羽曳野BROOM

2013年12月20日金曜日

家を買って1年ちょっと経った雑感② 漆喰壁と無垢材は良かった。って話。

家を買って1年ちょっと経った雑感という記事が予想以上に筆が進み、一回で終わらなかったので続き。

前回書いたように、漆喰壁で無垢材を使った家に住みたくて、多分、大阪では1年半ぐらい探していました。

こちらに来ることになって、すぐに家を買おうと夫婦で話していたのですが、そのタイミングで自分達の求めていた家が手の届く範囲の値段で見つかり、すぐに購入しました。

結果、漆喰壁も無垢材も良かったなーと、思っています。


漆喰壁はとにかく居心地が良い。
調湿と消臭作用があり、逆にお香だのアロマだのを焚いたりしても、それすらも消臭しちゃいます。

あと住んでから気付いたのは自然素材なので電荷が帯電しない為、静電気が起こらない。
髪の毛とか一部例外はありますが、基本的に自然のものは静電気が起こらないんですよね。

ウールのセーターは静電気が起こらないけどアクリルのセーターは起こるってのと同じで。

なので、さすがにフリースなんかを着てると脱ぐ時にバチバチっと来ますが、どこかを触って、とか人同士でとかは静電気が起こったことがないです。



無垢材はさすがに傷付きやすく、重い物を落とすと穴が空いたりしますが、古着好きとしてはピンピンに綺麗なものにあまり興味がなく、傷付いた床を見て、アジが出て来たと喜んでいるので、自分達には向いていたなと思います。

ご近所さんは子供が小さいうちはシート引いておく、とか、傷付いたら落ち込むって話をされていましたが、我が家はむしろその傷や汚れを喜んでいるのだから人の価値観って不思議ですね。

元々はそういう趣味でもなかった嫁さんも、いつからか古いものが好きになってきたみたいで、またタフになってきて、傷付いた床をパテで直していました。


漆器の金継ぎみたいでいいなぁ、と思っています。

無垢材も漆喰も自然のものなので、ある程度の温度を保ちます。
なので、冬だからといって人工素材ほど冷たくなったり、夏に熱くなったりしないので、夏涼しく、冬はやっぱり寒いけど合板フローリングの御宅に住むお向かいさんが床暖房が入ってると勘違いされたほど、床が暖かくはないけど、それほど冷たくならないです。

なので、傷付いたりやれてきたりってのが苦手な方にはオススメしませんが、古着が好きな方には漆喰壁と無垢材はオススメです。

我が家の経験上、よほどの低価格低規格のファストハウスでない限り、金額的にも変わらなかったです。

正味、オプション的に後付けした雨戸とかベランダの屋根、屋根裏収納を入れなければ坪単価45万円ぐらいです。
今後、お家を買われる方の参考になれば。

次はこれはいらなかった、これは失敗だった、的なのを考えています。

つづく。