今回の主役。
雛人形を想像させる見事な織物のベスト。
タイトル通り、これがLEVI'Sのものなんです。
珍品LEVI'Sは数々あって、僕も大好きなのですが、これを見ると、他の珍品と思ってたLEVI'Sが全部普通に見えます。
こんなベストをLEVI'Sが作ってたってだけでも驚きなのですが、オチとも言うべきそれをタイトルに付けても大丈夫なほどこのベストにはまだ秘密があります。
なんとショートホーン!!
どこがウエスタンやねん!って話ですが、もしかしたら当時の物好きなカウボーイがLEVI'Sにデニムベスト飽きたからこんなん作ってとお願いしたのかもしれない…とか考えると楽しいですね。
こちら、元image(東心斎橋古着屋)の松本天竜ことまっちゃんがjaBBerで0円で貰って来たものを、欲しい欲しいと言って貰いました。
あまりに気に入りすぎて、2日目の最後の方、会場でずっと着ていましたが、評判はイマイチでした 笑
古着祭の会場は毎回、オシャレな人で溢れ返るので、多少、攻めた格好をして行ってもあまり浮かないので、いつも普段着ない格好をしていきます。
今回はTHE モンゴリアンチョップスの安藤くんをして「物の価値を考えると残念なカスタム」と言わしめた、残念カスタムショップコートを着ていました。
これが、評判良くって、FUGSのワタルさんに絶賛されたり、JAMスタッフからも好評でした。
こういうのって、着て始めて「イケるんやん!」って気づくので、古着祭は本当にありがたい場です。
しかし、それでも、そんな度量の広い古着祭の会場でも笑われたベスト。
ボタンもええのん付いてるんですよ。
さすがに着ることはないと思いますが、生地、タグ、ボタンと全てのディテールが魅力的なので、リメイク用として全てを分解して保管しとこうと思います。
ただ…珍品すぎて招来価値が出るとかないよね?
と変に勘繰っています。
分解して大丈夫よね?
しますよ?
おわり。