2015年10月2日金曜日

CHOKEさんの話

CHOKEさんが閉店します。
ブログで触れられていないので、触れてはいけないかと思っていました、とご指摘があり、実は他のブログでは思いを書いたりしたのですが、確かにここでは触れていなかったなと。

実際には、河内の古着おじさんと近い内に伺うつもりだったので、その時にという思いもあったのですが、少し触れとこうと思います。

CHOKEさんはF-STREETを作った時、一番最初にブログでご紹介をしてくださったお店です。

そして、当時はまだ自信がなくやんわりとお断りしてしまったのですが、活動支援のお話も最初に声を掛けて下さいました。

とにかく、自店の事は二の次で大阪古着業界全体の事を常に優先しておられ、その姿勢にはいつも尊敬しておりました。

大阪古着祭開催時は、CHOKEさんにはどないしても参加してもらうため、阪本さんの買い付け日程を調べてから予定を組んでいましたし、いろんなアドバイスやご紹介もして頂きました。
F-STREET的には頭の上がらない足を向けて寝られない、本当にお世話になったお店です。

なのに、大阪時代はあんまり行った事がなかった…というね。

今だから話すと、F-STREET開始当初は、今は天満で串カツ屋「串寅」をされているアツシさんを怖い人だと思ってたんですね 笑

年下の怖い人。

足が遠のくのに十分な理由です。

これが自分でミゾオチにグーパン入れなあかんぐらい誤解だったんですが…

あと、南大阪に住んでた…とか、あんまり顔出してないから顔出しづらかったとか、他の理由も相まって、あんまり顔出してなくて、大阪に移ってから、またBAR CHOKEがオープンしてから、阪本さんご兄弟とガッツリお話をさせて頂くようになりました。

あまり阪本さんがええ人やとかって話は、阪本さんが望まれないはずなので避けとこうと思いますが、いろいろと書きたいことはたくさんあります。
中には阪本さんに黙っていてと言われたので、僕の心の中だけでグッと握りこんでいる、話せば河内の古着おじさんが涙で串カツ食えなくなるようなええ話もあります。

F-STREETとしてお世話になったからとかではなく、ほんま、あつしさん含め阪本ご兄弟を尊敬しております。

F-STREETをやっていると、古着屋さんの閉店は、避けては通れない悲しい出来事です。

古着屋さんが一つも閉店したりすることのないようにしたい!と始めたF-STREETも、運営が6年ともなりますと、それなりの数の閉店と向き合ってきました。

毎度寂しさ悲しさはありますが、僕のやるべきことは最終セールを告知し、最後の瞬間まで応援させて頂くこと。

正味の話で言えば、1円でも多く稼いで頂いて、ネクストステージに少しでも良い条件で立って頂くことが願いです。

それが目先の閉店されるオーナーさんのその後だけでなく、結果的に古着屋をやるということの障壁を1センチでも下げて、新たなチャレンジャーの舞台を整えたいという思いもあります。

今は悲しい寂しいではなくCHOKEさんの最終セールに、少しでもお役に立てれば…と思っています。

おわり。