羽曳野BROOM

2016年8月6日土曜日

野球Tee レジェンドプレーヤーコレクション「ルーゲーリック×タイカップ」

僕はベースボールプリントのTシャツ、通称野球Teeが大好物で、近年はそれしか買っていません。
ワールドフォトプレス発行のMONOマガジン別冊「古着屋さん16」では、そのコレクションの一部を掲載して頂きました。

古着屋さん16に載せて頂きました。

そんなわけで、今年も野球Teeは気になれば買っているわけですが、先日、古着屋JAM京都2号店にお邪魔した時も野球Teeをゲットしました。


恐らくメジャーリーガーのレジェンドプレーヤー達のTシャツがシリーズで発売されていたのだと思われるのですが、こちらはルー・ゲーリックのTシャツ。
背中側は生涯成績が掲載されています。

ルー・ゲーリックはニューヨークヤンキースの4番打者として活躍したプレーヤーで背番号4は永久欠番となっています。最近はルー・ゲーリッグと表記するようですが、幼いころからルー・ゲーリックで慣れているため、それで貫き通させて頂きます。

昔の野球は打順がそのまま背番号になっていましたので、つまり3番が永久欠番になっているベーブ・ルースは3番打者だったということです。
まあ、元は4番を打っていたのですが、ベテランになり8歳下の若手で入ってきたルー・ゲーリックに譲る形で、3番ベーブ・ルース、4番ルー・ゲーリックの打線が組まれていました。

通算.340の超高打率を残し、ロジャー・マリスに破られるまでシーズン60発の新記録を持っていたベーブ・ルースがいたため、巧打者のイメージが強い打者ですが、シーズン50発はないものの、49発を3シーズンで記録するなど、ホームラン王3回のスラッガーでもありました。

更に14年間にわたって続けた2103試合連続出場は広島カープの衣笠祥雄に破られるまでは未来永劫破られることのない不滅の記録と言われていました。

このTシャツ、そんな偉大なルー・ゲーリックものというだけでも野球Teeファンからしたら垂涎モノなのですが、更に裏がすんごいんです。



なぜか裏側、裏地?に両A面ですか?と言いたくなるほどしっかりとしたプリントが入っていて、しかもそれがタイ・カップという・・・ルー・ゲーリックに勝るし劣らない、更にレジェンド、メジャーリーガーで言えば、ベーブ・ルース、ノーラン・ライアンと並ぶ三大偉人のプリントが入っています。

タイ・カップも最近はタイ・カッブだとかタイ・コッブとか表記されていますが、幼いころから馴染みのあるタイ・カップですんません。

タイ・カップは通算打率.366で首位打者12回という偉大なプレーヤーで、現在はピート・ローズやイチローに破られていますが通算4191安打の世界記録を持っていた巧打者です。
いまでもコケシ型のバットをタイ・カップ型(この時はカッブではなくカップ型と言われる)と呼ばれていて、小柄な巧打者によく愛用されています。

ただ最高の技術と最低の人格を持った選手としても有名で、その破天荒な逸話の数々は1994年に公開されたタイ・カップという映画になったほどです。

と、まあそんな二人がなぜかA面とB面にプリントされたTシャツ。
なぜ裏にもプリントを入れているのか理由はわからないのですが縫製の都合上、リバーシブルで着るのは少し厳しいのが残念なところです。


ボディーは90'sですかねー。
サイズはXLとワンサイズ大きいですが、酷暑の今年は半パンを穿く機会が多く、ビッグサイズTシャツが気になっているので、今年に限って言えばジャストサイズです。

ルー・ゲーリックもタイ・カップも、野球の偉人伝が少年時代の遊び道具だった僕にとってはスーパーヒーロー。
それが古着屋JAMのサマーセール中ということもあり、半額で買えたのが超うれしいです。