2018年8月16日木曜日

先斗町デートでリーズナブルに京料理が楽しめる「京町屋すいしん」 京都夜遊び紀行①

8月11日、うまく都合が合ったので、結婚して10年目にして初めて、妻と夫婦二人で京都は先斗町で夜遊びデートをしてきました。

お盆で祝日で連休初日ということもあり、木屋町・先斗町共に人が多く、どこも予約していなかったので、店選びには苦戦すると思っていたのですが、1軒目で待ち時間25分と言われ、次を探そうとそとに出たところで急な雨に降られ、慌てて目の前のお店に入ったのがこちら「すいしん」でした。


すぐに席を用意して頂き、メニューを見たところ、京野菜を使った限定のコースがリーズナブルに3000円で提供されており、ハナッから何軒かはしご予定だった我々にはありがたい限りで、限定のコース料理を頂きました。


先付けの小鉢3点。


椀物は季節の吸い物。


これはなんだったんだろうか。練り物系なんだけど、お豆腐というか豆乳の香りがしました。

向付けのお造りが2種盛り+湯葉。


本マグロと鱧。切り方も小さいし、お刺身好きにはちょっと残念ですが、3000円のコースですからね。
ちなみに4000円のコースだともう1品付きます。

焼き物はべーべキュー形式で牛肉と京野菜を。


牛肉はもちろん、生麩が美味しかったな。

揚げ物(油物)は天ぷら。


衣が薄くサクサクでおいしかったですよ。
この衣の薄さがキモですよね。

そして楽しみにしていた季節のごはんはあさりの炊き込みご飯でした。


御櫃で出てきて、二人で食べるには充分な量でした。

デザートは白桃のアイス。


爽やかな甘みで最後に相応しい、口の中を洗い流してくれるデザートでした。


高級食材は出てこないものの、万願寺唐辛子や賀茂ナスなど京野菜を存分に楽しむことができ、特に焼き物の七輪でのバーベキュー形式の趣向や、季節のごはんとして頂いた「あさりの炊き込みご飯」がとても美味しく、デザートまでしっかり頂いてとても満足しました。

コース全体では、例えば先付は八寸ではなく小鉢3点だったり、お作りは2種+湯葉だったりと、こうしたところでリーズナブルな価格を実現されているようですが、量的には全く物足りない感じもなく、また店員さんたちの動きが丁寧でいて機敏で、こちらが食べ終わると、良い間で次のお料理を運んで頂き、有意義な時間を過ごさせて頂きました。

これに飲み物を合わせて二人で8600円ほどと、先斗町でもこんなにリーズナブルに楽しめるんですね。

あと鳳凰美田(ほうおうびでん)のゆず酒、相当美味しかったらしいですよ。

店内の雰囲気も良く、席の配置も余裕があって、店内の照明も落ち着いていてデートで使うにも持ってこいですね。
恐らくウチは次回からも1軒目としてリピート濃厚です。

京町屋すいしんは先斗町へ三条側から下った歌舞練場を過ぎてすぐぐらいのところにあります。

食べログ➡京町家すいしん

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