ポケットの生地を取り、それを裾仕様にするところまで書きましたが、そのあとはそれを裾の部分にピッタリ合うように調整。
このぐらいでしょうか。
ピッタリあったところで、一旦仮止め。
ここは待ち針代わりに接着芯で張り付けました。
アイロンでくっつく生地ですね。
デニムのリペアなどでよく使います。
二か所を止めればほぼ動きません。
これを表から見るとこんな仕上がり。
あとはこの接合部分をタタキの容量で合体させるだけです。
まずはダイナックテープで接着し、強度を確保。
そして糸選び。
ここがかなり重要です。
出来るだけ自然な仕上がりを目指すか、あえてリペア感を出すか。
今回は前者に。
ミシン糸は生成りの濃い感じの色をセレクト。
出来るだけ細かく行ったり来たりして縫い付けます。
途中、元の生地から取った糸を横に入れてみるとか、何通りか試しながら、とりあえず接合完了。
ミシン糸はもうちょっと濃い方が良かったかもですね。。。
とはいえ、後ろ側の裾なので、あまり目立たないし、十分です。
元々、リペア加工の入ったパンツですしね。
リアルリペアが入って、逆にグレードアップ。
しかし、これで完成ではありません。
忘れてはいけないのが、生地取りしたポケット。
今回は生地を外したところに、Levi'sのオレンジタブの517の生地を使いました。
この辺は大阪古着祭で調達してあるので、いろんな生地を持ってます。
完成。
ということで、お気に入りのRRLのブラウンデニムパンツ。無事リペア成功しました。
早速、翌日穿きましたが、それほど目立たず、また強度もそれなりにありそうで、十分に穿いていけそうです。
これからも大切に穿いていこうと思います。
おわり。