳違いというとんでもない友人が出来たわけですが、思い返せば自分の学生時代とリンクするところもあったり。

僕、22歳ぐらいの頃、21歳上の泉さんという友人がいて、いつも二人で飲み歩いてたんですよね。

それはもう大袈裟でもなく毎日。週に8回ぐらい会ってて、年越しも二人でお節食べてたとか(笑)

それで、お会いさせて頂いた大学生の1人は、3月10日にメンズ化粧品&フェイスエステのお店で学生起業するそう。

その屋号が「Seize(シーズ)」なのですが、僕も学生時代、「シーズ」という屋号で独立したなぁと思って。

僕は発見する的な意味合いで「SEES」と付けてたので、綴りは違うけど。

なんか手放しで「若者と遊んだー」ってだけじゃなく、何かこう思い出させられるものがあって。

彼らは高学歴なので、まあ社会の端っこでやってた僕とは種類が違うんやけど、一生懸命応援してあげたいなぁとか思って。

彼らが昨日、YOUTUBEを撮りたいというので、僕がスタジオにしている滋賀の高齢者住宅紹介会社「こちすま」のオフィス(通称:草津chapt)でYOUTUBE撮影のお付き合い。


二人で「何撮る?」とか相談してるの見るとさ、僕はおっさんやけど、おばさんやったら貢いじゃうんちゃうかなってぐらい可愛いさピャーでした(笑)

ウチの嫁も(笑)


で、彼らと話してて、ちょっと残念やったのは「大学生でビジネスやってますって子は大体、ネットワーク(MLM)です」って言ってて。

あーはいはい、と。

僕らの頃も流行りましたからね。

大人になればまあ、ほとんど触れたり聞いたりしなくなりますが、今も大学生がターゲットなんですね。

そう言えば、僕も学生起業したので、よくそれ系の下っ端になって稼げてないけど「なりたい自分の未来像を描け」と画用紙に「1億稼いでタワマンに住んでフェラーリに乗る」と書いて何かのアレを高くされた子羊達に「俺も一緒」みたいな感じでよく対抗意識燃やされたなぁ、とか思い出して。

彼らが思い描いた「10年後には小売店はなくなって、人伝てに物を売買するようになる」という未来は、まさかの逆方向に向かい、

イオンモールやアウトレットなどの巨大モールやオンラインショップで購買する未来が来てしまったわけやけど、

まあ、そんな昔話はさて置いておいて、逆に言えば彼らがビジネスをやりたくても、MLMぐらいしか取り組めるものがなくて、またバイトするぐらいしか選択肢がないんよなぁと。

まあ、そんなわけで、彼らがおもいっきり盛り上がれる場を提供して、滋賀県の大人たちにいろいろけしかけて行きたいなぁと思った次第。

久しぶりに何か楽しい子達に会って、いろいろ刺激もらっちゃいました、というお話。