その人、ナリマツさんは、当時、熊本のセレクトショップで販売をされていた古着と野球の大好きな若者でした。
その方が後に独立されてシルクスクリーンを使った手刷りのTシャツブランド「DARGO(ダーゴ)」を立ち上げられました。
その頃からいつか何かの形で紹介したいなぁとかも思いつつ、月日は流れ、そして今年4月、熊本地震が起きました。
そんなタイミングで、熊本発というところにこだわりを持ち、そして今だからこそ古い手法で手間暇かけて作っておられるそのスタイルや、ポップアップショップやイベントなど積極的な活動をされているところなど素敵だなあと思っていて、様々なタイミングや自分の気持ちが合致し、僕にとって「今!ココ、DARGOやろ!」という気持ちになってオンラインショップをチェックしていたら、あれこれ欲しいものがいっぱい出来て、気が付けばオーダーしていました。
それがこちら。
シルクスクリーン版を使って手刷りでプリントされたロンTee。
フロントにはアメリカ映画の代名詞「E.T」に登場する自転車(BMX)。
そしてその自転車の各パーツの説明書きが書かれています。
ちなみにこの自転車もサインぺインターでもあり同ブランドのデザイナーの方がフリーハンドで書いておられるそうです。
更にこのプリントの気の利いている部分がここ。
E.Tの乗っていたカゴに「Best Frined」と書かれています。
もう少し寄ってみると・・・
プリンターでプリントしたようなプリントには出ないインク感。
これが素晴らしい。
手刷りでシルクスクリーンで染めている雰囲気が素晴らしく、経年変化も楽しみなプリントです。
さすが!
手刷りだけにプリント箇所が増えれば増えるだけ、手間やインク代が増えるものですが、細かなところにもしっかりデザインが行き届いていて、僕はこの袖のチェッカーフラッグ柄に惹かれて購入しました。
これ、重ね着した時、良い感じになるはずなんですよねぇ。
半袖スウェットとか大好きなのでヴィンテージの半スウェにチェッカー柄の袖とか、ええ予感しかしないでしょう。
そして袖に更にドジャースフォントのブランドネーム。
野球好きな匂いがプンプンしますね。
ボディーは100%コットン。
まあ古着大好きヴィンテージ大好きなナリマツさんのブランドですから逆にいえば当たり前。
平たく言えばさすが。
更に絶賛すべきはここ!!
ここ、首の襟元ですが、補強されていて、更に日本針で縫われています。
今時、なかなかここまでやってくれているTシャツはありませんよね。
こうしたタフな作りはとてもアメリカ的で、そうそうの事では首元が伸びてダルダルになったりとか、擦れて生地が弱ったりとかする心配がなく、プリントだけではない魅力を感じました。
熊本発のハンドスクリーンプリントブランド「DARGO」。
どうせTシャツ買うなら、こうした作り手の方の思いやバックボーンの見えるアイテムが素敵なのではないでしょうか。
これから是非、チェックし続けていきたいブランドです。
DARGOオンラインショップはこちら➡DARGO