2016年2月20日土曜日

阪神タイガース2016年の開幕オーダーを考えてみよう。

プロ野球キャンプも第4クールが終了し、実戦が増えてきています。
そこで、阪神タイガースの開幕オーダーを予想してみたいと思います。

1.高山 7
2.鳥谷 6
3.ヘイグ 5
4.ゴメス 3
5.福留 9
6.江越 8
7.岡崎 2
8.大和 4
9.藤浪 1

今年の目玉はどうやら打てる2番。
個人的にも大賛成な構想です。

1番が長打1本で1塁から返れる走力があれば2番は長打のある左打ちの選手が好ましいです。
更にその選手にも長打1本で1塁から返れる走力があれば、自然とクリーンナップの打点も増えます。

鳥谷は過去、3番を打ち、ゴメスや、あの新井さえも打点王を獲得させた出塁率と得点の非常に多い選手。

キャンプでのリレーでも江越、藤浪に匹敵する走力を見せており、適任だと思います。
江越が6番に上がれそうだと、2番鳥谷は最高の形ですね。

そして、その前を打つ1番には高山。
大卒ドラ1、ゴールデンルーキーですからアクシデントがなければ開幕スタメンは決定です。

鳥谷も伊藤隼太もそうであったように、即戦力のスター候補は開幕オーダーに名を連ねるべきです。

その為に練習試合からレフトにチャレンジさせることを掛布監督が明言しているわけです。
この裏には、ライト福留、センター江越とポジションを分ける狙いがあるわけです。

打順は1番。
荷が重い感じもしますが、それぐらいはやってもらわないとレギュラーで使う以上、困りますので。

ヘイグと福留の打順は江越が6番なら右が3人続かないように福留が5番ですね。セカンドのレギュラーを西岡が取るようだと、西岡が1番か6番に入って、6番には左打者が入ることになるパターンが出来ますので、この場合は3番福留、5番にヘイグというオーダーになるでしょう。
ヘイグも獲得した以上は開幕スタメンです。

6番は江越。
セカンドのレギュラーが西岡や上本だと7番に下がると思いますが、まあ、そろそろ下位打線から一歩出ないとダメでしょう。

7番はセカンドのレギュラーが大和だとキャッチャーが入ります。
キャッチャーは梅野か岡崎、そして、和田監督が好きだったベテラン捕手鶴岡が濃厚ですが、打撃の確実性や金本監督、矢野コーチの評価を聞いていると岡崎が一歩リードっぽいですね。
鶴岡も良いキャッチャーですが、かといってチャンピオンチームのレギュラーキャッチャーというイメージは湧きません。

岡崎は元々、良い選手でしたが2011年の6月に、西武との交流戦で、先発復帰してヘロヘロだった安藤の復帰登板に合わせて昇格し、スタメンで使われたものの、安藤が滅多打ちのKO。
どう見ても安藤の球が悪かったのですが、真弓監督は岡崎まで懲罰交代させました。
そして、そのまま2軍へ。
あれから岡崎は2軍でも窓際へ。
あれは采配が悪い。

そんなわけで岡崎のレギュラー奪取は個人的にも見てみたいです。

肩は小宮山、梅野に軍配があると思いますが、総合力では梅野に匹敵するはずです。

8番セカンドのレギュラーは大和だと思います。
これだけの打線が組めるなら打力、走力の上本より守備力の大和かなと。

上本の走る技術は素晴らしく、盗塁という観点では大和を遥かに凌ぎますが、走力だけなら大和も匹敵します。
8番を打つならゲッツー崩れで投手まで回す仕事もあるので、この点は大和でも可能。セカンドの守備は重視したいし、わざわざ上本、西岡のいるポジションに大和を戻したのもそういう事でしょう。
西岡は、キャンプのシートノックの動画を見る限りではイマイチかなぁ。
和田監督だったら迷いなくネームバリューで西岡ですけどね。

サードか外野へのコンバートもあると思いますが、個人的にはショート復帰で鳥谷のサポートが良いのかなぁと。
坂もいますが、鳥谷に万一の事があって坂をスタメンで使うと終盤のどこでも守れる守備固めがいなくなる。荒木や森越もいますが、内野全ポジに外野まで出来て代打でも使える坂はベンチに残したい。大和をショートでという選択肢もありますが、セカンドのレギュラーにする以上はどんな時もセカンドにいてほしい。
北条はまだ下でフルに試合に出したいですしね。
植田海の成長への相乗効果を期待する意味でも。

開幕投手は藤浪でしょう。
和田監督ならメッセ一択ですが、金本監督は藤浪、やるでしょう!

先発ローテは恐らく、藤浪、能見、藤川、メッセ、岩田、秋山(岩崎、岩貞)の順番で回すかと。

横山の復帰を楽しみにしたいところですが、キャンプの動画を見る限り、秋山が相当良さそう。

裏ローテの頭は恐らくメッセ。
表2〜3番手に能見と藤川で決定だと思います。

ストッパーはマテオ。

今年は藤川や高橋聡など、阪神らしからぬ上手な穴埋め補強が出来ているので…1年目からの超変革、あると思いますよ。

ヤクルトはバーネット、ロマンの離脱で下手したらBクラス落ちでしょう。
巨人がやはり最大のライバルですが、投手陣はかなりやりそうですが、打線に不安が多いですよね。
四番もまだ決まってませんし、高橋由伸という代打の切り札や、実はレギュラーで使われると嫌な井端がいなくなったのも大きい。
阿部もキャッチャー復帰するみたいで、打撃の方はそう変わらないでしょうし、村田もいきなり3割30本まで戻せるとは思えません。
長野はさすがに今年は昨年のような.251なんて打率には終わらないと思いますが、3割打てるかどうかは微妙です。
坂本はこの3年.260〜.270ぐらいの平凡な打者になりつつあります。4年前も3割打ちましたが、開幕からのスタートダッシュでかなり下駄履いた打率です。
2人とも東京ドーム本拠地で20発打てないので、.250〜.270の中距離ヒッターはちょっと辛いかなと。
重信が相当やりそうなのが不気味ですが、元々立岡とかいるしな…
やはりこの辺の主力が3割、村田と坂本は厳しいかもですが、特に長野、阿部が3割打ってこないと…といったイメージ。

広島はマエケンが…
多分、大瀬良大地がエース格に育つでしょうけど、もう一枚、今村猛あたりが覚醒しないとですね。

中日は吉見と浅尾がそれなりにやれて小笠原が使えれば今年はやれそう。
なんせ大野が今年は更に相当やりそうですし。

横浜Deはね、ラミレス監督が配球のサインまで出すとか言ってるからダメでしょう。
確かに、配球の読みはピカイチで、藤井なんかいつも読まれまくって2ストライクから痛打されてましたが、でもやっぱりベンチからではね。
前の球が内角のどのへんだったか、とか、スライダーがどのぐらい曲がったのかとか、打者の気配とか全くわかりませんし。

勝負所の一球とかなら良いでしょうけど、全ては多分無理です。
まあ、なんでもかんでも自分でやりたがる監督にあまり良いイメージはないです。

という事で、優勝もろたわ!!

おわり。