こちらはナイロン地のレインジャケットです。
タグにはアメリカズカップとあり、ヨットのアメリカズカップ関連のものでしょうか?
ナイロン自体は防水性能はないのですが、こちらは表面にPVC加工が施されており、裏面はPU加工が施されていて、防水性能は完璧です。
PVC加工はナイロンの表面にポリ塩化ビニルを貼り付けてあるということです。
イメージとしてはナイロン生地をラミネートしているような感じです。
生地に光沢があり、ビニール感があるのはそのためです。
こんな感じ。
ポリ塩化ビニルは完全に水を弾きますので、これで防水は完璧。
通常、ナイロン生地はそのままでは縫い合わせられないので、こうした加工を施す必要がありますが、裏面にPU(ポリウレタン)を貼り合わせることでナイロン地の素材感を生かした仕上がりになるので、裏面にPU加工を施すのですが、それでは防水性能は完璧ではないため、レインウェアのこちらは表面にPVC加工が施されている感じです。
なので、防風性能や生地の強度も増しており、反面、ゴアテックスジャケットのような内部の湿気を外に排出という機能はなく、暑いと中が蒸れ蒸れになりそうです。
インナーはキルティング仕様になっており、あまり中綿は入ってませんが普通よりは暖かいと思われ、恐らくかなりの真冬でもアウターとして使えそうな気がします。
真冬に着ると考えると、この薄さは重宝すると思い、購入に至りました。
どうしても真冬はダウンやインナーでモコモコしがちですからね。
また、生地に張りがあるので、着た時のシルエットが弱いA型でパリッと決まっており、特に横から見た時のスタイルがとても良いのが気に入りました。
中綿もあんまりしっかり入ってると洗濯に気を使いますしね。
またPVC加工で表面は撥水性のある生地になっているので汚れにも強いのが魅力です。
冬場は2種類の迷彩のゴアテックスをヘビーユーズしているので、また迷彩かって感じはありますが、こちらはまた違った迷彩で良い感じです。
BAPEカモにちょっと似てますよね。
デザイン性の高いレインウェア。まだ着ていませんが冬場には、コーディネートでも機能面でも相当な力を発揮してくれる気がします。
夏が終わるのはなんとなく寂しい気もしますが、ファッション的には楽しみな季節が来ますね!
おわり。