羽曳野BROOM

2017年12月5日火曜日

1920’s VINTAGE プリズナーパンツ #買ったモノ

10月に第六回大阪古着祭を開催しましたが、毎回、古着祭には気合を入れて服を着て行きます。

来場くださる皆さんが超おしゃれをして来てくださることと、やっぱり自分にとっては晴れ舞台でもあるので、その時出来る、自分の精一杯の古着ラブ、ヴィンテージラブなスタイルで行くようにしています。

それで今回に関しては、自分でもとても気合の入った開催だったものですから、ちょっと何かスペシャル級の服を用意して行きたいと考えていました。

それで、開催前に鼻血ブーばりの出血をして買ったのがこちら。


プリズナーパンツ!!

生成りのパンツに染色されており、ボーダーにムラがあり、イカツい雰囲気を醸しています。


詳細・年代不明ですが、相当古いことは確かで、色落ち具合からコスチュームではなく、労働で使われてたんじゃないかと想像されます。


ボタンも超古いですね。
30's以前って感じでしょうか。
もう少し新しい時代のボタンに比べてとても薄く、近いうちに割れちゃいそうな・・・

そして、一つだけボタンが交換されていて、更にそのボタンもおもっくそ古いボタンってのがもう・・・最高ですよね。



縫い合わせとか縫製とかとにかく造りが簡素、というか雑に近い感じがまたたまりませんね。
プリズナーものの特徴ですね。
ちなみに同じプリズナーでも戦争捕虜のPW(prisoner of war)のものはどちらかというとエラーのあるB品を使われているイメージです。


ウエスト部分も折り返して縫製しているだけ。
サイドシームとかもこんな調子でとりあえず縫い合わされているだけって感じで、少なくとも正式なプロダクトではない感じです。


バック。

ポケットも袋状のものが付いていて、生地の節約をしている感じ。


染めムラもたまりませんし、サイズ調節に摘まんでウエストを調節して穿かれていた痕跡もリアルで心臓をおもっきしマイクタイソンにド突かれたぐらいのインパクトがあります。

ちなみに第六回大阪古着祭当日はこんな格好をしていました。


TOPSは古着ちゃうんかーえ!って感じですが(笑)

プリズナーパンツに一番合うトップスが僕なりにコレだったので。

プリズナーモノほんま大好きです。

過去に掲載のプリズナーものはこちら。


ちなみに以前、ヨシカズが送ってくれていたヨシカズコレクションでもプリズナーモノを紹介してくれています。



おわり。