クラウドファンディングはいくらかのお金を出資する変わりに、配当替わりの「リターン」を得られる制度で、僕は上記案件の「デニム短パンを制作するチームに招待」というリターンに1万円を出資しました。
クラウドファンディングの詳細は公式サイトで見て頂くとして、僕が上記、EVERY DENIMのクラウドファウンディングに出資を決めた思いを紹介していきます。
ファッション系のクラウドファウンディングに興味があった
以前からファッション系のクラウドファウンディングに興味がありました。ありがたい事にF-STREETにはスポンサーとなってくださっている古着屋さんや企業がいてくださり、毎月、スポンサー料を支払っていただいています。
そのお金を原資に大阪古着祭を開催したり、フリーペーパー(大阪古着屋マップ)を作ったり、また古着を買ってブログで紹介するといった活動に使ってきました。
そうした活動の次の投資先として、面白いファッションのクラウドファウンディングに投資してみたいと考えていました。
加古川という縁
EVERYデニムは山脇耀平さんと島田舜介さんというご兄弟お二人で活動されています。お二人は兵庫県加古川生まれだそうで、加古川市出身の僕の妻と同郷ということになります。
まあ、だからといって、僕にはそこまで加古川に愛着があるわけではないのですが、名前を知っている土地のご出身という事で、なんとなくご縁を感じた次第です。
日本の物作りを応援したい
日々、アメリカ製と日本製にこだわったうるさいブログ記事を更新していますが、「アメリカ製=好き」「日本製=日本の物作りを応援したい」という思いからです。EVERY DENIMの製品は瀬戸内のデニム工場やデニム職人さんと作り上げておられ、当然ながらMADE IN JAPANということになります。
こうしたクラウドファウンディングに投資し、またその情報や体験を発信することで、日本の物作りを応援したい。そう考えています。
洋服作りに参加してみたい
僕が出資したのは「来夏に向けてデニム短パンを制作するチームに招待」というリターンのコース。これは1万円を出資すると来年の夏に発売されるデニム短パンを制作するチームの一員となり、生地選びから販売方法までを一緒に考えて作り上げていくという体験が出来るリターンです。
しかも、発売された際にはそのデニム短パンがプレゼントされるそうです。
どうです?面白そうでしょう?
そういう洋服作りの体験が非常に魅力的に思えたのです。
他のリターンも魅力的で染めボーイを呼べる権利とか山脇さんと一緒に飲める権利とかも、近くなら出資したかったぐらいです。
おもろそうな人と絡んどいて損はない
EVERY DENIMのご兄弟は自分たちが作ったジーンズをキャンピングカーに詰め込んで、日本中を旅しながら売り歩いているそうです。もうおもろそうですよね?
普通の人には出来ない行動力。
こんな人たちと1年間、洋服作りを通して遊べるのはとても魅力的だと思いました。
そう考えるとそれだけで1万円なんて安すぎませんか?
体験を発信してさらにチャンスを掴むぜ
クラウドファンディングに出資すること、そしてそこから起こること、自分が得るであろう経験、いずれもとても刺激的な体験だと予感しています。その先に何があるのかはわかりませんが、まず間違いなく僕の武器の一つになります。
そうした貴重な体験を発信することで、誰かの興味を惹けたら、そして自分自身に興味を持ってもらえたら、また新たな刺激的な体験が待っている気がするのです。
僕は8年前に大阪の古着屋さんが減っていくのをなんとか止めたい思いで大阪の古着屋情報を発信するF-STREET(現F-STREET OSAKA)と、このF-STREET CHIEF’S BLOGを始めました。
そこから僕に起きたことは8年前には想像もできなかったことです。
雑誌にインタビューが載ったり、憧れていたスナップを掲載して頂いたり、大阪古着祭なんてビッグイベントを開催出来たり。
たくさんも人の笑顔を見てきましたし、たくさんありがとうといて頂いてきました。
本当に想像を絶するとんでもない最高の体験を今もしています。
今回の初めてのクラウドファウンディング体験で、また一つ、10年後の自分への財産が作れるのではないかと期待しています。
意気込み
これからデニム短パンの制作チームに参加します。ただ、今のところ「良いものを作ってやろう!」とか「こんなのがいいな!」みたいな思いもアイデアも全くない状態です。
というのも、僕はヴィンテージ愛好家ですから、正直言うと、まだあまり自分がサラ着のデニム短パンを穿くイメージがないんですよね。
どちらかというとプロダクトが出来上がっていくのを見てみたい、とか楽しそうな企画に参加してみたいというイメージの方が強い感じです。
でも、とにかくそんな過程を1年間楽しみながら、僕も含め、参加される方の「夏にはこんなのが穿きたいなー」って思いが詰まった、愛着込みで僕自身も穿きたいと思えるような最高のデニム短パンになればうれしいなあと思っています。