羽曳野BROOM

2016年8月20日土曜日

極上の野球Tee 70's RUSSEL ATHLETIC「ハンクアーロン」リンガーTシャツ

夏場は何度も何度も登場しますが、僕の大好きな野球Tee。
最近はTシャツ買うときはほとんどがベースボールプリントの物です。

同じベースボールプリントのものでも、自分的な評価は様々で極上のモノから、とりあえず野球モノだから・・・というモノまで様々です。

そして、今日の一着はたくさん持っているベースボールプリントのTシャツの中でも極上クラスのものです。


アメリカの英雄ハンク・アーロンのものです。

主にアトランタ・ブレーブスで大活躍した本塁打王4回獲得の王スラッガーで、通算本塁打755本は868本の王貞治、762本のバリー・ボンズに次いで世界第三位です。
そして、世界第三位ではありますが、もともと、王貞治が756号を放つまでは世界記録保持者でもありました。更に世界記録を樹立した時はベーブ・ルースの記録を抜いたものでした。

また右打者であることや、アーロンの記録を破ったバリー・ボンズに薬物疑惑があったことなどから、今でもMLBの歴史上最高のスラッガーの評価を下す向きもあります。

タイ・カップやベーブ・ルース、ピート・ローズなど人格に問題があったとされるMLBの英雄と比較し、人格者としても評価が高く、王貞治がアーロンの記録を破る756号を放った際、米メディアの多くは日本の球場の狭さや投手レベルを引き合いに出したが、アーロン自身は王の記録達成に心から敬意を表し、紳士的に祝福した事が有名で、王貞治とは深い友情で結ばれています。

こちらのTシャツ、ボディーは70年代のラッセルのもの。


俗に金タグと呼ばれるタグが付いており、ボディーも申し分なし。

そして、この金タグが使われていた70年代はまさにハンク・アーロンがベーブ・ルースの記録を抜き世界記録を樹立したころとリンクします。

つまり後年に発売されたものではなく、リアルタイムで発売されたTシャツということになります。




「Hammerin'  HANK IS BACK」と最晩年、75年~76年に所属したミルウォーキー・ブルワーズのユニフォームを着ていることから、75年にキャリアをスタートしたミルウォーキー(ミルウォーキー・ブレーブス→アトランタ・ブレーブス→ミルウォーキー・ブルワーズ)に戻ってきた時に発売されたTシャツであると想像されます。

そんな歴史も感じさせられるTシャツ。

プリントに入る人物、ボディー、そしてリンガーTシャツ、とあらゆるポイントを兼ね備えた素晴らしい野球Teeです。

おわり。