先日、滋賀県の大津市にある商業施設「ブランチ大津京」というところで開催された「大津京本の市」に出店してきました。
といっても今回の主役は子供達。
以前、読書家の長女に頼まれて大きな本棚を作ったのですが、その時に、読書をしない次女が本棚を使って本屋さんごっこをし始めました。
当時の写真にもその名残りが。
最上段は僕の段、二段目は長女の段です。そして三段目を次女が本屋さん遊びに使いだし、電卓や本屋さんの袋、お金を入れる箱などを設置。
そしてその本屋さんを「ほんやか書店」と名付けて家の中で本屋さんを営業していました。
のちにこの「ほんやか書店」はカフェ機能も備え、紙のお金でコーヒーが出てくるという僕としてはとてもありがたいカフェ付き本屋さんになりました。
今回、開催された「大津京本の市」には子供出店という枠があり、古本屋さん達に混じり、子供が売る本屋さんも出店できるイベントでした。
せっかく家で本屋さんをやっているんだから、この際、一度、本当にほんやか書店を出店させてみようかなと思って、子供達に相談したら、乗り気だったので出店を申し込みました。
やっぱ遊びこそ本気でなくっちゃね。
ということで、前の週から買ってもらった本を入れる袋を買いに行ったり、「いくらがいいかなぁ?」と値段を考えたり、子供たちは買ってもらったお礼に渡すメッセージ付きの自作しおりを用意したり、楽しみながら準備しました。
着々と店員のお姉ちゃんの手によって進むほんやか書店の出店準備。
— K編集長📷古着屋情報サイトF-STREET (@kzm_fst) October 26, 2020
ん?ほんわか?
ほんやか書店の店名はオーナー妹氏による命名のため、お姉ちゃんにとっては愛着が深くないのか間違えてほんわかになってますね。笑
ちなみにオーナーさんは準備そっちのけで手打ちうどんを打っていた。
#大津京本の市 pic.twitter.com/Jawd34EFmK
出店当日は天候も良く、時間通りに出店準備をしていたのですが、準備中に既に何冊か売れるという出来事があり、子供たちはびっくり。
開始前にもう二冊売れて幸先順調な、ちょっと控えめなほんやか書店。#大津京本の市 #ほんやか書店 pic.twitter.com/3JhFzIxxon
— K編集長📷古着屋情報サイトF-STREET (@kzm_fst) November 1, 2020
そして、リアルほんやか書店、無事開店となりました!
当日は周りにあまり絵本を打っておられるブースがなかったことや、子供たちが本を大切にしてきたので、とてもきれいな状態で販売できたこともあり、一時は人だかりが出来るほど、飛ぶように売れていきました。
子供達も最初はモジモジとしていましたが、どんどんと店員さんらしくなり、お昼には食事に行かずに店番をしていたいと言い出すほど、リアル書店員を楽しんでいました。
出店量が1000円で準備に500円ぐらいかかったので、損益分岐点が1500円、ということを自然と意識したり、「〇〇円売れるとしおりに押したスタンプ代もタダということになるね」
とか、自然と商売の基本を学べたり、人に物を買っていただくありがたさを実感したりと、とても良い機会になりました。
最終的には子供たちが設定した売り上げの3倍ぐらいの売り上げになり、思わぬ、儲けて帰るぐらいの話に。
本当に素晴らしい体験になったと思います。
大津京本の市、素晴らしいマーケットイベントでした。
関係者の皆様、ありがとうございました。
今後も定期的に開催されるようですので、たくさんの絵本をお持ちの方、是非お子様と出店されてみられては?
ウチもまた出たいのですが、売れすぎて商品がなくなっちゃって(笑)
別に儲からなくても良いから仕入れて買おうかなとまで考えてみたり。
まあ、あくまで遊び。
遊びにお金がかかるのは仕方なし。
またどこかで出店しようと思います。
おわり。